テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 『いま』と『むかし』のヴィジョン ~

2013-09-07 21:38:11 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス~!
 すこしずつゥ~あきィ~ッ♪」
「がるる!ぐるぐる!」(←訳:虎です!秋の風だ!)

 こんにちは、ネーさです。
 秋が来たみたいね!
 と実感できるようになった9月最初の週末は、
 またまたしてもアート情報をお送りしちゃいましょう。
 こちらを、どうぞ~!

  



       ―― 明治のこころ モースが見た日本のくらし ――



 東京・両国の江戸東京博物館(一階展示室)にて、
 会期は2013年9月14日~12月8日
 (月曜休館、ただし9/16、9/23、10/14、11/4は開館し、10/15、11/5は振替休館)、
 江戸東京博物館開館20周年記念の特別展です。

 先日は、冬――2041年1月より同博物館にて開催される『大浮世絵展』情報を
 お伝えしましたが、
 こちらは、江戸東京博物館・秋の企画展なのですよ。

「ぐるるがるるぐるる!」(←訳:明治のアレやコレや!)

  

「しゃしんもォ、たァ~くさんッ!」

  

 展示されるのは、
 明治の頃の普通の人々の生活に根差していた、
 さまざまな身の周り品――
 下駄や草履、メガネ、うちわ、
 ごはんをいれる御櫃(おひつ)、お茶碗、枕、
 見世物(興行)に使われた生き人形、
 密封されたまま130年も保存されてきた瓶入り砂糖菓子、などなど。

 これらは、アメリカから里帰りする
 エドワード・シルベスター・モースさん(1838~1925)のコレクションです。

「もーすはかせッ!」
「がるる!」(←訳:貝塚の!)

 大森貝塚の発見者として知られるモースさんの時代は、
 『ラピュタ』の時代背景を想わせます。
 そして、明治のこどもたちを撮った写真からは、
 『千と千尋の神隠し』に似た空気が感じられますよ。
 産業革命という波が、
 極東のここ日本へも
 怒涛の勢いで流れ込んできた時代、
 『風立ちぬ』の一歩前の時代……

 実は、本日は別の記事を用意していたのですけれど、
 昨日(9月6日)の宮崎駿さんの会見報道に接し、
 また映画『紅の豚』を拝見して、
 内容を変更しました。

 『明治のこころ』展のチラシには、
 こんなコピーが記されています。

  《そのころの未来に、わたしたちは生きている。》

「かこだけどォ、みらいィ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:ボクらは未来の子!)

 記者会見という大仕事を終えられた宮崎さん、
 そして拙ブログを読んでくださっている皆さまにも、
 どうか、うつくしく、楽しく、穏やかな休日が訪れますように。


 では、ここでオマケ画像!
 
 新発売『カルピスフルーツパーラー コクと香りの完熟ぶどう』♪
 まだまだ熱中症には用心怠りなく~!

コメント
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