テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

秋(と冬の?)アートニュース♪

2013-09-04 21:38:37 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 おおッ、あめふりィ!」
「がるる!ぐるー!」(←訳:虎です!雨だー!)

 こんにちは、ネーさです。
 現在、あまりにも長く雨のない、
 日照りの日々が続いていた東京・八王子にも雨が降っています!
 久々の雨はありがたいけれど、
 各地の大雨が止みますように、
 水害が起きませんように、と祈りつつ、
 週の半ばの本日は、アート情報を、さあ、どうぞ~!

 まずは――

  


   
             ―― 大浮世絵展 ――


 東京都墨田区の江戸東京博物館(一階展示室)にて、
 会期は2014年1月2日~3月2日(1/6、1/27、2/3、2/10、2/17、2/24は休館予定)、
 国際浮世絵学会創立50周年記念と江戸東京博物館20周年記念を兼ねた特別展です!

「しゃらくさんッ!ほくさいさんッ!」
「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:広重さんも歌麿さんも!)

  

 2014年1月開催ですから、
 秋を飛び越えて冬のアート情報になりますが、
 浮世絵好きさんにおすすめの展覧会ですよ♪

 で、今秋のおすすめ展覧会は、と申しますと――

  


         ―― モローとルオー 聖なるものの継承と変容 ――


 東京・汐留の、パナソニック汐留ミュージアム(ルオーギャラリー)にて、
 会期は2013年9月7日~12月10日、
 こちらは、
 汐留ミュージアム会館10周年を記念する特別企画展!

「ふらんすゥからァ、はるばるゥ!」
「がるるぐっるがるぅ!」(←訳:名作がやって来るぅ!)

  

 油彩画、素描、書簡など、
 約70点の作品が展示されるそうですが、
 半数以上の作品が日本初公開!

 19世紀後半にパリの国立美術学校の教授として
 多くの画家を育てたギュスターヴ・モローさんと、
 モローさんの教え子ジョルジュ・ルオーさんの二人展も世界初!

「ふァ~?
 ふたりはァ、せんせいィとォ、おでしィさんッ??」
「ぐるがる!」(←訳:意外かも!)

 モローさんの作品を観る際に注目していただきたいことは、
 その色彩の鮮やかさ……!
 特に、水彩画がすごいんですよ!

 同時代の画家さんたちの作品は
 油彩、水彩ともに、
 ずいぶんと劣化が進行してしまっている物が多いのです。
 絵具がヒビ割れたり、
 水彩画が紙にカビのシミができてしまったり……

 ところが、モローさんの作品は全般に、
 とても保存状態がいい!
 絵具の赤や青は、本物の宝石のよう!

 とりわけ、
 『絵具に血を混ぜた!』『いや、血そのもので描いたのだ!』と
 伝説が生まれたほど鮮烈な紅色は、
 比類がありません。

「じつぶつゥをォ!」
「ぐるがるる!」(←訳:ぜひ肉眼で!)

 パリのモロー美術館館長さん監修による展覧会、
 汐留付近に行く機会がある御方は、ぜひ御観覧を~♪



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