「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
いまァ、ひそかなァ、ぶーむッ!」
「がるる!ぐるーるがる!」(←訳:虎です!大ブームかも!)
こんにちは、ネーさです。
本日の読書タイムは、
いま密かに、いえいえ、けっこうなブームとなっている或る作品と、
テーマを共有する御本に登場いただきますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― ボルジア家風雲録 ――
著者はアレクサンドル・デュマさん、画像の日本語版は2013年8月に発行されました。
仏語原題は『Les Borgia』、
1839年~1841年にかけて刊行された『Crimes Celebres(著名犯罪集)』全八巻中の
『ボルジア家』を描いた部分を訳出したのが
こちらの日本語版上下巻2冊になります。
「ふァいッ! こッちがァ、じょうかんッ、でス!」
「ぐるるるがるがる!」(←訳:こちらは下巻です!)
デュマさん(お父さんの方の、大デュマさん)は、
もう改めて紹介する必要がありませんね。
『三銃士』!
『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』!
『鉄仮面』!
大冒険小説の作者として
19世紀文学史に名を刻む文豪さんです!
「だるたにゃんッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:アンヌ王妃!)
人気作家として名を成す以前のこと、
デュマさんはオルレアン公爵(後の国王ルイ・フィリップ)の秘書でしたが、
劇作家を経て、
実話小説の連作『著名犯罪集』執筆に取り掛かりました。
つまり、『三銃士』を著すより前の、
作家デュマさんの出発点がこの『著名犯罪集』であった、
という見方も出来ましょうか。
「でもォ、でゅまさんはァ~」
「がっるるぐぅるがる!」(←訳:やっぱりデュマさん!)
小説家としては未知数だった時代でも、
デュマさんはやはりデュマさんです。
《語り》の勢い!
ぐいぐい引っ張ってゆく筆力!
チェーザレ・ボルジア公を核に据えたこの作品は
ノンフィクションとフィクションの狭間を蛇行するように、
15世紀末のイタリア半島での動乱を物語ってゆきます。
実録、とは言い難く、
けれど完全なフィクションでもない――
日本語訳題の『風雲録』とは
よくぞ名付けたものよ!と拍手したくなる名題です!
「どらまァ、でスねッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:全編が劇的!)
映画、小説、評論、
様々な『ボルジア家』像に影響を与え、
そのイメージを決定付けたのが
デュマさんのこの作品でした。
現在、惣領冬実さん著『チェーザレ 破壊の創造者』が
大人気となっているのは
活字マニアの皆さまも御存知の通り。
コミックの『チェーザレ』ファンの方々は
ぜひこちらの、
デュマさん版チェーザレ・ボルジア公物語も
一読なさってくださいな~♪
「わきやくゥさんたちもォ!」
「がるがるぐる!」(←訳:豪華絢爛だよ!)
いまァ、ひそかなァ、ぶーむッ!」
「がるる!ぐるーるがる!」(←訳:虎です!大ブームかも!)
こんにちは、ネーさです。
本日の読書タイムは、
いま密かに、いえいえ、けっこうなブームとなっている或る作品と、
テーマを共有する御本に登場いただきますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― ボルジア家風雲録 ――
著者はアレクサンドル・デュマさん、画像の日本語版は2013年8月に発行されました。
仏語原題は『Les Borgia』、
1839年~1841年にかけて刊行された『Crimes Celebres(著名犯罪集)』全八巻中の
『ボルジア家』を描いた部分を訳出したのが
こちらの日本語版上下巻2冊になります。
「ふァいッ! こッちがァ、じょうかんッ、でス!」
「ぐるるるがるがる!」(←訳:こちらは下巻です!)
デュマさん(お父さんの方の、大デュマさん)は、
もう改めて紹介する必要がありませんね。
『三銃士』!
『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』!
『鉄仮面』!
大冒険小説の作者として
19世紀文学史に名を刻む文豪さんです!
「だるたにゃんッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:アンヌ王妃!)
人気作家として名を成す以前のこと、
デュマさんはオルレアン公爵(後の国王ルイ・フィリップ)の秘書でしたが、
劇作家を経て、
実話小説の連作『著名犯罪集』執筆に取り掛かりました。
つまり、『三銃士』を著すより前の、
作家デュマさんの出発点がこの『著名犯罪集』であった、
という見方も出来ましょうか。
「でもォ、でゅまさんはァ~」
「がっるるぐぅるがる!」(←訳:やっぱりデュマさん!)
小説家としては未知数だった時代でも、
デュマさんはやはりデュマさんです。
《語り》の勢い!
ぐいぐい引っ張ってゆく筆力!
チェーザレ・ボルジア公を核に据えたこの作品は
ノンフィクションとフィクションの狭間を蛇行するように、
15世紀末のイタリア半島での動乱を物語ってゆきます。
実録、とは言い難く、
けれど完全なフィクションでもない――
日本語訳題の『風雲録』とは
よくぞ名付けたものよ!と拍手したくなる名題です!
「どらまァ、でスねッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:全編が劇的!)
映画、小説、評論、
様々な『ボルジア家』像に影響を与え、
そのイメージを決定付けたのが
デュマさんのこの作品でした。
現在、惣領冬実さん著『チェーザレ 破壊の創造者』が
大人気となっているのは
活字マニアの皆さまも御存知の通り。
コミックの『チェーザレ』ファンの方々は
ぜひこちらの、
デュマさん版チェーザレ・ボルジア公物語も
一読なさってくださいな~♪
「わきやくゥさんたちもォ!」
「がるがるぐる!」(←訳:豪華絢爛だよ!)