こんにちは、ネーさです。
有り得ーん!な天候の日曜日でしたけれど、
不思議と、遠くのお山がはっきり見えました♪
高尾山の山頂辺りからは、たぶん横浜ランドマークタワーも見えたのじゃないかしら?
「ふぅふゥ、こんにちわッ、テディちゃでス!
ネーさッ、テディちゃはァ、やまにのぼるゥげんきィ、ないィでス!」
「ぐるるーぐるぐるがるるがる!」(←訳:虎ですー猛暑下での登山は厳禁だよう!)
はいはい、そうね……ですが、危険なのは山登りだけじゃありません。
本日ご紹介いたしますこの作品にも、
キケンきわまりない陥穽(おとしあな)が、
それはもうみっちりと描かれておりますわ!
さあ、怖いもの見たさで、突撃~!

―― 飲めば都 ――
著者は北村薫さん、2011年5月に発行されました。
『飲めば都』――この題名が暗示いたしますように、
そうです、この御本は呑兵衛さんたちに捧ぐ妄想の書!
「……のんべッ??」
「がるるーがるるぐるるーぐるー?」(←訳:ってもしかしてー酒飲みさんのことー?)
酒飲みさん、すなわち、酔っ払いさん。
小酒井都(こさかい・みやこ)さん、
鼻筋通って、すっきりしたお顔立ちの、
出版社に勤務しておられるお嬢さん、なのですが。
呑兵衛さんです!
「うッうッ、おかわいそうゥにィ~」(←貰い泣き?)
「がるるっぐるるっ~…」(←訳:若い身空で~…)
はいはーい、早合点しなーい!
都さん、呑兵衛さんだけどアルコール中毒ではないのよ。
お酒を愛し、でも決してお酒に飲まれたりは、えー、その、
飲まれたりなんかしない、
しないわ今度こそ!と思ってはいるものの、
どうしてなんでしょ、
予想外のトラブルに見舞われちゃうんですね。
遡れば、入社直後の新人さん歓迎会で
まあ飲みたまえ、と勧められるまま飲んでしまったのが、
職場における都さんの“酒伝説”の始まり、でしょうか。
ええ、でもね、気にすることはありません♪
出版界とは、ありとあらゆる“酒伝説”が転がっているところ、なんですもの!
「ほッ、ほんとかなッ??」
「がるがるるるぐるる?」(←訳:酔っ払いの妄言でしょ?)
だってね、
作家さんにはお酒好きさんが多くて。
すると、編集者さんは作家さんにお付き合いして飲むことになって。
作家さんに誘われなくても編集者さん同士で飲み会をしたり。
つまり、
この世は酒飲みで出来ている――
「うそォでスゥ~!」
「がるるるぐるる~!」(←訳:信じちゃだめだよ~!)
「ネーさはァ、ほらふきィ~!」
著者・北村さんは若手編集者『都さん』というステキなキャラを得、
福々しく心地良い法螺で私たちを酔わせてくれます。
先達の大作家の方々、
以心伝心の編集者さんたち、
装丁作家さん&挿絵作家さんへのオマージュにも満ちた
呑兵衛さんのためのものがたり――
御本の中で、
都さんと同僚さんたちがどのような酔態を披露してくれちゃうのか、
それは読んでのお楽しみ!ですよ。
「みせいねんのォ、かたがたもッ♪」
「がるるるぐるる~がるぐるるぐる~」(←訳:ボクたちみたいに~お酒飲めなくても~)
すべての活字マニアさん、ぜひ一読を!
有り得ーん!な天候の日曜日でしたけれど、
不思議と、遠くのお山がはっきり見えました♪
高尾山の山頂辺りからは、たぶん横浜ランドマークタワーも見えたのじゃないかしら?
「ふぅふゥ、こんにちわッ、テディちゃでス!
ネーさッ、テディちゃはァ、やまにのぼるゥげんきィ、ないィでス!」
「ぐるるーぐるぐるがるるがる!」(←訳:虎ですー猛暑下での登山は厳禁だよう!)
はいはい、そうね……ですが、危険なのは山登りだけじゃありません。
本日ご紹介いたしますこの作品にも、
キケンきわまりない陥穽(おとしあな)が、
それはもうみっちりと描かれておりますわ!
さあ、怖いもの見たさで、突撃~!

―― 飲めば都 ――
著者は北村薫さん、2011年5月に発行されました。
『飲めば都』――この題名が暗示いたしますように、
そうです、この御本は呑兵衛さんたちに捧ぐ妄想の書!
「……のんべッ??」
「がるるーがるるぐるるーぐるー?」(←訳:ってもしかしてー酒飲みさんのことー?)
酒飲みさん、すなわち、酔っ払いさん。
小酒井都(こさかい・みやこ)さん、
鼻筋通って、すっきりしたお顔立ちの、
出版社に勤務しておられるお嬢さん、なのですが。
呑兵衛さんです!
「うッうッ、おかわいそうゥにィ~」(←貰い泣き?)
「がるるっぐるるっ~…」(←訳:若い身空で~…)
はいはーい、早合点しなーい!
都さん、呑兵衛さんだけどアルコール中毒ではないのよ。
お酒を愛し、でも決してお酒に飲まれたりは、えー、その、
飲まれたりなんかしない、
しないわ今度こそ!と思ってはいるものの、
どうしてなんでしょ、
予想外のトラブルに見舞われちゃうんですね。
遡れば、入社直後の新人さん歓迎会で
まあ飲みたまえ、と勧められるまま飲んでしまったのが、
職場における都さんの“酒伝説”の始まり、でしょうか。
ええ、でもね、気にすることはありません♪
出版界とは、ありとあらゆる“酒伝説”が転がっているところ、なんですもの!
「ほッ、ほんとかなッ??」
「がるがるるるぐるる?」(←訳:酔っ払いの妄言でしょ?)
だってね、
作家さんにはお酒好きさんが多くて。
すると、編集者さんは作家さんにお付き合いして飲むことになって。
作家さんに誘われなくても編集者さん同士で飲み会をしたり。
つまり、
この世は酒飲みで出来ている――
「うそォでスゥ~!」
「がるるるぐるる~!」(←訳:信じちゃだめだよ~!)
「ネーさはァ、ほらふきィ~!」
著者・北村さんは若手編集者『都さん』というステキなキャラを得、
福々しく心地良い法螺で私たちを酔わせてくれます。
先達の大作家の方々、
以心伝心の編集者さんたち、
装丁作家さん&挿絵作家さんへのオマージュにも満ちた
呑兵衛さんのためのものがたり――
御本の中で、
都さんと同僚さんたちがどのような酔態を披露してくれちゃうのか、
それは読んでのお楽しみ!ですよ。
「みせいねんのォ、かたがたもッ♪」
「がるるるぐるる~がるぐるるぐる~」(←訳:ボクたちみたいに~お酒飲めなくても~)
すべての活字マニアさん、ぜひ一読を!