テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

近づくチョコ祭♪

2008-01-15 23:04:23 | 美味
 はい、こちらは、
 輸入食材屋さん『カルディコーヒーファーム』さんの店頭風景です。
 ふっふっふっ。

「ぶきみなわらいッ!
 ネーさ、どしたのでスかッ」

 不気味なんて失礼ですね、テディちゃは。
 だって、画像を見て下さい、
 どーんと、チョコ、チョコ、チョコ、ですよ♪
 バレンタインデイまであと一ヶ月。
 チョコレートが表舞台に躍り出る季節です。

「はァ、たくさんあるでスねェ~」

 2月間近になれば、もっと増えますよ。
 ふっふっ、
 今年はどんな新メーカー新味チョコに会えるのか、
 楽しみです!

 ネーさが注目しているのは、
 国内メーカーさんでは
 神戸の岡本に本店があるチョコレートハウス
 『モンロワール』。
 関西ではとても有名なお店なんです。
 去年、ついに東京へも進出しました!

「とうきょッ?」

 青山に、路面店ができたんです。
 (お店の場所を知りたい御方は検索してみてください)
 ’08バレンタイン用カタログも完成してます!
 新作、バレンタイン期限定のチョコが紹介されていて、
 あ~、全部ほしい~……。

「ひゃッ!
 ネーさの、びょうきィ、はじまッたでス!」

 今後もチョコレポート、続けます♪
 これは!という御品を発見したら、
 ガンガンお奨めしちゃいましょ♪

「テディちゃはァ、えーとォ、
 みぎからァ、ひだりへェ、うけながそうかなァ……」
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うまれかわる人の、歩み。

2008-01-15 14:10:01 | ブックス
 それは昨夜(1/14)のこと――
 『ロバート』の山本博さんがプロボクサーテストに挑む、
 という企画がTVで放送されました(東京地方ではTV朝日でした)。

「すごかッたでスね、ネーさ!」

 テディちゃも私も、食い入るように見てしまいました。
 これが、プロボクサーのライセンスを得るための、試練……。
 テストの合格率は4割に満ちません。
 厳しい、難関です。

 合格を目指し、毎日練習に練習を重ねる山本さんを捉えた画像に、
 流れていたのはミスターチルドレンの曲。
 はい! 本日は、ミスチルの歌に、
 そしてボクシングにも関わりのある
 この一冊を御紹介いたしましょう!



        ―― FLY、DADDY、FRY ――
           (フライ、ダディ、フライ)


 著者は金城一紀さん、単行本は’03年1月に発行されました。
 映画化も、されましたね。

「これェ、ぼくしんぐのォ、おはなしでスかッ?」

 いいえ、そうとは言えません。
 この御本の中でボクシングをしているのは、主人公の敵。
 主人公さんは、ボクシングどころか、
 運動もろくにしていないオジサンなんです。

 ですが、ある事件をきっかけに、
 オジサンの生活は変わりました。
 何のために?
 
 インターハイチャンピオンのボクサーと、決闘するために!

「ええッ、それはッ」

 無茶かもしれない、無理かもしれない、
 オジサンは解っています。
 それでも、
 迷いつつ、苦しみつつ、筋肉痛に悲鳴をあげつつも、
 何かがオジサンを――
 鈴木一(はじめ)さんの背を押します。
 
 つらいトレーニングのコーチと参謀役を務めるのは、
 偶然知り合った高校生の男の子たちでした。
 何の見返りもなにのに、
 彼らは鈴木さんの決闘を応援します。
 ご本人たち、面白いから、楽しいから、などと言っていますが、
 彼らもやはり、何かに背を押されているかのようです。

 この御本の冒頭に、ふたつの言葉が掲げられています。
 ひとつはアルキメデスの、
 そしてもうひとつは、桜井和寿さんの詞の一節。

「みすちるの、さくらいさん、でスか?」

 そうなんです。
 その詞に、鈴木さんと、鈴木さんを応援する男の子たちの、
 姿がだぶって見えてきます。
  
        ――光の射す方へ――
                     (引用お許し下さい)
 
 TVで、BGMとして使われていたのは
 ミスターチルドレンの『蘇生』でした。
 そこでは、このフレーズが繰り返されます。(またも引用お許しを)

     ――何度でも 僕は生まれ変わって行ける――

 生まれ変わるために、
 なにかに生まれ直すために、
 鈴木さんは決闘の場へ臨みます。

 その手がつかみ取るものは、
 相手の血なのか、
 ……それとも?
 読んでいない方は、ぜひ!
 
 山本さんも、
 何度でも何度でも、プロテストに挑戦してほしい、
 私たち外野がそう望むのは失礼なことかもしれません。
 でも、出来れば止めないでほしい、
 ボクシングを続けてほしい、
 そう願っています。

「がんばるすがた、すばらしかッた、のでスよ!」
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