テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

2017年の《 BEST BOOK 》を探せ・その3!

2017-12-28 22:08:13 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふァ~、さむくてェ、こごえるゥ~!」
「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!渋滞で凍える~!)

 こんにちは、ネーさです。
 年末寒波と年末道路渋滞にアタフタしながらも、
 はい、年末スペシャル企画《BEST BOOK》探しの第3回目となりました。
 本日はノンフィクションの分野から、
 こちらの御本を、どうぞ~♪

  



  ―― 鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 ――



 著者は川上和人(かわかみ・かずと)さん、
 2017年4月に発行されたこの御本は、
 本当に学者先生がお書きになったのかしら?と疑いたくなっちゃう
 愉快かつ真面目な《現代鳥類学入門書》です。

 鳥類学者のマイナーっぷりを嘆きつつ、
 冬のフィールドワークを呪い、
 南洋の孤島(しかも噴火中)への調査旅行をし、
 学会での発表や論文作成にげんなり……と
 笑いのセンス&リズミカルな文章で
 読み手の背中をぐいぐい押してくれますから、
 ノンフィクションが苦手な方々も軽々読破!

「さいしょからァ、さいごまでェ~」
「ぐるるっるるぅ!」(←訳:面白かったねぇ!)

 そして、↓こちらも面白さ折り紙つき!
 
  



        ―― 長編マンガの先駆者たち ――



 著者は小野耕世(おの・こうせい)さん、2017年5月に発行されました。
 『――田河水泡から手塚治虫まで』の副題通り、
 20世紀前半の日本でヒットした長編マンガの作者さんたちと
 彼らの作品に共通する《SF》の要素を明らかにしてゆく
 マンガの歴史書、というべきでしょうか。

「まんがァ、だァ~いすきなァおかたのォ!」
「がるるるぐる!」(←訳:マスト本です!)

 そして、お次は、上下2巻から成る大作を、はいっ!

  
  



      ―― 王妃たちの最期の日々 ㊤㊦ ――



 著者はジャン=クリストフ・ビュイッソンさん、ジャン・セヴィリアさん、
 原著は2015年に、日本語版は2017年4月に発行されました。

 古代エジプトから20世紀までに散らばる
 王妃・皇妃・女王さまたちのエピソード集を
 読みやすくアレンジした
 エンタ系歴史書……と見えて、
 読後は胸に深く沁みわたる傑作、
 ノンフィクション好きな方々のみならず、
 歴史小説すきなカツジマニアさんにも
 おすすめしたい逸品ですよ♪

「これもォ、ふゆやすみィにィ~もういちどォ!」
「ぐるがるるるぐる!」(←訳:読み返したいよね!)

 さて、《BEST BOOK》探しも、
 第1回はアート、
 第2回はコミック、
 第3回のノンフィクションまで参りましたが、
 次回は……?

「まだまだッ、つづけまスでス!」
「がるるるぐるるるるるがる!」(←訳:よろしくお付き合いの程を!)
 

 
コメント
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