テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 極細の線で、ジャポネの美 ~

2018-01-10 21:53:04 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ、おふらんすゥじゃなくてェ~」
「がるる!ぐぅるるがる!」(←訳:虎です!ジャポネです!)

 こんにちは、ネーさです。
 はい、2018年に入って第2回目の、
 読書をサボっての展覧会情報は、
 前回の『ボストン美術館 パリジェンヌ展』から一転しまして
 近代日本の美を顕わすこちらの展覧会を、
 さあ、どうぞ~♪
 
  



        ―― 小村雪岱(こむら・せったい) ――



 埼玉県川越市の川越市立美術館にて、
 会期は2018年1月20日~3月11日
 (月曜休館、ただし2/12は開館し、翌2/13は休館)、
 『《雪岱調》のできるまで』と副題が付されています。

「うんッ、じゃぽねッ!」
「ぐるがるぐぅるる!」(←訳:線も色もジャポネ!)

  

 小村雪岱(こむら・せったい)さん(1887~1940)は、
 書籍の装丁・挿絵・舞台装置などで人気を博した画家さんです。

 おそらく、日本文学好きな活字マニアさんは、
 雪岱さんの名を、
 或いは雪岱さんの画を御存知のことでしょう。

 あっ! 
 この画、泉鏡花さんの御本で見たことあるぞ!と。

「なァるほどォ~♪」
「がるぐるるぅ!」(←訳:うんそうかぁ!)
 
  

 この展覧会では、
 邦枝完二さん作の新聞小説『おせん』のモノクロ挿絵など、
 雪岱さんの代表作とされる挿絵を中心に、
 ほっそりした人物像、
 極細の線描、
 大胆な余白――といった特徴をもつ
 《雪岱調》作品が展示されます。

「ちかごろォ、だいィちゅうもくゥ、なのでス!」
「ぐるるがっるぐる!」(←訳:今後はもっと注目!)

 近年、再評価が進んでいる雪岱さんの作品と功績。

 生誕130周年を記念し、
 また川越市立美術館開館15周年を記念する特別展へ、
 鏡花さんファンの皆さま、
 ジャポネなアートが好きな方々も、
 ぜひ、お出掛けを♪
 
 
 

   ではここで、応援の意味をこめてのオマケ画像も!
   
    『不二家』さんの
    《受かルックLOOK》!
   「じゅけんせいィのォ、みなさァ~んッ!」
   「がるる~!」(←訳:幸運を~!)
    寒いですからね、
    とにもかくにも風邪にだけは気を付けましょう。
    飲み物はハチミツレモンがおすすめですよ~♪
    
    
コメント
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