奈良県立民俗博物館の入館料は大人200円です。
が、65歳以上の人は無料とのこと。
「私は無料かぁ…」
ちょっと寂しい想いで、無料入館をしました。
2月24日25日の梅まつりでは、古民家のスタンプラリーを実施しているとのことで、スタンプ用紙をいただきました。
スタンプを集めてくると、小さなプレゼントがいただけるとか。
展示物を見た後、園内を歩いてスタンプラリーを楽しもうと思いました。
民俗博物館ではいろんな知識を得ました。
懐かしい気分にもなりました。
農村の四季
農具
クライヌケ 

クライヌケ:米がこぼれないように入れるため俵の口にあてる俵じょうご
筵機(むしろはた) こも編み

昔の暮らし
小学校の音楽の教科書 

表紙の絵の雰囲気は全く異なりますが、私の音楽の教科書もこんなサイズだったような気がします。
かまど 

羽釜(はがま) かんす 十能(じゅうのう)
羽釜は処分しました。
十能はまだ納屋に残っています。
火鉢 五徳 

このような火鉢がうちの納屋にはまだ残っています。
豆炭あんか 

夕方、母が練炭で豆炭に火を点けて、あんかを布でくるんで布団の中へ入れたという記憶はしっかり残っています。懐かしい道具です。
納屋では見ないので、電気あんかになった頃にこれは処分されたのでしょう。
冷蔵庫 

子どもの頃、母について近所の鶏やさんによく行ったのですが、左のような冷蔵庫から鶏が取り出されたような気がします。
うちは右の小さな冷蔵庫からスタートしたように思います。
洗濯機 

子どもの頃、脱水のハンドルと回した記憶があります。
地域のものづくり
林業用具
木馬キンマ出し 

奈良茶碗 

「奈良茶碗」は初めて知りました。
奈良では茶粥を食べるため、大きな茶碗なのでしょうか。
「チャンブクロ」のことを「チャブクロ」と呼んでいましたが、母は番茶を沸かすときに使っていました。
川と人のかかわり
奈良には、4つの水系:大和川、淀川、紀ノ川(吉野川)、新宮川があるようです。

明治22年の豪雨被害で多くの集落が水没する被害があったので、十津川村の600戸2489人は北海道へ移住し、新十津川町を作ったのですね。