「こんにちわァ、テディちゃでス!
おでかけェ~びよりィ~♪」
「がるる!ぐるぐるがるるる!」(←訳:虎です!良い天気だもんね!)
こんにちは、ネーさです。
台風が襲来した前回の連休と異なり、
絶好のお出掛け日和となっていますね♪
いや~読書だ!お出掛けよりも!というヒネクレ者さんは、
さあ、本日はこちらの御本を、どうぞ~!
―― 真珠の世界史 ――
著者は山田篤美さん、2013年8月に発行されました。
『富と野望の五千年』と副題が付されています。
「うむゥ~…じみィ~…」
「ぐるぐる~…」(←訳:地味だね~…)
ほほほ、御本の外見こそ飾り気のない新書ですけれど、
侮るなかれ!
本文中には、
ン十万ドル、ン千万フラン、ン億円、ン億ドル、
などという数字がさらりと、
何でもないことのように並んでいたりします。
それらは皆すべて、真珠にまつわるお値段であり、
経済効果でもあるんですよ。
「ふァ~、しんじゅッてェ~…」
「がるるるぐるるっ?」(←訳:そんなに高いのっ?)
現代では、デパートあたりの宝飾品売り場へ行けば、
白、ピンク、クリーム色、黒、と色とりどり、
粒の大きさ、全体の長さも
お好みの物を選び放題!なのが
真珠、です。
けれど、ほんの100年前までは、
真珠はダイヤモンドと同じような扱われ方をしていました。
「きちょうひんッ、でスからねッ!」
「ぐるぐるるがる!」(←訳:世界最古の宝石!)
アラビア湾、
セイロン島、
インド南部……
各地で潜水夫さんたちが命懸けで採取する真珠は、
自然の神秘が生み出した
《天然》の真珠。
それが一挙に変わるのは
1916年以降のこと。
この年、日本で真円真珠の商業生産が本格化したのです。
「せかいじゅうゥがァ、びッくりィ!」
「がるるるがるる!」(←訳:!養殖真珠が来た!)
誰が世界で初めて真珠の養殖に成功したか、については
様々な説があるのですが、
養殖真珠を作り上げたことによって
当時の宝飾品マーケットを根底から引っくり返しちゃったのは
日本の真珠でした。
おかげで、市場は大混乱。
世界恐慌の影響もあり、
天然真珠の値段は暴落してしまいます。
そんな中、
行く詰まった真珠の世界に
新風を吹き込んだのは意外な人物――
ガブリエル・《ココ》・シャネルさん。
「えッ? しゃねるさんッ?」
「ぐるるるーる?」(←訳:デザイナーの?)
新時代のファッションと、
真珠を愛する大富豪たちと、
メジャー宝飾店主たちのハカリゴト、
五千年の長きに及ぶ人類と真珠の蜜月関係、
日本の養殖真珠の栄枯盛衰。
地味~に見えるこの御本の中には、
人間の美への執着と欲、野望が息づいています!
歴史好きさんも、
キラキラもの大好きな御方も
面白い~!と感じ入る一冊ですよ♪
「むふふゥ♪ しんじゅゥかァ~♪」
「がるるるぐっるぅっる!」(←訳:欲しくなっちゃった!)
え~、真珠購入をお考えの方々も、ぜひ一読を♪
おでかけェ~びよりィ~♪」
「がるる!ぐるぐるがるるる!」(←訳:虎です!良い天気だもんね!)
こんにちは、ネーさです。
台風が襲来した前回の連休と異なり、
絶好のお出掛け日和となっていますね♪
いや~読書だ!お出掛けよりも!というヒネクレ者さんは、
さあ、本日はこちらの御本を、どうぞ~!
―― 真珠の世界史 ――
著者は山田篤美さん、2013年8月に発行されました。
『富と野望の五千年』と副題が付されています。
「うむゥ~…じみィ~…」
「ぐるぐる~…」(←訳:地味だね~…)
ほほほ、御本の外見こそ飾り気のない新書ですけれど、
侮るなかれ!
本文中には、
ン十万ドル、ン千万フラン、ン億円、ン億ドル、
などという数字がさらりと、
何でもないことのように並んでいたりします。
それらは皆すべて、真珠にまつわるお値段であり、
経済効果でもあるんですよ。
「ふァ~、しんじゅッてェ~…」
「がるるるぐるるっ?」(←訳:そんなに高いのっ?)
現代では、デパートあたりの宝飾品売り場へ行けば、
白、ピンク、クリーム色、黒、と色とりどり、
粒の大きさ、全体の長さも
お好みの物を選び放題!なのが
真珠、です。
けれど、ほんの100年前までは、
真珠はダイヤモンドと同じような扱われ方をしていました。
「きちょうひんッ、でスからねッ!」
「ぐるぐるるがる!」(←訳:世界最古の宝石!)
アラビア湾、
セイロン島、
インド南部……
各地で潜水夫さんたちが命懸けで採取する真珠は、
自然の神秘が生み出した
《天然》の真珠。
それが一挙に変わるのは
1916年以降のこと。
この年、日本で真円真珠の商業生産が本格化したのです。
「せかいじゅうゥがァ、びッくりィ!」
「がるるるがるる!」(←訳:!養殖真珠が来た!)
誰が世界で初めて真珠の養殖に成功したか、については
様々な説があるのですが、
養殖真珠を作り上げたことによって
当時の宝飾品マーケットを根底から引っくり返しちゃったのは
日本の真珠でした。
おかげで、市場は大混乱。
世界恐慌の影響もあり、
天然真珠の値段は暴落してしまいます。
そんな中、
行く詰まった真珠の世界に
新風を吹き込んだのは意外な人物――
ガブリエル・《ココ》・シャネルさん。
「えッ? しゃねるさんッ?」
「ぐるるるーる?」(←訳:デザイナーの?)
新時代のファッションと、
真珠を愛する大富豪たちと、
メジャー宝飾店主たちのハカリゴト、
五千年の長きに及ぶ人類と真珠の蜜月関係、
日本の養殖真珠の栄枯盛衰。
地味~に見えるこの御本の中には、
人間の美への執着と欲、野望が息づいています!
歴史好きさんも、
キラキラもの大好きな御方も
面白い~!と感じ入る一冊ですよ♪
「むふふゥ♪ しんじゅゥかァ~♪」
「がるるるぐっるぅっる!」(←訳:欲しくなっちゃった!)
え~、真珠購入をお考えの方々も、ぜひ一読を♪