こんにちは、ネーさです。
TOYOTA CAP決勝戦が先ほど終了!
メッシさんカッコいいですね~!何より巧い!巧過ぎます~!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
ねいまーるおにいさんもォ、かちょいィッ!」
「がるる!がるがるぐるぐるるるー!」(←訳:虎です!バルサの皆さん優勝おめでとう!)
攻守万全!牙城鉄壁!拍手万雷!なバルサ流カルチョのお時間の後は、
はい、リラックス。
まったり&ゆったり♪な読書タイムにいたしましょう。
本日は、こちらを、どうぞ~!
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―― セーヌで生まれた印象派の名画 ――
著者は島田紀夫さん、2011年10月に発行されました。
先日は展覧会『版画に見る印象派』を御紹介いたしましたが、
こちらは、書物で鑑賞する印象派、といったところでしょうか。
テディちゃ、虎くん、
表紙を飾るルノワールさんの作品『ボート遊びの人たちの昼食』を
よぉ~く観察して下さいな。
人物の背景にあるのは……?
「うむッ? あれはァ、ちいさなァ、さんかくゥ……?」
「がるるぐるぐるがるーぐる!」(←訳:ヨットの帆みたいだよー!)
ええ、そうですね。
人物さんたちの背景に描かれているのは、
題名のように、ボートで水遊びをしている場面。
水面に波がない点から、
そこは海ではないらしい、と判ります。
「もしかしてェ?」
「がーるるる?」(←訳:セーヌ川?)
印象派芸術は《水》ととても係わりが深く、
モネさん作『印象、日の出』(1873)が
印象派なる名称のもととなった逸話はよく知られています。
『印象、日の出』の舞台は、
英仏海峡に面する港町ル・アーブルですが、
ル・アーブルはセーヌ川河口の町、でもあるのです。
フランス中東部ブルゴーニュ地方コート・ドール県、
標高471メートルのサン・セーヌ・ラベイを源とするセーヌ川――
欧州には、幾つもの国をまたいで流れる大河もありますけれど、
セーヌ川は“フランスの川”と言えますね。
そして、長さ776㎞にもなる川沿いの各地は、
多くの画家さんたちの野外アトリエでもありました。
この御本では、
シスレーさん、
ピサロさん、
スーラさん、
そして印象派の屋台骨たるルノワールさん、モネさんたちが、
セーヌの川辺でどのように自身の作風を見出していったか、
水辺の光が彼らに何を与えたか等、
印象派と水の結びつきが
ゆるやかに解析されてゆきます。
多数のカラー図版からは、
屋外の明るい陽光、
川面のきらめき、
雲、木々、花々……
印象派を印象派たらしめるキーワードが読み取れます。
「そらがァ、ひろいッ!」
「ぐるがる!」(←訳:水は碧い!)
絵画史の転換点となった『印象派』、
新しい創作運動にいそしむ若き無名の画家さんたちが
光と水にどう鍛えられていったのかを明らかにしてくれるこの御本は、
歴史マニアさん、
そして地理マニアさんにもおすすめ!
もちろん、アート好きさんは必読の一冊ですよ~♪
「かわもォ、おそらもォ、きらきらッ♪」
「がるるる!」(←訳:まぶしい!)
水遊びの季節が恋しくなる冬のいまにこそ、ぜひ!
TOYOTA CAP決勝戦が先ほど終了!
メッシさんカッコいいですね~!何より巧い!巧過ぎます~!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
ねいまーるおにいさんもォ、かちょいィッ!」
「がるる!がるがるぐるぐるるるー!」(←訳:虎です!バルサの皆さん優勝おめでとう!)
攻守万全!牙城鉄壁!拍手万雷!なバルサ流カルチョのお時間の後は、
はい、リラックス。
まったり&ゆったり♪な読書タイムにいたしましょう。
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― セーヌで生まれた印象派の名画 ――
著者は島田紀夫さん、2011年10月に発行されました。
先日は展覧会『版画に見る印象派』を御紹介いたしましたが、
こちらは、書物で鑑賞する印象派、といったところでしょうか。
テディちゃ、虎くん、
表紙を飾るルノワールさんの作品『ボート遊びの人たちの昼食』を
よぉ~く観察して下さいな。
人物の背景にあるのは……?
「うむッ? あれはァ、ちいさなァ、さんかくゥ……?」
「がるるぐるぐるがるーぐる!」(←訳:ヨットの帆みたいだよー!)
ええ、そうですね。
人物さんたちの背景に描かれているのは、
題名のように、ボートで水遊びをしている場面。
水面に波がない点から、
そこは海ではないらしい、と判ります。
「もしかしてェ?」
「がーるるる?」(←訳:セーヌ川?)
印象派芸術は《水》ととても係わりが深く、
モネさん作『印象、日の出』(1873)が
印象派なる名称のもととなった逸話はよく知られています。
『印象、日の出』の舞台は、
英仏海峡に面する港町ル・アーブルですが、
ル・アーブルはセーヌ川河口の町、でもあるのです。
フランス中東部ブルゴーニュ地方コート・ドール県、
標高471メートルのサン・セーヌ・ラベイを源とするセーヌ川――
欧州には、幾つもの国をまたいで流れる大河もありますけれど、
セーヌ川は“フランスの川”と言えますね。
そして、長さ776㎞にもなる川沿いの各地は、
多くの画家さんたちの野外アトリエでもありました。
この御本では、
シスレーさん、
ピサロさん、
スーラさん、
そして印象派の屋台骨たるルノワールさん、モネさんたちが、
セーヌの川辺でどのように自身の作風を見出していったか、
水辺の光が彼らに何を与えたか等、
印象派と水の結びつきが
ゆるやかに解析されてゆきます。
多数のカラー図版からは、
屋外の明るい陽光、
川面のきらめき、
雲、木々、花々……
印象派を印象派たらしめるキーワードが読み取れます。
「そらがァ、ひろいッ!」
「ぐるがる!」(←訳:水は碧い!)
絵画史の転換点となった『印象派』、
新しい創作運動にいそしむ若き無名の画家さんたちが
光と水にどう鍛えられていったのかを明らかにしてくれるこの御本は、
歴史マニアさん、
そして地理マニアさんにもおすすめ!
もちろん、アート好きさんは必読の一冊ですよ~♪
「かわもォ、おそらもォ、きらきらッ♪」
「がるるる!」(←訳:まぶしい!)
水遊びの季節が恋しくなる冬のいまにこそ、ぜひ!