テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

科学忍者隊の……誰でしたっけ?

2008-01-13 22:25:27 | その他
 プリンターのインクが無くなっちゃった!
 という訳で、ヨドバシカメラへ行きました。
 すると、携帯電話&グッズのコーナーには、
 こんなキューピーちゃんがいたのです。

「あッ! 
 これはァ、あにめのォ、ひーろーでスね、ネーさ!」

 はい、アニメにはあまり詳しくないネーさも、 
 これくらいは解りますよ、テディちゃ。
 えーと、これは『科学忍者隊ガッチャマン』の、えーと、
 白鳥の……白鳥の……
 ううッ、わからないッ、何だったかしら?
 白鳥のナントカ、なのよ!

「ネーさ、あにめェしらないのでスね~」

 で、でもね、
 白鳥のナントカは分からないけど、
 その横のキャラさんは分かりますよ!
 コンドルのジョー!
 ……だったと思うんだけど……違うかな?

 えーと、他に、ツバクロのナントカと、
 ナントカのナントカも、お店にはありました。
 
「ネーさ、なんとかのなんとかァ、ッてなんでスかァ?」

 そ、それからね、
 ゴレンジャーになってるキューピーちゃんもいましたよ!
 ……ゴレンジャー、だと思うんですけど、あれは、たぶん……。

「ネーさ、べんきょぶそくゥでスッ!」
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《知力》で読み解く良選ミステリ。

2008-01-13 13:37:10 | ブックス
 ご安心下さい、本日ご紹介するこちらの御本、
 絶版ではありません!

「つづいちゃッたでスからねッ、ネーさ」

 そうなんです、テディちゃ。
 前々回前回と取り上げたのは、今のところ本屋さんでは
 入手不可能な御本でした。
 ですが! こちらは大丈夫! 本屋さんで売ってます!



            ―― 名探偵の奇跡 ――


 
 編集は日本推理作家協会の方々(編纂委員は末国善己さん)、
 ’07年9月に発行されたものです。

 先日ご紹介した『不思議の足跡』の、いわば姉妹編に当たりますね。
 とはいえ、『不思議……』は題名の通り
 不思議の存在を許容する空気が横溢していたのに対し、
 こちら『名探偵の奇跡』は理詰めです。
 徹底的に理詰めで攻めてゆく姿勢です。

「がちがちィ、なのでスかァ」

 堅苦しい、というのではないんですよ。
 冒頭の赤川次郎さんの作品、
 『地獄へご案内』では超常シーンもちらりと出たりして、
 でも、謎を解決へ導くのはやはり、理=ロジック。
 
 ミステリファンさんなら、
 執筆した作家さんたちの一覧に、
 ああ、なるほど、と思われるでしょうか。

 五十音順に、
 芦辺拓さん、有栖川有栖さん、泡坂妻夫さん、大沢在昌さん、
 北森鴻さん、坂本司さん、柄刀一さん、西澤保彦さん、
 法月綸太郎さん、柳広司さん、横山秀夫さん。

「ほんかくは!なのでスね?」

 ですね。
 《謎》の構築、用意周到な《回答》のどちらにも隙がありません。

 坂本司さんの作品『先生と僕』がやや異色な感触で、
 目を惹かれました。
 一見変則的でトリッキー、
 でもホントは正統派だった――のは大沢在昌さん。
 法月綸太郎さんはやっぱりクイーン風?
 
「ふむむッ。
 じゃ、このごほんもォ、つうきんでんしゃのォ、なかでェ」

 いえ、どうでしょ、それは。
 これは、通勤時間内に慌ただしく読むよりは、
 お家でじっくり読みすすめてゆく方がよいかもしれません。
 
「ふむふむッ!
 それならァ、かふェーにゆきましょうッ♪」

 それもいいですね。
 美味しいケーキと飲み物と、
 ハズレのないミステリアンソロジー。
 静かで居心地の良い席を選んだら、はい、
 ごゆっくりとお楽しみ下さい!
 
「ぼなぺてィ♪なのでスよ」 
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