「こんにちわッ、テディちゃでス!
ひゃわッ! つららァ、できてるでス!」
「がるる!ぐるがるるぐっる!」(←訳:虎です!窓もドアも凍った!)
こんにちは、ネーさです。
これが、これがドン底なのよね?
このドン底を過ぎれば春が来るんだ~と自分に言い聞かせながら、
さあ、元気を補給しましょう読書タイムで!
本日は、こちらのミステリ作品を、どうぞ~♪
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―― 消人屋敷の殺人 ――
著者は深木章子(みき・あきこ)さん、2017年10月に発行されました。
『消人屋敷』は『しょうじんやしき』とお読みくださいね。
先日ご紹介しました『屍人荘の殺人』が、
年末年始のお休みは読書三昧!という活字マニアさんの心に
見事にヒットしたのでしょう、
現在ミステリジャンルのベストセラーにランクイン中だそうです。
ならば、もしかして、
こちらの御本も……?
「ほんかくゥみすてりィ、なのでス!」
「ぐるがる!」(←訳:密室です!)
導入部をちょっと拾い読みしただけでも、
なかなかに魅力的な《謎》が提出されていますよ。
いまから140年も前――明治9年のこと。
或る地域の権力者さんが、
お屋敷を建てました。
それは半島の突端、
眺望絶景の地にそびえる、
たいそう立派な別荘であったものの。
主の権力者さんは、
反政府の危険人物だ、
武装蜂起を企てる謀反者なのだ、との疑いをかけられ、
お屋敷は包囲されます。
「うわァ、だいじけんッでスよゥ!」
「がるぐるる!」(←訳:政争だねえ!)
多数の官憲に周囲を固められたお屋敷には、
権力者の一族が立てこもっている、はず……
だったのですが。
踏み込んでみれば、
お屋敷の内部は。
「もぬけのォ、からァ??」
「ぐるー?!?」(←訳:なぜー?!?)
権力者一族はどこへ消えた――?
その《謎》が解けぬまま、
舞台はやがて現代へ。
今回もまた、“消失”するのです。
「おやしきにィ、いるはずのォひとはァ??」
「がるぐっるる?」(←訳:どこ行ったの?)
最近、ベストセラーを連発している新人作家さん。
筆名に心当たりはないけれど、
もしかしたら、この作家さんは兄ではなかろうか。
ここしばらく連絡が取れなくなっているお兄ちゃん。
アパートを立ち退き、
携帯電話は電源が切られ、
消息不明のお兄ちゃん。
お兄ちゃんを探して、
大学生の幸田真由里(こうだ・まゆり)さんは
消人屋敷に行き着きます。
「ここにィ~…?」
「ぐるるぅるる?」(←訳:お兄ちゃんが?)
折しも、前線が北上し、低気圧が発生。
嵐に吹き飛ばされそうになりながら、
お屋敷を訪ねた幸田さんは、そこに。
「ふァいッ! そこからァさきィはッ!」
「がるぐる!」(←訳:秘密です!)
密室、嵐の山荘、消失、と
ありったけの《謎》アイテムを
パフェのように盛りつけてゆけば、
さて、その《絵解き》はどんな図に?
挑戦&冒険心に満ちた意欲的な作品を、
ミステリ好きさんは、
ぜひ、一読してみてくださいね♪
ひゃわッ! つららァ、できてるでス!」
「がるる!ぐるがるるぐっる!」(←訳:虎です!窓もドアも凍った!)
こんにちは、ネーさです。
これが、これがドン底なのよね?
このドン底を過ぎれば春が来るんだ~と自分に言い聞かせながら、
さあ、元気を補給しましょう読書タイムで!
本日は、こちらのミステリ作品を、どうぞ~♪

―― 消人屋敷の殺人 ――
著者は深木章子(みき・あきこ)さん、2017年10月に発行されました。
『消人屋敷』は『しょうじんやしき』とお読みくださいね。
先日ご紹介しました『屍人荘の殺人』が、
年末年始のお休みは読書三昧!という活字マニアさんの心に
見事にヒットしたのでしょう、
現在ミステリジャンルのベストセラーにランクイン中だそうです。
ならば、もしかして、
こちらの御本も……?
「ほんかくゥみすてりィ、なのでス!」
「ぐるがる!」(←訳:密室です!)
導入部をちょっと拾い読みしただけでも、
なかなかに魅力的な《謎》が提出されていますよ。
いまから140年も前――明治9年のこと。
或る地域の権力者さんが、
お屋敷を建てました。
それは半島の突端、
眺望絶景の地にそびえる、
たいそう立派な別荘であったものの。
主の権力者さんは、
反政府の危険人物だ、
武装蜂起を企てる謀反者なのだ、との疑いをかけられ、
お屋敷は包囲されます。
「うわァ、だいじけんッでスよゥ!」
「がるぐるる!」(←訳:政争だねえ!)
多数の官憲に周囲を固められたお屋敷には、
権力者の一族が立てこもっている、はず……
だったのですが。
踏み込んでみれば、
お屋敷の内部は。
「もぬけのォ、からァ??」
「ぐるー?!?」(←訳:なぜー?!?)
権力者一族はどこへ消えた――?
その《謎》が解けぬまま、
舞台はやがて現代へ。
今回もまた、“消失”するのです。
「おやしきにィ、いるはずのォひとはァ??」
「がるぐっるる?」(←訳:どこ行ったの?)
最近、ベストセラーを連発している新人作家さん。
筆名に心当たりはないけれど、
もしかしたら、この作家さんは兄ではなかろうか。
ここしばらく連絡が取れなくなっているお兄ちゃん。
アパートを立ち退き、
携帯電話は電源が切られ、
消息不明のお兄ちゃん。
お兄ちゃんを探して、
大学生の幸田真由里(こうだ・まゆり)さんは
消人屋敷に行き着きます。
「ここにィ~…?」
「ぐるるぅるる?」(←訳:お兄ちゃんが?)
折しも、前線が北上し、低気圧が発生。
嵐に吹き飛ばされそうになりながら、
お屋敷を訪ねた幸田さんは、そこに。
「ふァいッ! そこからァさきィはッ!」
「がるぐる!」(←訳:秘密です!)
密室、嵐の山荘、消失、と
ありったけの《謎》アイテムを
パフェのように盛りつけてゆけば、
さて、その《絵解き》はどんな図に?
挑戦&冒険心に満ちた意欲的な作品を、
ミステリ好きさんは、
ぜひ、一読してみてくださいね♪