「こんにちわッ、テディちゃでス!
にほんでもォ、はしッてまスよゥ~♪」
「がるる!ぐーるるーるがるる!」(←訳:虎です!ロードレース花盛り!)
こんにちは、ネーさです。
はい、現在イタリアではジロ・ディ・イタリアが、
米国ではツアー・オブ・カリフォルニアが、
そして日本でもツアー・オブ・ジャパンが開催中です。
ああ、画像を眺めるだけでも溜め息しちゃうカッコよさ……
自転車競技&ロードレースに興味をお持ちの御方は
各ツアーのHP等をチェックしてくださいね。
では、ここからは読書タイムを、どうぞ~♪
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―― 花嫁首 ――
著者は柴田錬三郎(しばた・れんざぶろう)さん、
編者は末國善己(すえくに・よしみ)さん、2017年3月に発行されました。
『眠狂四郎ミステリ傑作選』と副題が付されているこの御本は、
剣士・眠狂四郎が推理のナタを振るう異色のミステリ短編集です。
「みすてりィなのはァ~」
「ぐるるるるるがるる!」(←訳:狂四郎さんの方かも)
昭和のエンタ分野を代表する小説家
柴田錬三郎さん(1917~1978)。
その柴田さんが、一話ごとに工夫に工夫を重ねて発表し、
大人気を博したのが
《眠狂四郎》シリーズです。
「くふぅゥ?」
「がるるぐるる?」(←訳:例えばどんな?)
1話の長さは、だいたい原稿用紙にして20枚。
初めて読む人にとっても、
設定やキャラが分かりやすい読み切り連載。
内容は、政争ものあり、
庶民の暮らしに題材をとったもの、怪異譚、
剣豪や忍者との死闘、
そうして本格ミステリもの、と
バラエティに富んでいます。
その中から、編者・末國さんが選り抜いたのが、
この御本に収録されている21作品。
「たんていィやくはァ、もッちろんッ!」
「ぐるがるるぅる!」(←訳:眠のおじちゃん!)
眠りのナントカなんていうと
『名探偵コナン』くんみたいですけど、
こちらの名探偵=眠狂四郎さんは
コナンくんに眠らされる探偵さんとは違い、
本物です。
その凄味は、21作品のいずれからも
月光のように冴え冴えと漂い来るものですが、
柴田さんの作品も
眠狂四郎さんの名も初めて聞いたわ!という
ビギナーさんには、
やはり表題作品『花嫁の首』がおすすめ、でしょうか。
「おめでたいィおしょうがつゥ、なのにィ~」
「がるぐる!」(←訳:緊急事態!)
婚礼が行われたばかりの武家屋敷で、
尋常ならざる異変が!
花嫁さんの首が刎ねられ、
代わりに置かれていたのは……罪人の首?!?
「ぎょえええェッ?」
「ぐるるるるる!」(←訳:めでたくない!)
真相究明へ、
敢然と挑む眠狂四郎さん。
中編か長編にしてもいいほどに
内容濃密な《謎》物語の結末は……?
「さすぺんすゥ!」
「がるるぅる!」(←訳:アクション!)
フィクションの華ともいえる
《眠狂四郎》シリーズ、
しかし実は、確かな時代考証に裏打ちされた
極上の時代小説でもあります。
ノンフィクションより小説が好き!な活字マニアさんは
ぜひ、一読を!
柴田さんのファンの方々も、
新たな視点で編まれたこの御本、
書店さんで探してみてくださいな♪
巻末の解説も必読です!
にほんでもォ、はしッてまスよゥ~♪」
「がるる!ぐーるるーるがるる!」(←訳:虎です!ロードレース花盛り!)
こんにちは、ネーさです。
はい、現在イタリアではジロ・ディ・イタリアが、
米国ではツアー・オブ・カリフォルニアが、
そして日本でもツアー・オブ・ジャパンが開催中です。
ああ、画像を眺めるだけでも溜め息しちゃうカッコよさ……
自転車競技&ロードレースに興味をお持ちの御方は
各ツアーのHP等をチェックしてくださいね。
では、ここからは読書タイムを、どうぞ~♪

―― 花嫁首 ――
著者は柴田錬三郎(しばた・れんざぶろう)さん、
編者は末國善己(すえくに・よしみ)さん、2017年3月に発行されました。
『眠狂四郎ミステリ傑作選』と副題が付されているこの御本は、
剣士・眠狂四郎が推理のナタを振るう異色のミステリ短編集です。
「みすてりィなのはァ~」
「ぐるるるるるがるる!」(←訳:狂四郎さんの方かも)
昭和のエンタ分野を代表する小説家
柴田錬三郎さん(1917~1978)。
その柴田さんが、一話ごとに工夫に工夫を重ねて発表し、
大人気を博したのが
《眠狂四郎》シリーズです。
「くふぅゥ?」
「がるるぐるる?」(←訳:例えばどんな?)
1話の長さは、だいたい原稿用紙にして20枚。
初めて読む人にとっても、
設定やキャラが分かりやすい読み切り連載。
内容は、政争ものあり、
庶民の暮らしに題材をとったもの、怪異譚、
剣豪や忍者との死闘、
そうして本格ミステリもの、と
バラエティに富んでいます。
その中から、編者・末國さんが選り抜いたのが、
この御本に収録されている21作品。
「たんていィやくはァ、もッちろんッ!」
「ぐるがるるぅる!」(←訳:眠のおじちゃん!)
眠りのナントカなんていうと
『名探偵コナン』くんみたいですけど、
こちらの名探偵=眠狂四郎さんは
コナンくんに眠らされる探偵さんとは違い、
本物です。
その凄味は、21作品のいずれからも
月光のように冴え冴えと漂い来るものですが、
柴田さんの作品も
眠狂四郎さんの名も初めて聞いたわ!という
ビギナーさんには、
やはり表題作品『花嫁の首』がおすすめ、でしょうか。
「おめでたいィおしょうがつゥ、なのにィ~」
「がるぐる!」(←訳:緊急事態!)
婚礼が行われたばかりの武家屋敷で、
尋常ならざる異変が!
花嫁さんの首が刎ねられ、
代わりに置かれていたのは……罪人の首?!?
「ぎょえええェッ?」
「ぐるるるるる!」(←訳:めでたくない!)
真相究明へ、
敢然と挑む眠狂四郎さん。
中編か長編にしてもいいほどに
内容濃密な《謎》物語の結末は……?
「さすぺんすゥ!」
「がるるぅる!」(←訳:アクション!)
フィクションの華ともいえる
《眠狂四郎》シリーズ、
しかし実は、確かな時代考証に裏打ちされた
極上の時代小説でもあります。
ノンフィクションより小説が好き!な活字マニアさんは
ぜひ、一読を!
柴田さんのファンの方々も、
新たな視点で編まれたこの御本、
書店さんで探してみてくださいな♪
巻末の解説も必読です!