テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 見る《白樺派》 ~

2017-06-07 22:14:13 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふァうゥ! つゆゥいりィ?」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!紫陽花の季節!)

 こんにちは、ネーさです。
 夏の一歩手前の、心地よい季節が終わってしまったのは
 ものすごーく残念なんですけど、
 さあ、本日は!
 ひと足先にバカンス気分♪な活字マニアさんに、
 ↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~!
 
  



        ―― 白樺派の精神展 ――



 山梨県北杜市の清春白樺美術館にて、
 会期は2017年5月16日~7月9日
 (月曜休館、但し祝日の場合は翌平日が休館)、
 『Mind of Shirakaba-ha』と英語題名が、
 『志賀直哉コレクションを中心としてⅡ』と日本語副題が付されています。

 まず、驚かされたのは、↑上の画像の、
 展覧会チラシ(フライヤー)で、どん!と表紙面を飾っているのが、
 《白い壺》
 という油彩画で、作者は、なんと、

 志賀直哉さん!!

「ええェッ??」
「ぐるるるぅ?」(←訳:ホントにぃ?)

 ええ、本当なんですよ。
 明治大正生まれの文学者さんって、
 例えば徳富蘆花さんや斎藤茂吉さんは
 非常に絵心があって、
 海外へ行ったらルーブル美術館を訪ねて、といった
 美術家肌の御方が多いのですが、
 ここにもいましたね、
 絵筆を握っちゃう文豪さん!

  

「みなさんッ、あーとまにあッ!」
「がるぐるる!」(←訳:本気なのだ!)

 それも当然といえば当然で、
 明治43年(1910年)に発行が始まった雑誌『白樺』には、
 武者小路実篤さん、志賀直哉さんの他に
 柳宗悦さん、岸田劉生さん、バーナード・リーチさん、
 梅原龍三郎さんたち著名な美術家さんたちも
 続々と参入してゆき、
 やがて近代日本文学&アートの一大拠点となったのでした。

  

 この展覧会は、志賀直哉さんの御家族から寄贈された
 1120点の志賀直哉さん所蔵作品を順次公開する
 企画展の第2回目です。

 若山為三さんによる志賀直哉さんの肖像、
 武者小路実篤さん画『梅の枝』、
 梅原龍三郎さんによる油彩作品など
 志賀さんが慈しんだに違いない品々が展示されますよ。

「こうげんのォ、びじゅつかんッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:避暑地だよね!)

 清春白樺美術館があるのは、
 JR中央本線の小淵沢駅もしくは長坂駅から
 バスで5~10分程度、
 “八ヶ岳のふもと”とされる地域です。

 夏休みにはちょっぴり気が早い?としても、
 アート旅をしてみたくなったアート好きさん、
 志賀直哉さんのファンの皆さまは、
 ぜひ、お出掛けしてみてくださいな♪
 
   


    では、ここでオマケ画像も、じゃじゃん!
   
    『グリコ』さんの
    《パナップ フルーツパフェ 国産白桃》!
   「わほッ♪ももッ!」
   「がるぐるる!」(←訳:白桃大好き!)
    桃好きなお菓子マニアさん垂涎の新作アイス、
    蒸し暑い日にはおすすめですよ~♪


コメント
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