「こんにちわッ、テディちゃでス!
ほうていィどらまもォ~おもしろいィでス!」
「がるる!ぐるぅるがる!」(←訳:虎です!ダジャレもね!)
こんにちは、ネーさです。
ええ、日曜夜の新ドラマ初回もその面白さに拍手しましたよ。
シュールなダジャレと脇役さんたちの奮闘につられ、
次回の放送を首を長くして待ちながら、
さあ、読書タイムも奮闘してみましょう♪
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― H.P.LOVECRAFT H・P・ラヴクラフト ――
著者はミシェル・ウエルベックさん、
原著(底本)は2015年に、日本語版は2017年11月に発行されました。
仏語原題は『H.P.LOVECRAFT:Contre le monde,contre la vie』、
『世界と人生に抗って』と日本語副題が付されています。
SFやファンタジー好きな活字マニアさんは、
きっと耳にしたことは、
いえ、きっと読んだことがあるに違いない
《クトゥルフ神話》の創始者、
ハワード・フィリップス・ラヴクラフトさん(1890~1937)。
この御本は、ラブクラフトさんについての
評伝エッセイ作品、
と言ったらいいんでしょうか――
「テディちゃ、しッてまスゥ!
こわァ~いィおはなしィ、なのでスよゥ!」
「ぐるーがるる!」(←訳:ホラーだよね!)
ホラーなのか、怪奇小説なのか。
或いは、コズミック・ホラー(宇宙的ホラー)とも形容される、
その作品群の作者さんを。
現代ホラーの父。
と呼んでも、異論はありませんでしょう。
「こわいィだけじゃなくてェ~」
「がるるぐる!」(←訳:不思議千万!)
怪異と不思議に満ちたラヴクラフトさんの
《クトゥルフ神話》
(クトルゥルーとも表記されます)。
その神話世界の成り立ちを、
著者・ウエルベックさんは考察します。
細長い顔立ちの、
不器用で、人見知りで、鬱屈を抱え、
時に自分の古い家系に圧し潰されかけつつも、
ただひとり、
“物語る”道を歩んだ若者。
真のジェントルマンでありながら、
それともジェントルマンであるがゆえに、
生涯、彼が見続けたもの……。
「さみしィ、うちゅうゥ?」
「ぐるるるるがるー?」(←訳:黄昏どきのホラー?)
前半は“ラヴクラフト作品論”と
それにラヴクラフトさんが生きた時代の様相が描かれていますが、
御本後半の伝記の部分は
読み手の感情を深く揺さぶります。
また、冒頭には
スティーヴン・キングさんの序文が収録されていて、
これも素晴らしい“ラブクラフトと僕”論になっています。
「ちからァ、はいッてまス!」
「がるる!」(←訳:筆力が!)
ホラー好きさんに、
近代文学史好きさんに、
そしてS・キングさんのファンの方々にも
おすすめしたい一冊です。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪
ほうていィどらまもォ~おもしろいィでス!」
「がるる!ぐるぅるがる!」(←訳:虎です!ダジャレもね!)
こんにちは、ネーさです。
ええ、日曜夜の新ドラマ初回もその面白さに拍手しましたよ。
シュールなダジャレと脇役さんたちの奮闘につられ、
次回の放送を首を長くして待ちながら、
さあ、読書タイムも奮闘してみましょう♪
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― H.P.LOVECRAFT H・P・ラヴクラフト ――
著者はミシェル・ウエルベックさん、
原著(底本)は2015年に、日本語版は2017年11月に発行されました。
仏語原題は『H.P.LOVECRAFT:Contre le monde,contre la vie』、
『世界と人生に抗って』と日本語副題が付されています。
SFやファンタジー好きな活字マニアさんは、
きっと耳にしたことは、
いえ、きっと読んだことがあるに違いない
《クトゥルフ神話》の創始者、
ハワード・フィリップス・ラヴクラフトさん(1890~1937)。
この御本は、ラブクラフトさんについての
評伝エッセイ作品、
と言ったらいいんでしょうか――
「テディちゃ、しッてまスゥ!
こわァ~いィおはなしィ、なのでスよゥ!」
「ぐるーがるる!」(←訳:ホラーだよね!)
ホラーなのか、怪奇小説なのか。
或いは、コズミック・ホラー(宇宙的ホラー)とも形容される、
その作品群の作者さんを。
現代ホラーの父。
と呼んでも、異論はありませんでしょう。
「こわいィだけじゃなくてェ~」
「がるるぐる!」(←訳:不思議千万!)
怪異と不思議に満ちたラヴクラフトさんの
《クトゥルフ神話》
(クトルゥルーとも表記されます)。
その神話世界の成り立ちを、
著者・ウエルベックさんは考察します。
細長い顔立ちの、
不器用で、人見知りで、鬱屈を抱え、
時に自分の古い家系に圧し潰されかけつつも、
ただひとり、
“物語る”道を歩んだ若者。
真のジェントルマンでありながら、
それともジェントルマンであるがゆえに、
生涯、彼が見続けたもの……。
「さみしィ、うちゅうゥ?」
「ぐるるるるがるー?」(←訳:黄昏どきのホラー?)
前半は“ラヴクラフト作品論”と
それにラヴクラフトさんが生きた時代の様相が描かれていますが、
御本後半の伝記の部分は
読み手の感情を深く揺さぶります。
また、冒頭には
スティーヴン・キングさんの序文が収録されていて、
これも素晴らしい“ラブクラフトと僕”論になっています。
「ちからァ、はいッてまス!」
「がるる!」(←訳:筆力が!)
ホラー好きさんに、
近代文学史好きさんに、
そしてS・キングさんのファンの方々にも
おすすめしたい一冊です。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪