「こんにちわッ、テディちゃでス!
むきゅッ! はながァ、むずむずゥ?」
「がるる!ぐるぅるがる!」(←訳:虎です!クシャミ連発!)
こんにちは、ネーさです。
GWの疲れやら黄砂の飛来やらで、
ボンヤリしがちな週の頭ですが、
さあ、そんな時は読書でリフレッシュ!
本日は、こちらのアートブックを、どうぞ~♪

―― ブリューゲルとネーデルランド絵画の変革者たち ――
著者は幸福輝(こうふく・あきら)さん、2017年4月に発行されました。
現在、東京都美術館にて
『ブリューゲル《バベルの塔》展』が開催されているため、
関連本が刊行されているのですけれど、
この御本の“看板”も、
はい、やっぱりブリューゲルさん!
「さいみつゥ、なのでス!」
「ぐるるがるるっる!」(←訳:描写がマニアック!)
細かく、細かく、本当に細かく精密に描かれた、
ブルーゲルさんの作品――
御本の表紙になっている作品『雪の狩人』(1565)や、
『バベルの塔』(来日中の作品は1568年頃制作したもの)他、
描きに描き込んだ風景画は、
ありそうでない、
実在していそうで実在しない、
ブリューゲルさんだけに見える《世界のはて》。
「いろんなァ、ことわざァ!」
「がるるるる!」(←訳:隠されてます!)
御本の第Ⅰ部は、
『ブリューゲルの世界』。
生地不明、生年不明(1525?)な
ピーテル・ブリューゲルさんの作品、
作品に描かれた様々な暗喩(メタファー)、
この御本ではボッスと表記されている
ヒエロニムス・ボスさん(1450?~1516)との共通性などが
図版とともに解説されています。
そして第Ⅱ部は、
『ブリューゲルとネーデルランド絵画』。
「わふゥ! きたかぜッ!」
「ぐるがーるっるる!」(←訳:北のヨーロッパだ!)
そうですね、
イタリアやフランス、スペインの絵画とは
どうしたって光線が異なって、
また、そこに暮らす人々の装いも
異なるものがあります。
ブリューゲルさん、ボッスさん、
同時代のネーデルランドの画家さんたちの作品、
どの画面からも、ひっそりと寒冷な
北ヨーロッパの空気が封じ込まれているような。
「きおんがァ、ひんやりィ~…」
「がるるるぅ~…」(←訳:静かだなぁ~…)
静謐な、北の国の絵画の中で、
他を圧する存在感を放っている
ブリューゲルさんとボッスさんの作品たち。
日本でいえば、
室町後期(戦国時代)に生きた画家さんは
どんな生涯を送ったのか――
「まだまだァ、なぞォだらけッ?」
「ぐるるがるぐるるる!」(←訳:不明な点が多いんだ!)
御本の巻末近くの
『ふたりのブリューゲル』という解説では、
ブリューゲルさんの後継者として、
同じ名の長男ピーテルさん、
次男のヤンさんの画業も紹介されています。
偉大なる父の業績に
兄ピーテルさんと弟ヤンさんは押し潰されて苦しみ……
なぁんてことは、なくて。
兄は父の作品を世に広めつつ名声を利用し、
弟は静物画の傑作をものにしつつ
大画家ルーベンスさんとの共同制作にも乗り出す!
「おおォ! たくましィ!」
「がるる!」(←訳:やるね!)
意外に逞しい?ブリューゲル兄弟と、
その父ピーテルさん。
ブリューゲル一家が生きた時代のネーデルランドを、
アート好きさん&活字マニアの皆さまも、
ぜひ、覗いてみてくださいな♪
むきゅッ! はながァ、むずむずゥ?」
「がるる!ぐるぅるがる!」(←訳:虎です!クシャミ連発!)
こんにちは、ネーさです。
GWの疲れやら黄砂の飛来やらで、
ボンヤリしがちな週の頭ですが、
さあ、そんな時は読書でリフレッシュ!
本日は、こちらのアートブックを、どうぞ~♪

―― ブリューゲルとネーデルランド絵画の変革者たち ――
著者は幸福輝(こうふく・あきら)さん、2017年4月に発行されました。
現在、東京都美術館にて
『ブリューゲル《バベルの塔》展』が開催されているため、
関連本が刊行されているのですけれど、
この御本の“看板”も、
はい、やっぱりブリューゲルさん!
「さいみつゥ、なのでス!」
「ぐるるがるるっる!」(←訳:描写がマニアック!)
細かく、細かく、本当に細かく精密に描かれた、
ブルーゲルさんの作品――
御本の表紙になっている作品『雪の狩人』(1565)や、
『バベルの塔』(来日中の作品は1568年頃制作したもの)他、
描きに描き込んだ風景画は、
ありそうでない、
実在していそうで実在しない、
ブリューゲルさんだけに見える《世界のはて》。
「いろんなァ、ことわざァ!」
「がるるるる!」(←訳:隠されてます!)
御本の第Ⅰ部は、
『ブリューゲルの世界』。
生地不明、生年不明(1525?)な
ピーテル・ブリューゲルさんの作品、
作品に描かれた様々な暗喩(メタファー)、
この御本ではボッスと表記されている
ヒエロニムス・ボスさん(1450?~1516)との共通性などが
図版とともに解説されています。
そして第Ⅱ部は、
『ブリューゲルとネーデルランド絵画』。
「わふゥ! きたかぜッ!」
「ぐるがーるっるる!」(←訳:北のヨーロッパだ!)
そうですね、
イタリアやフランス、スペインの絵画とは
どうしたって光線が異なって、
また、そこに暮らす人々の装いも
異なるものがあります。
ブリューゲルさん、ボッスさん、
同時代のネーデルランドの画家さんたちの作品、
どの画面からも、ひっそりと寒冷な
北ヨーロッパの空気が封じ込まれているような。
「きおんがァ、ひんやりィ~…」
「がるるるぅ~…」(←訳:静かだなぁ~…)
静謐な、北の国の絵画の中で、
他を圧する存在感を放っている
ブリューゲルさんとボッスさんの作品たち。
日本でいえば、
室町後期(戦国時代)に生きた画家さんは
どんな生涯を送ったのか――
「まだまだァ、なぞォだらけッ?」
「ぐるるがるぐるるる!」(←訳:不明な点が多いんだ!)
御本の巻末近くの
『ふたりのブリューゲル』という解説では、
ブリューゲルさんの後継者として、
同じ名の長男ピーテルさん、
次男のヤンさんの画業も紹介されています。
偉大なる父の業績に
兄ピーテルさんと弟ヤンさんは押し潰されて苦しみ……
なぁんてことは、なくて。
兄は父の作品を世に広めつつ名声を利用し、
弟は静物画の傑作をものにしつつ
大画家ルーベンスさんとの共同制作にも乗り出す!
「おおォ! たくましィ!」
「がるる!」(←訳:やるね!)
意外に逞しい?ブリューゲル兄弟と、
その父ピーテルさん。
ブリューゲル一家が生きた時代のネーデルランドを、
アート好きさん&活字マニアの皆さまも、
ぜひ、覗いてみてくださいな♪