孤帆の遠影碧空に尽き

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。

ハイチ  ギャングが跋扈する破綻国家ハイチ 国連は多国籍部隊を派遣し治安回復を目指す

2024-10-07 23:27:56 | ラテンアメリカ

(ギャングのリーダー、「バーベキュー」ことジミー・シュリジエ氏がメンバーを引き連れポルトープランスの路上をパトロールする=2月22日撮影 【3月20日 CNN】)

【ギャング暴動 評議会 アンリ首相辞任】
カリブ海の破綻国家ハイチの状況、これまでの経緯などについては、3月4日ブログ“ハイチ  破綻国家ハイチが破綻した背景・理由を歴史的にひも解く”で取り上げました。

当時、ハイチでは治安が悪化し、暴動を起こした武装ギャング集団がアンリ首相の退陣を求めていました。

ギャングが首相退陣を求める・・・・奇妙な話ですが、ハイチのギャングは単なる麻薬等にからむストリートギャングではなく、その発生から政府権力と密接に絡んでいます。

そしてギャングの中心人物は、“モイーズ大統領亡き後は、自らを、ハイチの政治のエリートと戦い国家による不平等な現状を変える革命家と称してポルトープランスや周辺都市を占領し、ハイチの都市の多くを支配している。”とのこと。

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正統性をもつ政府が不在の中、現在のハイチはギャングや自警団が実質的な権力を握っており、冒頭で述べたような有様となっている。ギャング達は首都ポルトープランスの大部分や周辺都市を占領し、各地で銃撃戦や暴力行為、誘拐を繰り返し、人々の社会生活を恐怖で支配している。実際、首都では約2万人もの人々が住む場所を追われ避難生活を余儀なくされている。

また、裁判所を占領したギャングもある。彼らは二度にわたって裁判所の建物を破壊し、国の司法制度を崩壊に追い込んで自分たちの悪事を裁かせないようにもしている。

そんな暴虐を尽くすギャング達の起源は、1959年にフランソワ・デュバリエ大統領が創設した軍事組織、国家治安義勇隊(VNS)であった。彼らはデュバリエ親子の政権時代に秘密警察として結成され、その間は街で横暴を働いていたが、1986年のデュバリエ政権の失脚と共に解散する。

その後1995年にアリスティド大統領がハイチの軍隊を解散させた際にギャングとして再結集し、それ以降も選挙や政治の利権獲得などを目的とする政治家たちと繋がりを持ち、勢力を強めていった。

こうしたギャング達の中で最も注目されている人物が、G9のリーダーであるジミー・「バーベキュー」・シェリジエ氏だ。彼は元警察官であり、2018年に71人を虐殺するラサリーヌ虐殺という大事件に関与したとして一気にその名が世界中に知られることとなった。

その後、2021年に彼が結成したのがG9だ。G9とは、首都ポルトープランスの9つのギャングをシェリジエ氏が統合した組織である。

また、モイーズ大統領の政権の時には、政府から資金や武器、車両などの援助を受けていたことが明らかになるなど、政府と密接につながっていた。そしてモイーズ大統領亡き後は、自らを、ハイチの政治のエリートと戦い国家による不平等な現状を変える革命家と称してポルトープランスや周辺都市を占領し、ハイチの都市の多くを支配している。(中略)

ただ、このような武装勢力がハイチに及ぼす影響は、ネガティブなものだけではない。例えば、ギャングと呼ばれているグループの中には、悪事を行うのではなく政府による統治がない中で自警団の役割を担って自分たちのコミュニティを守る者がいる。【2023年1月19日 セキグチユウダイ氏 GLOBAL NEWS VIEW】
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多くの権力エリートはギャングとの関係があり、ギャングを私的用心棒に雇っています。

統治能力を失い、海外から帰国できずにいるアンリ首相にアメリカも圧力をかけていました。

アンリ首相は、2021年にモイーズ大統領が武装集団に暗殺されて以降、大統領に代わりに元首を務めてきました。

****米、ハイチ首相に政治的移行を要請 武装集団は「内戦」警告****
カリブ海の島国ハイチで治安が悪化し、暴動を起こした武装ギャング集団がアンリ首相の退陣を求めている問題で、米政府は6日、アンリ氏に政治的な移行を迅速に進めるよう求めていると発表した。

国務省のミラー報道官は記者団に「アンリ氏に退陣を求めたり、退陣に向けて圧力をかけたりしているわけではなく、政治的な移行を迅速に進めるように促している」と説明。

米国が求めているのは強力で包括的な統治機構であり、こうした体制はハイチが緊急性を持って多国籍治安部隊に備え、自由な選挙に道を開く上で支えになると述べた。

ハイチは刑務所から数千人が脱獄するなどして治安が急速に悪化。外遊していたアンリ氏は5日以降、米自治領プエルトリコに滞在しており、帰国を控えているか帰国できずにいるとみられる。

武装ギャング集団のトップは多国籍治安部隊に対して団結して戦うと示唆。アンリ氏が退陣せず、国際社会がアンリ氏を支持し続ければ、ハイチは内戦状態に陥り、最終的に大量虐殺が起きると警告した。【3月7日 ロイター】
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こうした国際的圧力もあって、アンリ首相は3月11日、辞表を提出。

****ハイチ首相が辞任の意向を表明 ギャング武装集団が政府施設襲い非常事態宣言の中****
武装集団が政府施設などを襲い非常事態宣言が出されているカリブ海の島国、ハイチのアンリ首相が辞任する意向を明らかにしました。

ハイチでは先月末以降武装したギャング集団がアンリ首相の退陣を求めて刑務所などを襲い多数の死者が出るなど治安が急速に悪化、非常事態宣言が出されています。

アンリ首相は外遊先のケニアから帰国できずアメリカ自治領プエルトリコに滞在しているということですが11日、声明を発表し暫定の大統領評議会が設立されることを条件に辞任する意向を明らかにしました。

アメリカなどが事態を収拾するため政治的な解決を求めたことに応えたものとみられます。ただし暫定の政治態勢が樹立されるまでは首相の職にとどまる考えを示しているということです。

一方、ギャング集団は首相が辞任しない場合さらなる暴力に訴えるとしていて予断を許さない状況です。

この日、周辺諸国の地域共同体「カリブ共同体」はジャマイカで緊急会合を開いて対応を協議。アメリカのブリンケン国務長官はハイチの治安回復に向け派遣される国連主導の多国籍部隊に追加支援として1億ドル、日本円でおよそ147億円を拠出すると表明したほか3300万ドルの人道支援も発表しています。【3月12日 TBS NEWS DIG】
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【治安悪化は続く】
治安状況は急速に悪化していました。

****ハイチで急速に治安悪化 ギャングの襲撃などにより3か月間で1500人以上が犠牲に****
中米ハイチでは治安が急速に悪化していて、ギャングの襲撃などにより、今年に入ってから1500人以上が犠牲になっています。

国連人権高等弁務官事務所は28日、中米カリブ海の島国・ハイチにおける、ここ3か月間での死者が1500人以上に上ると発表しました。

ハイチでは、先月末以降、ギャング集団が刑務所を襲い4000人以上の受刑者が脱走するなど治安が急速に悪化し、暴力行為が頻発しています。

警察署や商店が襲われたり、性暴力被害や身代金狙いの誘拐が多発したりしていると報告されていて、国連は「壊滅的な状況に対処するため、即時かつ大胆な行動をとるよう」国際社会に求めています。

11日には、ギャング集団から退陣を求められていたアンリ首相が辞任の意向を表明するなど混乱が深まっていて、ハイチ政府は国連に治安部隊の派遣を要請していますが、事態収拾の見通しは立っていません。

ハイチ政府は、国民の半数にあたるおよそ500万人が食糧不足に不安を抱えており、うち160万人は急性栄養不良の可能性が高まっていると危機を訴えています。【3月29日 TBS NEWS DIG】
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4月2日、国連のターク人権高等弁務官は、人権理事会に向けたビデオメッセージでハイチ情勢に言及し、政府機能の欠如により「殺人と誘拐が急増して人権侵害が前例のない規模で起きている」と述べています。

その後、4月12日に政権移行に向けた評議会が設立されました。評議会はすぐに設置されるとの見通しもありましたが、ギャングによる候補者への脅迫、政党間の意見不一致などで人選が進まず設立がおくれました。

****ハイチ、暫定統治組織が始動=26年2月までに政権発足****
ギャングによる支配で政情不安が広がるカリブ海の島国ハイチで25日、新政権発足まで国を統治する「暫定大統領会議」のメンバー7人とオブザーバー2人が就任を宣誓した。早期に治安を安定化させ、2026年2月までに大統領選挙を経て政権発足を目指す。

これに先立ち、国の混乱収拾に向けて3月に辞意を表明していたアンリ首相が、滞在先の米国から辞表を提出。24日に、ボワベール経済・財務相が暫定首相に任命された。メディア報道によると、ボワベール氏は25日の式典で「国が直面する大きな危機の解決に向け視界が開かれた」と語った。

ハイチでは今年に入りギャングの暴力が激化。国連機関によれば、1〜3月に1500人以上が殺害された。【4月26日 時事】
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26年2月までに大統領選挙・・・随分時間を要するようです。
治安は劣悪な状態が続いています。

****ハイチで治安が急速に悪化、1月〜3月の死傷者は少なくとも2500人超える*****
中米カリブ海の島国ハイチでは、武装集団の抗争などにより治安が急速に悪化しています。今年1月から3月までの死傷者は少なくとも2500人を超え、被害が拡大しています。

ハイチでは2021年に大統領が武装集団に暗殺されて以降、政情不安が続いていましたが、今年に入って武装集団による攻撃や抗争がさらに激化し、治安が急速に悪化しています。

国連ハイチ統合事務所が19日に発表した報告書によりますと、今年1月から3月までの間に、少なくとも2505人が死亡またはケガをしていて、死傷者数は直前の3か月と比べて53%以上、増加したということです。

また、同じく1月から3月までの間に、少なくとも438人が身代金目的で誘拐されています。
対立する集団のいるエリアなどで武装集団が女性や少女に性的暴行を加える事案も報告されていて、複数の被害者が暴行後に殺害されています。

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武装集団は公共機関やインフラに対し、大規模で組織的な攻撃を行っていて、2月末の時点で少なくとも22の警察施設が略奪や放火の被害に遭っています。

また、首都ポルトープランスを発着する国内線・国際線は、空港周辺での銃撃が相次ぎ、3月初旬からすべて運航を停止しています。こうした状況に加え、武装集団が首都へ続く幹線道路を占拠しているため、医療品や食料などが輸送できない状況に陥っています。

国連人口基金はハイチで2月以降、およそ1万5000人が避難生活を余儀なくされ、さらに国内各地ですでに36万2000人が避難民となっていると指摘しています。(後略)【4月21日 日テレNEWS】
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【国連 ケニアなどの多国籍部隊】
こうした治安状況を改善すべく、6月には多国籍部隊が派遣されました。

****ハイチへの多国籍部隊、ケニアが400人派遣へ ギャングの暴力激化****
ギャングの暴力に苦しむカリブ海の島国ハイチを巡り、米国務省は24日、治安回復に向けてケニアが主導する多国籍部隊の第1陣が週内に現地に派遣されると明らかにした。AP通信によると、まずケニアの警官400人が参加する。

国連安全保障理事会は昨年10月、ハイチへ多国籍部隊を派遣する権限を加盟国に与える決議を採択した。だが、ケニアの裁判所が両国間で合意に達していないことを理由に派遣を遅らせる決定を下すなどしたため、手続きが遅れていた。

ケニアは警官1000人を派遣する予定で、残り600人も今後送られる。多国籍部隊にはカリブ海の島国ジャマイカやバハマなども参加し、派遣人数は2500人規模になる。(後略)【6月25日 毎日】
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バイデン大統領はアメリカがこの多国籍部隊に3億ドル、日本円でおよそ479億円の資金を供与することを明らかにしたうえで、各国にも支援を呼び掛けていく考えを示しました。

ただ、過去にもハイチに国連PKOが派遣されたことがありますが、PKOの隊員たちによる多数の性暴力が発覚したり、2010年には隊員たちによってコレラが持ち込まれたりしたことが明らかになり、1万人以上もの人々を死に至らしめた・・・といったことも。

そういう過去もあってPKOではなく多国籍部隊でしょうか。多国籍部隊だから何が変わるのかは知りませんが。

7月29日には、6月に就任したばかりのハイチのガリー・コニーユ暫定首相が、訪問先の病院近くで銃撃される事件も。幸い同氏は無事でした。

国連安保理は多国籍部隊の任期を1年延長してハイチの治安回復にのぞむ構えです。

****安保理、ハイチ治安回復へ多国籍部隊の任期を1年延長 2500人まで増員の見通し****
国連安全保障理事会は9月30日、政情不安でギャング犯罪が横行するカリブ海の島国ハイチの安定化に向け、加盟国が派遣する多国籍部隊の任期を10月2日から1年間延長する決議を全15理事国の賛成で採択した。

ギャングが首都ポルトープランスの大半を支配する中、多国籍部隊(410人)は警官400人を派遣するケニアが主導している。部隊の総数は今後、約2500人まで増員される見通しだ。

決議に先立ち、ハイチ暫定大統領評議会のエドガールブラン議長は9月26日の総会一般討論演説で、部隊の資金強化を訴えて「平和維持活動(PKO)への転換」を求めていたが、安保理の事前協議で見送られた。

2004〜17年のPKO派遣中、要員が性的暴行をしたり、部隊が汚水を川へ流しコレラが蔓延(まんえん)したりした経過がある。

トーマスグリーンフィールド米国連大使は30日の決議採択後、任期延長を「多国籍部隊のイメージを立て直す機会にしなければならない」と述べた。米政府は25日、ハイチ国家警察向けに1億6千万ドル(約230億円)の支援を発表した。

ハイチでは21年にモイーズ大統領(当時)が武装集団に暗殺された後、大地震が発生し、治安が急速に悪化した。今年2月、ギャングはアンリ首相のケニア訪問の隙を突き、警察署や空港、刑務所などを襲撃、受刑者約4千人が脱走する騒ぎとなった。【10月1日 産経】
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現状では、あまり改善はしていないようにも。混乱は地方にも拡大。

****ハイチで市民70人死亡 ギャングが銃撃、放火も 無法状態続く****
カリブ海の島国ハイチ中部アルティボニット県で3日未明、ギャングによる襲撃があり、少なくとも70人が死亡した。犠牲者のうち約10人が女性で、3人の幼児も含まれる。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、ギャングの構成員らは自動小銃で住民を襲い、住宅45戸と車34台に放火したという。

ハイチでは2021年7月にモイーズ大統領が武装集団に暗殺されて以降、主に首都ポルトープランスで武装したギャングによる暴力が横行し、無法状態が続いている。国連は首都に多国籍部隊を派遣しているが、混乱が地方都市にも広がれば、さらなる対応を迫られる可能性がある。

現場はポルトープランスから北西約70キロのアルティボニット県ポンソンデ。国連のドゥジャリク事務総長報道官は4日の記者会見で、多数のけが人も出ており、少なくとも3000人が避難したと述べた。

国連の安全保障理事会は昨年10月、加盟国に多国籍部隊を派遣する権限を与える決議を採択。米ニューヨーク・タイムズ紙によると、今年6月にケニアやジャマイカなどから警察官ら計410人が派遣された。だが、アルティボニット県には拠点がないという。【10月5日 毎日】
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【隣国ドミニカ ハイチからの不法移民、強制送還強化】
こういう状況ですから、当然に多くの難民がはっせいしています。アメリカ大統領選挙でもトランプ前大統領が根拠もなく「ハイチ移民が(白人住民の)隣人の飼っているペットの犬や猫を殺して食べている」と主張して選挙戦への影響が注目されています。

ハイチはイスパニョーラ島の西側3分の1、残りの東側はドミニカ。ということでドミニカへの難民が多数発生していますが、ドミニカはハイチからの不法移民の強制送還を強化するとのことです。

****ドミニカ共和国、不法滞在のハイチ人毎週1万人を強制送還****
カリブ海に浮かぶイスパニョーラ島の東3分の2を占めるドミニカ共和国は2日、同島の西3分の1を占める隣国ハイチからの移民取り締まりの一環として、毎週1万人の不法滞在のハイチ人を強制送還する計画を明らかにした。

オメロ・フィゲロア大統領報道官は、「この作戦の狙いは、ドミニカ社会で確認された過剰な移民人口を削減することにある」と説明。強制送還は「直ちに」開始され、「人権を尊重する厳格な手続き」に従って実施されると述べた。

ドミニカ政府は、国土の大部分をギャングに占拠されているハイチの安定を回復させる国際社会の試みが「遅れている」ためにこの決定を下したと述べた。

ルイス・アビナデル大統領は「わが国は国連で警告した。国連および(ハイチ支援を)約束したすべての国が、ハイチで責任ある行動を取るか、さもなければ、わが国が行動する」と述べた。

アビナデル氏は2020年の就任以来、貧困と暴力がまん延するハイチ出身の移民に対して強硬姿勢を取っている。国境には164キロのコンクリート壁を建設。今年5月に再選された際には壁を延長すると約束した。

アビナデル政権は、強制送還にも力を入れており、2023年だけでもハイチ出身の不法滞在者25万人を追放した。 【10月4日 AFP】
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なお、フランス語と西アフリカ系言語が混成した独特のクレオール語を話すハイチ人はスペイン語南米、ポルトガル語ブラジルでは現地に馴染めず差別を受けたりもするようで、結果アメリカを目指す難民が多いようです。ドミニカはスペイン語。

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