テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

2017年の《 BEST BOOK 》を探せ・その4!

2017-12-29 21:56:09 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わほゥ! たまごをォ、わッてみたらァ~…!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!黄身がふたつ!)

 こんにちは、ネーさです。
 いやー驚きましたわ♪ 何気なく割ったタマゴひとつから、
 ふたつの黄身がポンと!
 これはきっとラッキーカムカムのしるしよね♪と感激しながらの
 2017年の《BEST BOOK》探索、
 第4回目の今日は外国の著者さんたちの作品をテーマにして、
 さあ、こちらを、どうぞ~!
 
  


 
      ―― モンティ・パイソンができるまで ――



 著者はジョン・クリーズさん、
 BBCの番組や映画を中心に活躍した、いえ、
 現在も(たまに)活動している《モンティ・パイソン》のメンバー、
 ジョン・クリーズさんの自伝作品は、
 2016年12月末の発行でしたので、
 2017年刊行の御本としてカウントいたしました。
 
「のッぽのォ、おじさんッ!」
「ぐるるるがるるぐる!」(←訳:毒舌家の皮肉屋さん!)

 著者・クリーズさんの生い立ち、
 伝説のコント集団《モンティ・パイソン》がいかにして誕生したか、
 数々の名作を制作してゆく過程とは?

 エリート街道を快走するよりも
 《笑い》の悪路を暴走することを選んだ
 喜劇人の半生記、
 パイソンズ好きな御方におすすめです♪

「でもねッ、おなじィ~いぎりすゥなのにィ!」
「がるるぐるる!」(←訳:お次は大違い!)
 
  



      ―― イートン校の2羽のフクロウ ――



 著者はジョナサン・フランクリンさん、
 原著は2016年に、日本語版は2017年3月に発行されました。
 ジャンルとしては、動物ノンフィクション、でしょうか。

「♪るるゥ~♪ふくろうゥをォ♪つれてェ~♪」
「ぐるるがるる~!」(←訳:学校へ行こう~!)

 偶然にも、フクロの仔を保護することになった
 イートン校の学生ジョナサンくん。

 保護したのが、新学期が始まる数日前だったものですから、
 どうすしよう、どうすべきかと、
 ジョナサンくん、考えに考えて……

 寄宿舎にチビっ子フクロウたちを
 連れていっちゃいました!

「これはァぜッたいにィ!」
「がるるるるぅ!」(←訳:面白くなるぅ!)

 お堅い名門校のイメージが
 楽しくも崩壊してゆく痛快さと、
 チビっ子フクロウたちの愛らしさ♪
 猛禽類好きな御方はぜひ!

「そしてェ、ことしもォ~」
「ぐるるるがる……!」(←訳:この人が来た……!)
  
  



      ―― ファインダーズ・キーパーズ ――



 著者はスティーヴン・キングさん、
 原著は2015年に、日本語版は2017年9月に発行されました。

 2016年に邦訳が刊行された『ミスター・メルセデス』に続く、
 探偵ビル・ホッジズさんシリーズの第2作は、
 著者キングさんの母国・アメリカの文学と
 或る作家さんへのオマージュに満ちた大作です。
 
 ネタバレ回避のため、
 ストーリー詳細はここには記しませんけれど、
 シリーズ次作はどうなるのかしら?

「いつもォ、わくわくゥでェ、どきどきィ!」
「がるるぐるるがる!」(←訳:それがキングさん!)

 と、以上の3作品を御紹介いたしましたが、
 他にもた~くさんの
 外国作家さんの傑作・怪作が書店さんに並んでいます。
 ポケミスの諸作品、
 ジェフリー・ディヴァーさんの新刊、
 さらには、文庫化されたカズオ・イシグロさんの作品も
 大好評&大好調のようです。
 
 年末の本屋さんへお出掛けしたら、
 活字マニア諸氏さんは外国作家さんのコーナーも
 チェックをお忘れなく!

「でねッ、あしたはねッ」
「ぐるがる!」(←訳:いよいよ!)

 はい!
 次回は2017年の《BEST BOOK》探しもオオトリ?
 どうか皆さま、よろしくお付き合いくださいね~♪


 
コメント
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