「こんにちわッ、テディちゃでス!
せんしゅけんッ、かいさいちゅゥ~!」
「がるる!ぐぅるるるがるる!」(←訳:虎です!チャンプを目指せ!)
こんにちは、ネーさです。
もうじきツール・ド・フランス!というこのシーズンは
各国で自転車競技の選手権が催行される時期でもありますよ。
日本では、今年は青森県で全日本選手権の各競技が激闘中です。
これからの一年間、栄えあるナショナルジャージをまとうのは誰なのか?
速報を待ちながら、
さあ、読書タイムも頑張りましょう!
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪
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―― アガサ・クリスティーの大英帝国 ――
著者は東秀紀(あずま・ひでき)さん、2017年5月に発行されました。
『名作ミステリと《観光》の時代』と副題が付されています。
「ふァいッ! くりすてィさんとォ、いえばァ~」
「ぐるるがる!」(←訳:ポアロさん!)
ええ、そうですね、
私たちが何かにつけ、リスペクトしつつも
申し訳ないことにネタにしちゃってるシャーロック・ホームズさんが
コナン・ドイルさんの作品を代表する名探偵であるのなら、
エルキュール・ポアロさんは
作家アガサ・クリスティーさんの代名詞ともいうべき
偉大なる探偵さんです。
評論家さんによっては、
ポアロさんの方がホームズさんより優れている、と
称賛される名探偵ポアロさん――
彼はまた、いえ、ポアロさんのみならず、
クリスティーさんの作品に登場する探偵さんたちは、
大の旅行愛好家でもありました。
「おりえんとォ~きゅうこうゥでッ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:トルコやイラクへ!)
20世紀前半、つまり第二次世界大戦が勃発するまでは、
ポアロさんは様々な国、都市へ出かけたものでした。
特に、考古学好きな著者クリスティーさんが興味を抱いた
中東の都市へ、遺跡発掘の現場へ、と
ポアロさんは旅をします。
「みすてりィとォ、りょこうゥ!」
「ぐるがるる~!」(←訳:良い組合せ~!)
著者・東さんは
現代の日本でも大人気の《旅行ミステリ》のルーツを、
というか、ひとつの起点を、
クリスティーさんの作品に見出します。
そして、世界大戦が終わった後、
20世紀後半を背景とする作品では、
《旅行ミステリ》の主人公は、
ポアロさんからミス・マープルへと
変化してゆくことも。
「かしこいィ、ろうふじんさんッ!」
「がるるるるるる!(←訳:目敏いんだよね!)
ミス・マープルの旅先は、
ポアロさんとは違って、国内が殆ど。
カリブ海へも行ったりしたんですけど、
老婦人が編み物をしながら、
人間観察をしながら、の旅行は、
やはり、国内がしっくりきます。
「こくないィりょこうゥはァ、きがるゥだしィ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:観察力も冴えるし!)
旅から、ヒトは何を汲み上げるのか。
自宅では見られない風景を前にして、
そんな“異郷”で犯罪事件と出会ったら、
何を思うのか。
旅という、
“もの想う”ことの多い特別な出来事の中では、
《謎(=ミステリ)》は
人をどう動かすのか。
ポアロさんが、マープルさんが、
旅を好んだ理由とは。
「しらないィくにへッ!」
「がるるるる!」(←訳:知らない町へ!)
旅好きさん、
探偵小説好きな活字マニアさんにおすすめの
ミステリ評論を、
皆さまも、ぜひ♪
せんしゅけんッ、かいさいちゅゥ~!」
「がるる!ぐぅるるるがるる!」(←訳:虎です!チャンプを目指せ!)
こんにちは、ネーさです。
もうじきツール・ド・フランス!というこのシーズンは
各国で自転車競技の選手権が催行される時期でもありますよ。
日本では、今年は青森県で全日本選手権の各競技が激闘中です。
これからの一年間、栄えあるナショナルジャージをまとうのは誰なのか?
速報を待ちながら、
さあ、読書タイムも頑張りましょう!
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪

―― アガサ・クリスティーの大英帝国 ――
著者は東秀紀(あずま・ひでき)さん、2017年5月に発行されました。
『名作ミステリと《観光》の時代』と副題が付されています。
「ふァいッ! くりすてィさんとォ、いえばァ~」
「ぐるるがる!」(←訳:ポアロさん!)
ええ、そうですね、
私たちが何かにつけ、リスペクトしつつも
申し訳ないことにネタにしちゃってるシャーロック・ホームズさんが
コナン・ドイルさんの作品を代表する名探偵であるのなら、
エルキュール・ポアロさんは
作家アガサ・クリスティーさんの代名詞ともいうべき
偉大なる探偵さんです。
評論家さんによっては、
ポアロさんの方がホームズさんより優れている、と
称賛される名探偵ポアロさん――
彼はまた、いえ、ポアロさんのみならず、
クリスティーさんの作品に登場する探偵さんたちは、
大の旅行愛好家でもありました。
「おりえんとォ~きゅうこうゥでッ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:トルコやイラクへ!)
20世紀前半、つまり第二次世界大戦が勃発するまでは、
ポアロさんは様々な国、都市へ出かけたものでした。
特に、考古学好きな著者クリスティーさんが興味を抱いた
中東の都市へ、遺跡発掘の現場へ、と
ポアロさんは旅をします。
「みすてりィとォ、りょこうゥ!」
「ぐるがるる~!」(←訳:良い組合せ~!)
著者・東さんは
現代の日本でも大人気の《旅行ミステリ》のルーツを、
というか、ひとつの起点を、
クリスティーさんの作品に見出します。
そして、世界大戦が終わった後、
20世紀後半を背景とする作品では、
《旅行ミステリ》の主人公は、
ポアロさんからミス・マープルへと
変化してゆくことも。
「かしこいィ、ろうふじんさんッ!」
「がるるるるるる!(←訳:目敏いんだよね!)
ミス・マープルの旅先は、
ポアロさんとは違って、国内が殆ど。
カリブ海へも行ったりしたんですけど、
老婦人が編み物をしながら、
人間観察をしながら、の旅行は、
やはり、国内がしっくりきます。
「こくないィりょこうゥはァ、きがるゥだしィ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:観察力も冴えるし!)
旅から、ヒトは何を汲み上げるのか。
自宅では見られない風景を前にして、
そんな“異郷”で犯罪事件と出会ったら、
何を思うのか。
旅という、
“もの想う”ことの多い特別な出来事の中では、
《謎(=ミステリ)》は
人をどう動かすのか。
ポアロさんが、マープルさんが、
旅を好んだ理由とは。
「しらないィくにへッ!」
「がるるるる!」(←訳:知らない町へ!)
旅好きさん、
探偵小説好きな活字マニアさんにおすすめの
ミステリ評論を、
皆さまも、ぜひ♪