「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふわわァ~! ぜんぽうゥちゅういィでスゥ!」
「がるる!ぐるがる~!」(←訳:虎です!濃霧だよ~!)
こんにちは、ネーさです。
今朝の東京・多摩地域は濃い霧に包まれ、思わず、
19世紀のロンドンってこんな感じ?と
目を凝らしてしまいましたよ。
そして、本日の読書タイムも……
霧の中からゆっくり姿を現す巨象のような、
こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― The Pen ――
著者は池田学(いけだ・まなぶ)さん、2017年1月に発行されました。
2017年、佐賀県立美術館・金沢21世紀美術館・日本橋高島屋を巡回した
『池田学展 The Pen ――凝縮の宇宙――』の
公式図録でもある画集です。
「ふわゥッ! おおものォでス!」
「ぐるる~!」(←訳:四角い~!)
↑上の画像からもお分かりでしょうけれど、
縦横ともにほぼ30㎝、
と一般的な展覧会図録よりも
ひとまわり大きめサイズの御本は、
まず、印刷がガンバってます。
大判の絵画を撮影して図版に、というのは
簡単そうでいて、実はとても難しい……
なんてことを微塵も思わせず、
展覧会の目玉でもあった著者・池田さんの最新作
『誕生│Rebirth』(2013~2016)、
その美しさ、
画面から放たれる底知れぬチカラ、
光と闇を写し取りました。
「なんというゥせかいィ!」
「がるるぐるるがるぐるるる!」(←訳:二次元なのに立体みたいだ!)
御本の冒頭部分には、
『誕生│Ribirth』の全景(全図というべきでしょうか)、
そして部分図が掲げられ、
巻末近くでは
《『誕生』制作過程│The Making of Rebirth》
と題された
“生まれつつある『誕生』”の記録が収録されています。
「びじゅつかんッでのォ~!」
「ぐるがる!」(←訳:公開制作!)
自室を出て、外へ。
しかも、そこは
米国ウィスコンシン州・チェゼン美術館のスタジオ。
毎日、午後の一時間、一般に公開されるスタジオで、
池田さんは描くのです。
300.0×400.0㎝の紙に、
ペン、インク、透明水彩。
「きのォとおくなるゥような~…」
「がるるぐる……!」(←訳:遠大な道程……!)
池田さん御自身による制作の記録
『マディソン日記』から抜粋された文章も添えられたこのパートは
見応えも、読み応えも、ずっしり、ずしん!
「ながいィたびィでしたでス!」
「ぐるがるるるぐるる!」(←訳:実り豊かな旅でした!)
また、この図録には、
『誕生│Rebirth』以外の池田さんの作品も
収録されています。
大型の作品、小型の作品、
どれも素晴らしい中で、
私ネーさが大々好きなのは
『ブッダ Buddha』(2000年)、
『存在 Existence』(2004年)……
いえ、『方舟 Ark』(2005年)も、
『興亡史』や
動物を描いた連作もステキなのよね~♪
「つまりィ~…」
「がるぐる!」(←訳:全部好き!)
書店さんのアートブックコーナーでは
おそらく一際目を惹いているに違いないこの御本、
どうか皆さま、
手に取ってページをめくり、
池田さんのペンの息吹を、
その宇宙を、
感じ取り、読み取ってみてくださいね。
アート好きさんに限らず、
全活字マニアさんに、おすすめです!
ふわわァ~! ぜんぽうゥちゅういィでスゥ!」
「がるる!ぐるがる~!」(←訳:虎です!濃霧だよ~!)
こんにちは、ネーさです。
今朝の東京・多摩地域は濃い霧に包まれ、思わず、
19世紀のロンドンってこんな感じ?と
目を凝らしてしまいましたよ。
そして、本日の読書タイムも……
霧の中からゆっくり姿を現す巨象のような、
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― The Pen ――
著者は池田学(いけだ・まなぶ)さん、2017年1月に発行されました。
2017年、佐賀県立美術館・金沢21世紀美術館・日本橋高島屋を巡回した
『池田学展 The Pen ――凝縮の宇宙――』の
公式図録でもある画集です。
「ふわゥッ! おおものォでス!」
「ぐるる~!」(←訳:四角い~!)
↑上の画像からもお分かりでしょうけれど、
縦横ともにほぼ30㎝、
と一般的な展覧会図録よりも
ひとまわり大きめサイズの御本は、
まず、印刷がガンバってます。
大判の絵画を撮影して図版に、というのは
簡単そうでいて、実はとても難しい……
なんてことを微塵も思わせず、
展覧会の目玉でもあった著者・池田さんの最新作
『誕生│Rebirth』(2013~2016)、
その美しさ、
画面から放たれる底知れぬチカラ、
光と闇を写し取りました。
「なんというゥせかいィ!」
「がるるぐるるがるぐるるる!」(←訳:二次元なのに立体みたいだ!)
御本の冒頭部分には、
『誕生│Ribirth』の全景(全図というべきでしょうか)、
そして部分図が掲げられ、
巻末近くでは
《『誕生』制作過程│The Making of Rebirth》
と題された
“生まれつつある『誕生』”の記録が収録されています。
「びじゅつかんッでのォ~!」
「ぐるがる!」(←訳:公開制作!)
自室を出て、外へ。
しかも、そこは
米国ウィスコンシン州・チェゼン美術館のスタジオ。
毎日、午後の一時間、一般に公開されるスタジオで、
池田さんは描くのです。
300.0×400.0㎝の紙に、
ペン、インク、透明水彩。
「きのォとおくなるゥような~…」
「がるるぐる……!」(←訳:遠大な道程……!)
池田さん御自身による制作の記録
『マディソン日記』から抜粋された文章も添えられたこのパートは
見応えも、読み応えも、ずっしり、ずしん!
「ながいィたびィでしたでス!」
「ぐるがるるるぐるる!」(←訳:実り豊かな旅でした!)
また、この図録には、
『誕生│Rebirth』以外の池田さんの作品も
収録されています。
大型の作品、小型の作品、
どれも素晴らしい中で、
私ネーさが大々好きなのは
『ブッダ Buddha』(2000年)、
『存在 Existence』(2004年)……
いえ、『方舟 Ark』(2005年)も、
『興亡史』や
動物を描いた連作もステキなのよね~♪
「つまりィ~…」
「がるぐる!」(←訳:全部好き!)
書店さんのアートブックコーナーでは
おそらく一際目を惹いているに違いないこの御本、
どうか皆さま、
手に取ってページをめくり、
池田さんのペンの息吹を、
その宇宙を、
感じ取り、読み取ってみてくださいね。
アート好きさんに限らず、
全活字マニアさんに、おすすめです!