「こんにちわッ、テディちゃでス!
もうすぐゥ? もうすぐゥ!」
「がるる!ぐるるるがる!」(↓訳:虎です!もうすぐ開幕!)
こんにちは、ネーさです。
はい、今週末から開幕するのは、
ロードレースの華、グランツールの中のグランツール、
《ツール・ド・フランス2017》!!
きっと今頃は前日イベントの準備真っ最中ね~♪
などと想像したりしながら、
読書タイムも幕開けいたしますよ。
本日は、こちらのエッセイ作品を、どうぞ~!
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―― 幸せな裏方 ――
著者は藤井青銅(ふじい・せいどう)さん、2017年3月に発行されました。
23歳の時、第一回『星新一ショートショート・コンテスト』に入賞し、
以降は作家・脚本家・放送作家として、
また新作落語の作者さんとしても大活躍している著者・藤井さんの、
“お仕事の裏側”を活写したエッセイ集です。
「ひょうしィのォ、いらすとはァ~…」
「ぐるるるがるるる?」(←訳:ラジオのスタジオ??)
ええ、そうなんです。
藤井さん、ラジオドラマの脚本家さんとしても
輝かしい経歴をお持ちなのよ!
特に、読み手の方々に
えええっ?と驚いて欲しいのは御本の第二章、
『ちょっとだけ、はみ出して ――大瀧さんの想い出』。
私ネーさ、心底仰天しました。
手も震えました。
だってね、
藤井さんたら↓こんなラジオドラマ作ってたって言うのよ!
《マイケルジャクソン出世太閤記》
原案・小林信彦さん
脚本・藤井青銅さん
演出・大瀧詠一さん
出演・片岡鶴太郎さん、谷啓さん、
1984年、ニッポン放送にてオンエア――
「きゃッほゥ!」
「がるるっ!」(←訳:すごいっ!)
聴きたい。聴きたいです、このドラマ!
音源は販売してるのかしら? 配信とかあるの?
おっとと、脱線せずに先へ進みましょう。
ラジオ史に於いて“伝説”となっているこのドラマをはじめ、
藤井さんと大瀧詠一さんは
幾つものお仕事でタッグを組んでいます。
アメリカでヒットした『ロックを踊る宇宙人』の替え歌を
大瀧さんと作る!(不採用になりましたが)
『はっぴいえんど再結成特番』の脚本を書く。
『さらばシベリア鉄道』制作の背景を
大瀧さんからこっそり打ち明けられる……
「なんてェ、うらやましィ!」
「ぐるるがるぅる!」(←訳:溜め息しちゃう!)
ぼくの作詞の先生は、大瀧詠一さんだ――
敬愛と思慕をこめて断言する藤井さんの、
携帯電話がまだ無い時代の、
混沌としつつも、どこかおおらかで、
のびしろたっぷりのラジオの世界。
他の章でもまた、
藤井さんが語るお仕事の裏側話は、
萩本欽一さんの特番を担当した時の緊張、
『風の谷のナウシカ』公開に際してラジオ特番を書き、
ライトノベルの走りともいえるジュブナイル小説を著し、
『マモー・ミモー 野望のテーマ』を作詞し、
『全国ゆるパイ展』のキュレーターを務め、
プレステのゲームのシナリオを作り……
「ふわわッ! はちめんッろッぴィ!」
「がるぐるっる!」(←訳:ゆるパイって!)
目立たない、
アーティストさんのスタッフの一員として。
しかし、なくてはならない存在として。
スターさんたちをいっそう輝かせる裏方としての日々。
それは、やっぱり『幸せ』に他ならない――
「だれもォ、かわりにィなれませんッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:最良の裏方!)
大瀧詠一さんのファンの方々は必読の御本です。
『さらばシベリア鉄道』を聴きながら、
皆さま、ぜひぜひ、一読を♪
もうすぐゥ? もうすぐゥ!」
「がるる!ぐるるるがる!」(↓訳:虎です!もうすぐ開幕!)
こんにちは、ネーさです。
はい、今週末から開幕するのは、
ロードレースの華、グランツールの中のグランツール、
《ツール・ド・フランス2017》!!
きっと今頃は前日イベントの準備真っ最中ね~♪
などと想像したりしながら、
読書タイムも幕開けいたしますよ。
本日は、こちらのエッセイ作品を、どうぞ~!
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―― 幸せな裏方 ――
著者は藤井青銅(ふじい・せいどう)さん、2017年3月に発行されました。
23歳の時、第一回『星新一ショートショート・コンテスト』に入賞し、
以降は作家・脚本家・放送作家として、
また新作落語の作者さんとしても大活躍している著者・藤井さんの、
“お仕事の裏側”を活写したエッセイ集です。
「ひょうしィのォ、いらすとはァ~…」
「ぐるるるがるるる?」(←訳:ラジオのスタジオ??)
ええ、そうなんです。
藤井さん、ラジオドラマの脚本家さんとしても
輝かしい経歴をお持ちなのよ!
特に、読み手の方々に
えええっ?と驚いて欲しいのは御本の第二章、
『ちょっとだけ、はみ出して ――大瀧さんの想い出』。
私ネーさ、心底仰天しました。
手も震えました。
だってね、
藤井さんたら↓こんなラジオドラマ作ってたって言うのよ!
《マイケルジャクソン出世太閤記》
原案・小林信彦さん
脚本・藤井青銅さん
演出・大瀧詠一さん
出演・片岡鶴太郎さん、谷啓さん、
1984年、ニッポン放送にてオンエア――
「きゃッほゥ!」
「がるるっ!」(←訳:すごいっ!)
聴きたい。聴きたいです、このドラマ!
音源は販売してるのかしら? 配信とかあるの?
おっとと、脱線せずに先へ進みましょう。
ラジオ史に於いて“伝説”となっているこのドラマをはじめ、
藤井さんと大瀧詠一さんは
幾つものお仕事でタッグを組んでいます。
アメリカでヒットした『ロックを踊る宇宙人』の替え歌を
大瀧さんと作る!(不採用になりましたが)
『はっぴいえんど再結成特番』の脚本を書く。
『さらばシベリア鉄道』制作の背景を
大瀧さんからこっそり打ち明けられる……
「なんてェ、うらやましィ!」
「ぐるるがるぅる!」(←訳:溜め息しちゃう!)
ぼくの作詞の先生は、大瀧詠一さんだ――
敬愛と思慕をこめて断言する藤井さんの、
携帯電話がまだ無い時代の、
混沌としつつも、どこかおおらかで、
のびしろたっぷりのラジオの世界。
他の章でもまた、
藤井さんが語るお仕事の裏側話は、
萩本欽一さんの特番を担当した時の緊張、
『風の谷のナウシカ』公開に際してラジオ特番を書き、
ライトノベルの走りともいえるジュブナイル小説を著し、
『マモー・ミモー 野望のテーマ』を作詞し、
『全国ゆるパイ展』のキュレーターを務め、
プレステのゲームのシナリオを作り……
「ふわわッ! はちめんッろッぴィ!」
「がるぐるっる!」(←訳:ゆるパイって!)
目立たない、
アーティストさんのスタッフの一員として。
しかし、なくてはならない存在として。
スターさんたちをいっそう輝かせる裏方としての日々。
それは、やっぱり『幸せ』に他ならない――
「だれもォ、かわりにィなれませんッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:最良の裏方!)
大瀧詠一さんのファンの方々は必読の御本です。
『さらばシベリア鉄道』を聴きながら、
皆さま、ぜひぜひ、一読を♪