「こんにちわゥ、テディちゃでス!
すーぱーむーんッ、すごかッたでスゥ!」
「がるる!ぐるるがるるる……!」(←訳:虎です!背中がゾクゾク……!)
こんにちは、ネーさです。
通常の満月より大きくて明るい昨夜のスーパームーン、
夜空の王様!っていう感じでしたね。
本日の読書タイムでは、
王様ならぬ女王様、
いえ、女王様よりもおっそろしい女性たちを主題とする
こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪
―― 最強の女 ――
著者は鹿島茂(かしま・しげる)さん、2017年10月に発行されました。
『LA FEMME LA PLUS FORTE』と仏語題名が、
『ニーチェ、サン=テグジュペリ、ダリ…天才たちを虜にした五人の女神』
と日本語副題が付されています。
「わんりょくゥがァ、さいきょうゥッ??」
「ぐるるるがるるぅるる?」(←訳:知力最強なんじゃない?)
この御本で、著者・鹿島さんが取り上げているのは、
五人の女性――
はたして彼女たちは、
腕力が最強だったのかというと、
まさかそんなこと、あるはずもなく。
では知力が最強であったのかというなら、
それもどうかなぁ?と思われ。
ただ、間違いないのは。
胆力!
この世でどんな困難に遭おうとも、
自分を見捨てず、
明日があることを決して諦めない
胆力を備えていた、ということでしょうか。
「だからァ、さいきょうゥ、でスかッ?」
「がるるるぐるがる!」(←訳:影響力も最強だよ!)
この御本には、5人の女性が登場します。
作家サン=テグジュペリさんの婚約者であった
ルイーズ・ド・ヴィルラモンさん。
美術家マン・レイさんのミューズであった、
リー・ミラーさん。
医学者フロイトさんとニーチェさんの“恋人”、
ルー・ザロメさん。
世紀末の戯曲家さんや詩人さんたちの霊感の源?となった
マリ・ド・エレディアさん。
画家ダリさんの女神、
エレーナ・ディアコノワさんこと、ガラさん。
5人の顔触れの中で、
いちばん有名なのは、ガラさん、かしらね?
「だりィさんがァ、えがいてまスよゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:幾つもの作品に!)
写真好きさんは、
マン・レイさんが撮影したリー・ミラーさんのポートレートを
きっと御存知ですよね。
ベルエポックの名花と謳われたマリ・ド・エレディアさんは、
歴史好きさんならばその名を知っているでしょうか。
ならば、“最も無名”なのは、
ルイーズ・ド・ヴィルラモンさん、かもしれません、が。
実は、“最も幅広い年代に知られている”点では、
ルイーズさんが最強であるとも言えるのです。
「はばひろいィ~ねんだいィ?」
「がるるぐるるるっるがる?」(←訳:大人も子どももってこと?)
児童書でありながら、
多くの大人をも魅了する書物――『星の王子さま』。
本国フランスはもとより、
世界中で読まれている20世紀文学を代表する、
あの作品のヒロインは、美しいバラの花でした……。
「じゃあッ! あのォおはなはッ?」
「ぐるーるがる?」(←訳:ルイーズさん?)
相思相愛の若き恋人たちは、
婚約し、明るい未来を思い描き。
しかし、私たちは既に知っています。
ルイーズさんは、
サン=テグジュペリさんの永遠の伴侶にはならなかった事実を。
では、サン=テグジュペリさんとの婚約破棄後、
ッルイーズさんはどんな生涯を送ったのか?
「うむむゥ! れきしィどらまッ、なのでス!」
「がるるるるぐるるるるる!」(←訳:長編映画にしたいような!)
20世紀最強の女(のひとり)、と
著者・鹿島さんが讃えるルイーズさんの物語は
第一章『ルイーズ・ド・ヴィルラモン』に著されています。
もちろん、他の賞もおすすめですけれど、
この第一章は、もう必読!!
活字マニアの皆さま、
どうか、読み逃がしなきよう♪
すーぱーむーんッ、すごかッたでスゥ!」
「がるる!ぐるるがるるる……!」(←訳:虎です!背中がゾクゾク……!)
こんにちは、ネーさです。
通常の満月より大きくて明るい昨夜のスーパームーン、
夜空の王様!っていう感じでしたね。
本日の読書タイムでは、
王様ならぬ女王様、
いえ、女王様よりもおっそろしい女性たちを主題とする
こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪
―― 最強の女 ――
著者は鹿島茂(かしま・しげる)さん、2017年10月に発行されました。
『LA FEMME LA PLUS FORTE』と仏語題名が、
『ニーチェ、サン=テグジュペリ、ダリ…天才たちを虜にした五人の女神』
と日本語副題が付されています。
「わんりょくゥがァ、さいきょうゥッ??」
「ぐるるるがるるぅるる?」(←訳:知力最強なんじゃない?)
この御本で、著者・鹿島さんが取り上げているのは、
五人の女性――
はたして彼女たちは、
腕力が最強だったのかというと、
まさかそんなこと、あるはずもなく。
では知力が最強であったのかというなら、
それもどうかなぁ?と思われ。
ただ、間違いないのは。
胆力!
この世でどんな困難に遭おうとも、
自分を見捨てず、
明日があることを決して諦めない
胆力を備えていた、ということでしょうか。
「だからァ、さいきょうゥ、でスかッ?」
「がるるるぐるがる!」(←訳:影響力も最強だよ!)
この御本には、5人の女性が登場します。
作家サン=テグジュペリさんの婚約者であった
ルイーズ・ド・ヴィルラモンさん。
美術家マン・レイさんのミューズであった、
リー・ミラーさん。
医学者フロイトさんとニーチェさんの“恋人”、
ルー・ザロメさん。
世紀末の戯曲家さんや詩人さんたちの霊感の源?となった
マリ・ド・エレディアさん。
画家ダリさんの女神、
エレーナ・ディアコノワさんこと、ガラさん。
5人の顔触れの中で、
いちばん有名なのは、ガラさん、かしらね?
「だりィさんがァ、えがいてまスよゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:幾つもの作品に!)
写真好きさんは、
マン・レイさんが撮影したリー・ミラーさんのポートレートを
きっと御存知ですよね。
ベルエポックの名花と謳われたマリ・ド・エレディアさんは、
歴史好きさんならばその名を知っているでしょうか。
ならば、“最も無名”なのは、
ルイーズ・ド・ヴィルラモンさん、かもしれません、が。
実は、“最も幅広い年代に知られている”点では、
ルイーズさんが最強であるとも言えるのです。
「はばひろいィ~ねんだいィ?」
「がるるぐるるるっるがる?」(←訳:大人も子どももってこと?)
児童書でありながら、
多くの大人をも魅了する書物――『星の王子さま』。
本国フランスはもとより、
世界中で読まれている20世紀文学を代表する、
あの作品のヒロインは、美しいバラの花でした……。
「じゃあッ! あのォおはなはッ?」
「ぐるーるがる?」(←訳:ルイーズさん?)
相思相愛の若き恋人たちは、
婚約し、明るい未来を思い描き。
しかし、私たちは既に知っています。
ルイーズさんは、
サン=テグジュペリさんの永遠の伴侶にはならなかった事実を。
では、サン=テグジュペリさんとの婚約破棄後、
ッルイーズさんはどんな生涯を送ったのか?
「うむむゥ! れきしィどらまッ、なのでス!」
「がるるるるぐるるるるる!」(←訳:長編映画にしたいような!)
20世紀最強の女(のひとり)、と
著者・鹿島さんが讃えるルイーズさんの物語は
第一章『ルイーズ・ド・ヴィルラモン』に著されています。
もちろん、他の賞もおすすめですけれど、
この第一章は、もう必読!!
活字マニアの皆さま、
どうか、読み逃がしなきよう♪