「こんにちわッ、テディちゃでス!
みなさまァ、ごぶじィでスかッ?」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!まだまだ御用心!)
こんにちは、ネーさです。
東京を雪まみれにした低気圧は北上したものの、
東北や北海道ではこれからが荒天のピークでしょうか、
どうかくれぐれも気を付けてくださいね。
雪掻きが一段落してぐったり、な方々は
筋肉痛対策のマッサージをしながら、
さあ、読書タイムで休憩いたしましょう。
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪

―― 鳥類学者、無謀にも恐竜を語る ――
著者は川上和人(かわかみ・かずと)さん、2013年4月に発行されました。
昨年は『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』が
大評判となった鳥類学者の著者・川上さん。
この御本は、
『鳥類学者だからって…』よりも前に刊行された科学ノンフィクションですが、
川上さんのスタンスは変わっていません。
「ちょうるいィ、ひとすじィ!」
「ぐるるるるがる!」(←訳:ブレてないよね!)
“恐竜を語る”ことが、
なぜまた、“鳥類一筋!”なのか。
それはもう、あらためて説明するまでもありません。
「ちょうるいィのォ、ごせんぞさまはァ~」
「がるぐるる!」(←訳:恐竜なのさ!)
数十年前ならば疑う向きもあったでしょう。
始祖鳥の化石はニセモノだ!
約6500万年前、恐竜は完全に絶滅したんだ!と。
しかし現在では、
鳥類たちのパパママを遡れば、
恐竜に行き着く、という学説はほぼ確定しています。
ただ、ねえ……。
「わからないィこともォ、たァ~くさんッ!」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:進化の枝葉がね!)
恐竜、とひと口に言いますが、
これがけっこう多様で、分類がまた複雑で。
それでも、これだけは言い切れる、っていうのは……
翼竜は鳥類の祖先じゃない!
「うすうすゥ、わかッてたけどォ~…」
「がるるぐるる~…」(←訳:なんか寂しい~…)
翼竜の身体は地上性爬虫類時代の痕跡を引きずっている。
対して、
鳥になる道を選んだ恐竜たちは?
どんな身体を(形態を)していたのか?
どういう変化を経て
飛ぶ方向に進化していったのか?
著者・川上さんは、
“結果”から“原因”を推理するように、
鳥たちの御先祖像を推察します。
いまいる鳥たちの先祖に相応しいのは、
いったいどのような恐竜であるべきか――
「いろいろォ、しょうげきィでしたでス!」
「ぐるるがっるる!」(←訳:初めて知ったよ!)
恐竜も、ピンチの時はトカゲのように
自分のシッポ切って逃げた、かもしれない?
恐竜は《渡り》をした、が、
哺乳類だって《渡り》をした!
恐竜たちも少子化を体験したけど、
それは社会安定の証拠!
恐竜たちの行動が、
地球の植物にも変化をもたらした!
……ああ、タイムマシンが欲しいわね。
そのころ地球で何が起こったのか――
《古生代の地球・びっくりベストテン!》とか、
《生物ベスト進化賞!》とか
《NG進化はこれだ!ワースト20例!》とか
拝見してみたいものです。
「あのォだいじけんもッ!」
「がるるぐるがる!」(←訳:小天体衝突事件!)
天変地異をも超え、
翼もつものたちが辿る、長い道。
その歴史の一場面、
一景を覗く旅へ、
鳥を愛してやまぬ鳥類/恐竜学者さんのガイドを得て、
皆さま、ぜひ、お出掛けを♪
みなさまァ、ごぶじィでスかッ?」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!まだまだ御用心!)
こんにちは、ネーさです。
東京を雪まみれにした低気圧は北上したものの、
東北や北海道ではこれからが荒天のピークでしょうか、
どうかくれぐれも気を付けてくださいね。
雪掻きが一段落してぐったり、な方々は
筋肉痛対策のマッサージをしながら、
さあ、読書タイムで休憩いたしましょう。
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪

―― 鳥類学者、無謀にも恐竜を語る ――
著者は川上和人(かわかみ・かずと)さん、2013年4月に発行されました。
昨年は『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』が
大評判となった鳥類学者の著者・川上さん。
この御本は、
『鳥類学者だからって…』よりも前に刊行された科学ノンフィクションですが、
川上さんのスタンスは変わっていません。
「ちょうるいィ、ひとすじィ!」
「ぐるるるるがる!」(←訳:ブレてないよね!)
“恐竜を語る”ことが、
なぜまた、“鳥類一筋!”なのか。
それはもう、あらためて説明するまでもありません。
「ちょうるいィのォ、ごせんぞさまはァ~」
「がるぐるる!」(←訳:恐竜なのさ!)
数十年前ならば疑う向きもあったでしょう。
始祖鳥の化石はニセモノだ!
約6500万年前、恐竜は完全に絶滅したんだ!と。
しかし現在では、
鳥類たちのパパママを遡れば、
恐竜に行き着く、という学説はほぼ確定しています。
ただ、ねえ……。
「わからないィこともォ、たァ~くさんッ!」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:進化の枝葉がね!)
恐竜、とひと口に言いますが、
これがけっこう多様で、分類がまた複雑で。
それでも、これだけは言い切れる、っていうのは……
翼竜は鳥類の祖先じゃない!
「うすうすゥ、わかッてたけどォ~…」
「がるるぐるる~…」(←訳:なんか寂しい~…)
翼竜の身体は地上性爬虫類時代の痕跡を引きずっている。
対して、
鳥になる道を選んだ恐竜たちは?
どんな身体を(形態を)していたのか?
どういう変化を経て
飛ぶ方向に進化していったのか?
著者・川上さんは、
“結果”から“原因”を推理するように、
鳥たちの御先祖像を推察します。
いまいる鳥たちの先祖に相応しいのは、
いったいどのような恐竜であるべきか――
「いろいろォ、しょうげきィでしたでス!」
「ぐるるがっるる!」(←訳:初めて知ったよ!)
恐竜も、ピンチの時はトカゲのように
自分のシッポ切って逃げた、かもしれない?
恐竜は《渡り》をした、が、
哺乳類だって《渡り》をした!
恐竜たちも少子化を体験したけど、
それは社会安定の証拠!
恐竜たちの行動が、
地球の植物にも変化をもたらした!
……ああ、タイムマシンが欲しいわね。
そのころ地球で何が起こったのか――
《古生代の地球・びっくりベストテン!》とか、
《生物ベスト進化賞!》とか
《NG進化はこれだ!ワースト20例!》とか
拝見してみたいものです。
「あのォだいじけんもッ!」
「がるるぐるがる!」(←訳:小天体衝突事件!)
天変地異をも超え、
翼もつものたちが辿る、長い道。
その歴史の一場面、
一景を覗く旅へ、
鳥を愛してやまぬ鳥類/恐竜学者さんのガイドを得て、
皆さま、ぜひ、お出掛けを♪