こんにちは、ネーさです。
先ほど(7月15日21時過ぎ)関東地方で地震がありましたが、
皆さま、御無事でしょうか?
ここ多摩地域はけっこう揺れました……怖かったです!
「こんにちわッ、テディちゃでス! こわいィ~!」
「ぐるる!がるがるぐるるるが~る!」(←訳:虎です!ナマズ神さま鎮まり給え~!)
猛暑に地震……心の休まる暇がありませんね。
でも、たとえ5分でも、1分でも、ちょこっと休憩時間をひねりだしたら、
さあ、読書タ~イム!
揺れの恐怖を忘れるためにも、本日もスッ飛びましょう、書物の世界へ!

―― ふしぎ盆栽ホンノンボ ――
著者は宮田珠己(みやた・たまき)さん、2011年2月に発行されました。
2007年刊の単行本に加筆訂正を加えたものが、↑画像の文庫版です。
「ほんのんぼゥッ?? なにでスかッ、それはァ??」
「ぐるるるがるがるがる?」(←訳:ほのぼの、の書き間違い?)
いーえ、
ホンノンボ、なのですよ、ほのぼの、じゃなくて。
で、ホンノンボが何なのか、と申しますと……
著者の宮田さんも当初は大いに戸惑われたようですわ。
それはベトナムの、ハノイのホテルでのこと――
夏休みを利用しての、初めてのベトナム旅行で、
宮田さん、何の予定もない自由な時間の合間に
ふらふらとテラスへ歩み出たのでした。
ふうん?
退屈していた宮田さんの眼に、
或る“もの”が留まります。
テラスの一部が、タイル貼りの流しのようになっていて、
その流しいっぱいに
大きな岩が置いてある……
「いわッ?」
「がるる??」(←訳:岩ねえ?)
そう、岩。
しかし、ヘンな岩、なのです。
岩のあちこちに、ミニチュアがのっている……?
陶器製の家、五重塔のようなミニチュアが、あっちに、こっちに……?
これ、何だろう?
箱庭のつもり、なのかなあ?
単なる岩とも、
想像力を働かせれば山とも島とも見ることが出来る、
これはいったい何なのか――
その場では面白いと思ったものの、
日本に帰国して後はヘンな岩のことなど忘れていた宮田さん、
やがて一冊の書物に出逢い、
ヘンな岩の正体を知ります。
フランス人のロルフ・スタンさん著『盆栽の宇宙誌』によれば、
あの不思議な岩は、
道教的宇宙観に基づいて作られたもので、
ホンノンボ、もしくは、ヌイノンボ、と呼ばれる――
「うゥ~ちゅゥ~うゥ~??」
「ぐるがるぐる~?」(←訳:盆栽なのお~?)
いやいやいや、これだけでは、何が何だか。
宮田さん、東南アジア旅行の日程に『ホンノンボ探索』を組み入れ、
再びハノイを訪問します。
よーし、見に行こう、ホンノンボ!
どこにあるのか、分からないけど。
「わほほッ、らくてんてきィ~♪」
「ぐるるるがるがるがる!」(←訳:やっぱり、ほのぼの、かも!)
『ジェットコースターにもほどがある』では、
恐怖と絶叫のジェットコースター乗りまくり体験記で
読み手を感動と笑いの渦に逆さ落とししてくれた宮田さん、
この御本では、
ほのぼの、のんびり、
それでいて哲学&東洋思想の奥深さを感じさせる小さな岩の宇宙へと
踏み込んでゆきます。
ホンノンボ――
その作り手は?
ルールや、伝統は?
多数の写真が掲載され、
とりわけ、ミニチュアの人形や動物の口絵は
可愛らしさにうっとりしてしまいます♪
フィギュア収集家さん、
ミニチュア製作を趣味にしている方々、
マン盆栽マニアさんたちに
おすすめの一冊、ですよ!
「すてきなァ、ほんのんぼゥ!」
「がるがるぐるるがるる!」(←訳:ぜひぜひ御覧下さいな!)
先ほど(7月15日21時過ぎ)関東地方で地震がありましたが、
皆さま、御無事でしょうか?
ここ多摩地域はけっこう揺れました……怖かったです!
「こんにちわッ、テディちゃでス! こわいィ~!」
「ぐるる!がるがるぐるるるが~る!」(←訳:虎です!ナマズ神さま鎮まり給え~!)
猛暑に地震……心の休まる暇がありませんね。
でも、たとえ5分でも、1分でも、ちょこっと休憩時間をひねりだしたら、
さあ、読書タ~イム!
揺れの恐怖を忘れるためにも、本日もスッ飛びましょう、書物の世界へ!

―― ふしぎ盆栽ホンノンボ ――
著者は宮田珠己(みやた・たまき)さん、2011年2月に発行されました。
2007年刊の単行本に加筆訂正を加えたものが、↑画像の文庫版です。
「ほんのんぼゥッ?? なにでスかッ、それはァ??」
「ぐるるるがるがるがる?」(←訳:ほのぼの、の書き間違い?)
いーえ、
ホンノンボ、なのですよ、ほのぼの、じゃなくて。
で、ホンノンボが何なのか、と申しますと……
著者の宮田さんも当初は大いに戸惑われたようですわ。
それはベトナムの、ハノイのホテルでのこと――
夏休みを利用しての、初めてのベトナム旅行で、
宮田さん、何の予定もない自由な時間の合間に
ふらふらとテラスへ歩み出たのでした。
ふうん?
退屈していた宮田さんの眼に、
或る“もの”が留まります。
テラスの一部が、タイル貼りの流しのようになっていて、
その流しいっぱいに
大きな岩が置いてある……
「いわッ?」
「がるる??」(←訳:岩ねえ?)
そう、岩。
しかし、ヘンな岩、なのです。
岩のあちこちに、ミニチュアがのっている……?
陶器製の家、五重塔のようなミニチュアが、あっちに、こっちに……?
これ、何だろう?
箱庭のつもり、なのかなあ?
単なる岩とも、
想像力を働かせれば山とも島とも見ることが出来る、
これはいったい何なのか――
その場では面白いと思ったものの、
日本に帰国して後はヘンな岩のことなど忘れていた宮田さん、
やがて一冊の書物に出逢い、
ヘンな岩の正体を知ります。
フランス人のロルフ・スタンさん著『盆栽の宇宙誌』によれば、
あの不思議な岩は、
道教的宇宙観に基づいて作られたもので、
ホンノンボ、もしくは、ヌイノンボ、と呼ばれる――
「うゥ~ちゅゥ~うゥ~??」
「ぐるがるぐる~?」(←訳:盆栽なのお~?)
いやいやいや、これだけでは、何が何だか。
宮田さん、東南アジア旅行の日程に『ホンノンボ探索』を組み入れ、
再びハノイを訪問します。
よーし、見に行こう、ホンノンボ!
どこにあるのか、分からないけど。
「わほほッ、らくてんてきィ~♪」
「ぐるるるがるがるがる!」(←訳:やっぱり、ほのぼの、かも!)
『ジェットコースターにもほどがある』では、
恐怖と絶叫のジェットコースター乗りまくり体験記で
読み手を感動と笑いの渦に逆さ落とししてくれた宮田さん、
この御本では、
ほのぼの、のんびり、
それでいて哲学&東洋思想の奥深さを感じさせる小さな岩の宇宙へと
踏み込んでゆきます。
ホンノンボ――
その作り手は?
ルールや、伝統は?
多数の写真が掲載され、
とりわけ、ミニチュアの人形や動物の口絵は
可愛らしさにうっとりしてしまいます♪
フィギュア収集家さん、
ミニチュア製作を趣味にしている方々、
マン盆栽マニアさんたちに
おすすめの一冊、ですよ!
「すてきなァ、ほんのんぼゥ!」
「がるがるぐるるがるる!」(←訳:ぜひぜひ御覧下さいな!)