「こんにちわァ、テディちゃでッス!
しょくよくゥ~ぜんかいィ!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!夕食前は特に!)
こんにちは、ネーさです。
歴史ロマンにひたる前々回&前回記事とは打って変わって、
本日の読書タイムは、はい、
食欲がグググイっと増進しちゃう御本が登場願いましょうか。
さあ、こちらを、どうぞ~♪
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―― 世界まるごとギョーザの旅 ――
著者は久保えーじさん、2017年3月に発行されました。
ギョーザ――いかがです?
食べたことないわ、っていう御方は、まず、現在のこの日本には――
「いませんッでスゥ!」
「ぐるるがるる~!」(←訳:みんな大好き~!)
著者・久保さんは、
《旅の食堂ととら亭》を営む“食のプロ”さんです。
といっても、お料理を担当しているのは
久保さんの奥さまの、智子さん。
久保さんは、お店の広報とフロア担当なんですって。
「むふふゥ! ぎょーざァというとォ、ちゅうかりょうりィ!」
「がるぐる?ぐるる?」(←訳:蒸し餃子?水餃子?)
そうね、ギョーザ発祥の地は、本場は、
やはり中国……であるんですけど。
世界には、それはもうたくさんの、
ギョーザ風であったり、
ギョーザそっくりなお料理が存在するんです。
最も有名なのは、えーと、
イタリア料理の、ラビオリかしらね?
「もッちもちィ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:美味しいよね!)
しかし、久保さんは“ニョッキの本場”を目指しません。
智子さんとのふたり旅で向かうのは、
トルコのギョーザ《マントゥ》を食べさせてくれる
カッパドキアの、カッパドキアの隣り町のアヴァノスの、
イスタンブールの海沿いの屋台の、
庶民的なレストラン。
「これはァ、らむのォおにくゥ?」
「がーるるるるぐーる?」(←訳:ヨーグルトのソース?)
あら、お気に召しましたか?
ならば、こちらもいかが?
ドイツの、マウルタッシェン!
「えッ? どいつゥにもッ?」
「ぐるるるがぅーる?」(←訳:ドイツ風ギョーザ??)
ドイツで驚いてちゃ《旅の食堂》は出来ませんよ。
中国の、ジャオズ!
アゼルバイジャンの、ギューザ!
かつてはグルジアと呼ばれた
現ジョージアの、ヒンカリ!
韓国のマントゥは、
蒸したり揚げたりスープ風だったり!
「つぎはァ、ぽーらんどォ?」
「がるるるる?」(←訳:スロバキア?)
ポーランドのピエロギに、
スロバキアのピロヒー。
ウズベキスタンへも、
カザフスタンにだって、
久保さんと智子さんは出掛けます。
「そこにィ、ぎょーざがァあるのならァ??」
「ぐるるるる??」(←訳:どこへでも??)
この御本は、
美味しいものを追い求める食探訪記であると同時に、また
ちょっとした冒険旅行記であるとも言えそうです。
だってね、個人旅行でウズベキスタンなんて、
これはなかなか、行けそうにありませんからね。
「でもォ、いッてみればァ~…」
「がるぐるるる!」(←訳:収穫多いのだ!)
本文の終盤には
旅の成果たる《ギョーザ考》と分類図も掲載されています。
食は、どこから来たのか。
どう変容し、
或いは変容せずとも受け入れられ、受け継がれてゆくのか。
「これもォ、れきしィでスねッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:身近な歴史!)
歴史マニアさんも、
食いしん坊さんも、
ぜひ、一読を♪
しょくよくゥ~ぜんかいィ!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!夕食前は特に!)
こんにちは、ネーさです。
歴史ロマンにひたる前々回&前回記事とは打って変わって、
本日の読書タイムは、はい、
食欲がグググイっと増進しちゃう御本が登場願いましょうか。
さあ、こちらを、どうぞ~♪

―― 世界まるごとギョーザの旅 ――
著者は久保えーじさん、2017年3月に発行されました。
ギョーザ――いかがです?
食べたことないわ、っていう御方は、まず、現在のこの日本には――
「いませんッでスゥ!」
「ぐるるがるる~!」(←訳:みんな大好き~!)
著者・久保さんは、
《旅の食堂ととら亭》を営む“食のプロ”さんです。
といっても、お料理を担当しているのは
久保さんの奥さまの、智子さん。
久保さんは、お店の広報とフロア担当なんですって。
「むふふゥ! ぎょーざァというとォ、ちゅうかりょうりィ!」
「がるぐる?ぐるる?」(←訳:蒸し餃子?水餃子?)
そうね、ギョーザ発祥の地は、本場は、
やはり中国……であるんですけど。
世界には、それはもうたくさんの、
ギョーザ風であったり、
ギョーザそっくりなお料理が存在するんです。
最も有名なのは、えーと、
イタリア料理の、ラビオリかしらね?
「もッちもちィ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:美味しいよね!)
しかし、久保さんは“ニョッキの本場”を目指しません。
智子さんとのふたり旅で向かうのは、
トルコのギョーザ《マントゥ》を食べさせてくれる
カッパドキアの、カッパドキアの隣り町のアヴァノスの、
イスタンブールの海沿いの屋台の、
庶民的なレストラン。
「これはァ、らむのォおにくゥ?」
「がーるるるるぐーる?」(←訳:ヨーグルトのソース?)
あら、お気に召しましたか?
ならば、こちらもいかが?
ドイツの、マウルタッシェン!
「えッ? どいつゥにもッ?」
「ぐるるるがぅーる?」(←訳:ドイツ風ギョーザ??)
ドイツで驚いてちゃ《旅の食堂》は出来ませんよ。
中国の、ジャオズ!
アゼルバイジャンの、ギューザ!
かつてはグルジアと呼ばれた
現ジョージアの、ヒンカリ!
韓国のマントゥは、
蒸したり揚げたりスープ風だったり!
「つぎはァ、ぽーらんどォ?」
「がるるるる?」(←訳:スロバキア?)
ポーランドのピエロギに、
スロバキアのピロヒー。
ウズベキスタンへも、
カザフスタンにだって、
久保さんと智子さんは出掛けます。
「そこにィ、ぎょーざがァあるのならァ??」
「ぐるるるる??」(←訳:どこへでも??)
この御本は、
美味しいものを追い求める食探訪記であると同時に、また
ちょっとした冒険旅行記であるとも言えそうです。
だってね、個人旅行でウズベキスタンなんて、
これはなかなか、行けそうにありませんからね。
「でもォ、いッてみればァ~…」
「がるぐるるる!」(←訳:収穫多いのだ!)
本文の終盤には
旅の成果たる《ギョーザ考》と分類図も掲載されています。
食は、どこから来たのか。
どう変容し、
或いは変容せずとも受け入れられ、受け継がれてゆくのか。
「これもォ、れきしィでスねッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:身近な歴史!)
歴史マニアさんも、
食いしん坊さんも、
ぜひ、一読を♪