「こんにちわッ、テディちゃでス!
うむゥ! まいにちがァ、たたかいッ!」
「がるる!ぐるるがる~がるるぐるる~…」(←訳:虎です!きついよね~連日の戦いは~…)
こんにちは、ネーさです。
連日の、毎日の闘いとは、さて、なんぞや?
答えは、本日の読書タイムの、この御本にあり~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/d0/fb6c93bd1fbf0e561e50d7e7dafdc7a5.jpg)
―― 聖なる怠け者の冒険 【挿絵集】――
著者はフジモトマサルさん、2013年5月に発行されました。
2009年6月9日から2010年2月20日に渡り、
朝日新聞紙上に連載された森見登美彦さんの小説『聖なる怠け者の冒険』!
この御本はその、新聞掲載時の挿絵を
どん!
と、一冊に再構成した【挿絵集】です。
「まいにちィ、びッくりィしてたのでスゥ!」
「ぐるるるぅがるる!」(←訳:クオリティ高すぎ!)
ええ、本当に!
日刊の新聞紙上に掲載される挿絵って、
“精密”“細密”的な要素はあまり無い、と申しますか、
それをやっていては画家さんが倒れてしまう、ものですよね。
小説家さんと二人三脚で作ってゆく連載小説。
毎日毎日、
物語の場面に合致した画を描かねばならない、
けれど小説家さんの筆が遅れたりすると、
しわ寄せは挿絵画家さんのところに……。
「たいへんだァ~…」
「がるるるぅ~…」(←訳:厳しいよぅ~…)
それを承知の上で、
著者・フジモトさんは新聞小説挿絵という難行に打って出ました。
しかも、
あえていつもより絵を緻密に描いてみよう
そんなルールを自分に課して。
「もゥ~むちゃッでスねッ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:真面目なんだから!)
おかげで、私たち読者は至福の時を過ごすことが出来ました♪
街を騒がせる謎の《ぽんぽこ仮面》!
鴨川に映る夜の灯!
ごはん粒ひとつずつが描きこまれた玉子かけご飯!
風情ある京都の風物!
こんな挿絵見たことない!
ですから、森見さん著『聖なる怠け者の冒険』を
最初に本屋さんで手に取ったときは、
ああ~……挿絵がのってないぃ~…と
奈落の底に突き落とされた心地がしたものですが、
こうして別冊?として【挿絵集】が刊行されて、
ふぅ、ホッとしたわ♪♪
「めでたしィ、めでたしィ~!」
「がるるぐっるるる!」(←訳:装幀も凝ってるし!)
いかにも新聞紙っぽい色と手触りの表紙。
挿絵に添えられているフジモトさんと
森見さんのコメントから
さりげなく窺える修羅場の空気……。
毎週が綱渡りでした、と森見さんは述べておられますが……。
「おつかれさまァでしたでス!」
「ぐるがるぐる!」(←訳:感謝してます!)
小説を読ませてくださって、
挿絵を見せてくださって本当にありがとうございます!
と改めて感謝したくなるこの御本は、
画文集としてうっとり眺めるのもおすすめな一冊です。
小説『聖なる怠け者の冒険』をまだ読んだことがない御方も、
フジモトさんの素晴らしいお仕事を目にすれば、
きっと知りたくなりますよ♪
こいつぁいったいどんな物語なんだ……?と。
「むふふッ♪
みてからァ、よむかッ?」
「がるるがるぐるる?」(←訳:読んでから見るか?)
なお、朝日新聞朝刊には、現在
宮部みゆきさん著『荒神(こうじん)』が連載されています。
題字と挿絵を担当されているのはマンガ家の、こうの史代さん!
活字マニアさんは、こちらもぜひ~!
うむゥ! まいにちがァ、たたかいッ!」
「がるる!ぐるるがる~がるるぐるる~…」(←訳:虎です!きついよね~連日の戦いは~…)
こんにちは、ネーさです。
連日の、毎日の闘いとは、さて、なんぞや?
答えは、本日の読書タイムの、この御本にあり~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/d0/fb6c93bd1fbf0e561e50d7e7dafdc7a5.jpg)
―― 聖なる怠け者の冒険 【挿絵集】――
著者はフジモトマサルさん、2013年5月に発行されました。
2009年6月9日から2010年2月20日に渡り、
朝日新聞紙上に連載された森見登美彦さんの小説『聖なる怠け者の冒険』!
この御本はその、新聞掲載時の挿絵を
どん!
と、一冊に再構成した【挿絵集】です。
「まいにちィ、びッくりィしてたのでスゥ!」
「ぐるるるぅがるる!」(←訳:クオリティ高すぎ!)
ええ、本当に!
日刊の新聞紙上に掲載される挿絵って、
“精密”“細密”的な要素はあまり無い、と申しますか、
それをやっていては画家さんが倒れてしまう、ものですよね。
小説家さんと二人三脚で作ってゆく連載小説。
毎日毎日、
物語の場面に合致した画を描かねばならない、
けれど小説家さんの筆が遅れたりすると、
しわ寄せは挿絵画家さんのところに……。
「たいへんだァ~…」
「がるるるぅ~…」(←訳:厳しいよぅ~…)
それを承知の上で、
著者・フジモトさんは新聞小説挿絵という難行に打って出ました。
しかも、
あえていつもより絵を緻密に描いてみよう
そんなルールを自分に課して。
「もゥ~むちゃッでスねッ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:真面目なんだから!)
おかげで、私たち読者は至福の時を過ごすことが出来ました♪
街を騒がせる謎の《ぽんぽこ仮面》!
鴨川に映る夜の灯!
ごはん粒ひとつずつが描きこまれた玉子かけご飯!
風情ある京都の風物!
こんな挿絵見たことない!
ですから、森見さん著『聖なる怠け者の冒険』を
最初に本屋さんで手に取ったときは、
ああ~……挿絵がのってないぃ~…と
奈落の底に突き落とされた心地がしたものですが、
こうして別冊?として【挿絵集】が刊行されて、
ふぅ、ホッとしたわ♪♪
「めでたしィ、めでたしィ~!」
「がるるぐっるるる!」(←訳:装幀も凝ってるし!)
いかにも新聞紙っぽい色と手触りの表紙。
挿絵に添えられているフジモトさんと
森見さんのコメントから
さりげなく窺える修羅場の空気……。
毎週が綱渡りでした、と森見さんは述べておられますが……。
「おつかれさまァでしたでス!」
「ぐるがるぐる!」(←訳:感謝してます!)
小説を読ませてくださって、
挿絵を見せてくださって本当にありがとうございます!
と改めて感謝したくなるこの御本は、
画文集としてうっとり眺めるのもおすすめな一冊です。
小説『聖なる怠け者の冒険』をまだ読んだことがない御方も、
フジモトさんの素晴らしいお仕事を目にすれば、
きっと知りたくなりますよ♪
こいつぁいったいどんな物語なんだ……?と。
「むふふッ♪
みてからァ、よむかッ?」
「がるるがるぐるる?」(←訳:読んでから見るか?)
なお、朝日新聞朝刊には、現在
宮部みゆきさん著『荒神(こうじん)』が連載されています。
題字と挿絵を担当されているのはマンガ家の、こうの史代さん!
活字マニアさんは、こちらもぜひ~!