「こんにちわッ、テディちゃでス!
なんともォ~からふるゥ、なのでス!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!春の色だね!)
こんにちは、ネーさです。
花屋さんのウィンドウに、
ピンク、オレンジ、紫、レモン……と並んでいたのは、
フリージア&スイートピー♪
明るい春の色から元気をわけてもらった今日は、
さあ、またあの作家さんに御登場いただきましょう。
こちらを、どうぞ~!
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―― いちまいの絵 ――
著者は原田マハさん、2017年6月に発行されました。
『生きているうちに見るべき名画』と副題が付されています。
前々回記事では、
原田さんのフィクション作品『たゆたえど沈まず』を御紹介しましたが、
こちらはアート評論ジャンルのノンフィクション作品、
ということになりましょうか。
「こころにィ、ひめたァ~…」
「ぐるがる!」(←訳:我が一枚!)
アート好きさんなら、こころのうちに
持っているに違いありません。
この絵が、もう好きで好きで。
大好きで!という一枚を。
いえ、ことさらアート好きと自認していない御方も、
好きな絵っていえばこれだよな♪
という一枚がおありでしょう。
「ありィまァ~ス!」
「がるぐるぅ!」(←訳:あるあるゥ!)
そういった《アートあるある》に、
かつては美術館に勤務した経験を持ち、
現在はア-ト小説の名手として知られる
著者・原田さんが挑んだなら。
はたして、
選ばれる“我が一枚”とは?
誰もが知る名作なんでしょうか?
玄人ごのみの隠れた逸品なんでしょうか?
「ここにはァ、えェ~とォ?」
「ぐるる~!」(←訳:26枚~!)
原田さんのこころを打った、
26の作品。
御本の本文部分は文章のみ、挿絵もないのですけれど、
冒頭にはカラー口絵が収録されていて、
原田さんが選んだ作品の図版を見ることが出来ます。
副題に『生きているうちに見るべき名画』とある通り、
殆どの作品が
美術館の公式カタログで最も目立つ場所に掲載されるような、
あるいは美術の教科書に載っているような、
メジャーな名作ではありますが。
作品に向ける原田さんの目線は優しく、あたたかく、
静かな、しかし、
ずっしりと重い感動に満ちています。
《この一枚》が、
ここにある――自分の眼の前にある、という奇跡。
この絵がここにくるまでの、長い長い道のり。
そしてまた、
自分がここで、こうして
絵と相対していることも、
奇跡としかいいようがない。
「しょうせつゥ、みたいィでスねッ!」
「がるぐぅるるぅるがるるるる!」(←訳:ノンフィクションなんだけど!)
『一枚目』として取り上げられているのは、
パブロ・ピカソさん作
『アヴィニヨンの女たち』。
20世紀の“節目の一枚”であった『アヴィニヨンの女たち』から、
さて、原田さんの眼はどこへ向かうのでしょう?
二枚目、三枚目と続く『見るべき名画』は
いったい誰の、なんという作品か?
「なるほどォ~だッたりィ?」
「ぐるがっるる!」(←訳:意外だったり!)
瞼を閉じれば、
そこに浮び上がる、私の一枚。
アート好きさんも
歴史好きさんをも共感させる快作、
ぜひのおすすめです♪
なんともォ~からふるゥ、なのでス!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!春の色だね!)
こんにちは、ネーさです。
花屋さんのウィンドウに、
ピンク、オレンジ、紫、レモン……と並んでいたのは、
フリージア&スイートピー♪
明るい春の色から元気をわけてもらった今日は、
さあ、またあの作家さんに御登場いただきましょう。
こちらを、どうぞ~!

―― いちまいの絵 ――
著者は原田マハさん、2017年6月に発行されました。
『生きているうちに見るべき名画』と副題が付されています。
前々回記事では、
原田さんのフィクション作品『たゆたえど沈まず』を御紹介しましたが、
こちらはアート評論ジャンルのノンフィクション作品、
ということになりましょうか。
「こころにィ、ひめたァ~…」
「ぐるがる!」(←訳:我が一枚!)
アート好きさんなら、こころのうちに
持っているに違いありません。
この絵が、もう好きで好きで。
大好きで!という一枚を。
いえ、ことさらアート好きと自認していない御方も、
好きな絵っていえばこれだよな♪
という一枚がおありでしょう。
「ありィまァ~ス!」
「がるぐるぅ!」(←訳:あるあるゥ!)
そういった《アートあるある》に、
かつては美術館に勤務した経験を持ち、
現在はア-ト小説の名手として知られる
著者・原田さんが挑んだなら。
はたして、
選ばれる“我が一枚”とは?
誰もが知る名作なんでしょうか?
玄人ごのみの隠れた逸品なんでしょうか?
「ここにはァ、えェ~とォ?」
「ぐるる~!」(←訳:26枚~!)
原田さんのこころを打った、
26の作品。
御本の本文部分は文章のみ、挿絵もないのですけれど、
冒頭にはカラー口絵が収録されていて、
原田さんが選んだ作品の図版を見ることが出来ます。
副題に『生きているうちに見るべき名画』とある通り、
殆どの作品が
美術館の公式カタログで最も目立つ場所に掲載されるような、
あるいは美術の教科書に載っているような、
メジャーな名作ではありますが。
作品に向ける原田さんの目線は優しく、あたたかく、
静かな、しかし、
ずっしりと重い感動に満ちています。
《この一枚》が、
ここにある――自分の眼の前にある、という奇跡。
この絵がここにくるまでの、長い長い道のり。
そしてまた、
自分がここで、こうして
絵と相対していることも、
奇跡としかいいようがない。
「しょうせつゥ、みたいィでスねッ!」
「がるぐぅるるぅるがるるるる!」(←訳:ノンフィクションなんだけど!)
『一枚目』として取り上げられているのは、
パブロ・ピカソさん作
『アヴィニヨンの女たち』。
20世紀の“節目の一枚”であった『アヴィニヨンの女たち』から、
さて、原田さんの眼はどこへ向かうのでしょう?
二枚目、三枚目と続く『見るべき名画』は
いったい誰の、なんという作品か?
「なるほどォ~だッたりィ?」
「ぐるがっるる!」(←訳:意外だったり!)
瞼を閉じれば、
そこに浮び上がる、私の一枚。
アート好きさんも
歴史好きさんをも共感させる快作、
ぜひのおすすめです♪