テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― 色彩の魔術師と、絹の美 ―

2019-09-18 23:10:07 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ♪るるるゥ~♪おんがくゥのォ~あきィ~♪」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!秋は読書だよ!)

 こんにちは、ネーさです。
 音楽も読書も、
 アートもスポーツもどんと来~い!なのは、
 やはり秋ですよね♫
 週の半ばの本日は、読書をサボり、
 音楽と絵画、そしてファッションが融合する
 こちらの展覧会情報を、
 さあ、どうぞ~!
 
  


 
       ―― ラウル・デュフィ 展 ――



 東京・港区のパナソニック汐留美術館にて、
 会期は2019年10月5日~12月15日(水曜休館)、
 『RAOUL DUFY PAINTINGS AND TEXTILE DESIGNS』と英語題名が、
 『絵画とテキスタイル・デザイン』と日本語副題が付されています。

「わァ~おッ! はなやかァでスゥ!」
「ぐーるるるるる!」(←訳:ヨーロピアンだ!)

  

 《色彩の魔術師》とも呼ばれる、
 画家ラウル・デュフィさん(1877~1953)。

 まぶしい南仏の陽光を連想させる
 華麗な色使いからすると
 ちょっと意外なことに、
 デュフィさんの出身地は北フランス、
 ノルマンディー地方の港町ル・アーブルなのでした。

 生家は裕福ではなかったけれども、
 お父さんは会社勤めをしながら
 教会の指揮者兼オルガン奏者を務める音楽家さん、
 お母さんはヴァイオリン奏者、
 弟たちの中にはのちにプロの音楽家になった者もいて、
 つまりデュフィ家では――

「いつもォ~おんがくゥ!」
「がるぐる!」(←訳:音楽一家!)

 なので、
 デュフィさんの作品にも
 音楽をテーマにしたものが少なくありませんし、
 バレエなどの舞台美術のお仕事もしたり、と
 生涯、音楽と縁が途切れることは
 なかったのですが、
 もうひとつ、
 デュフィさんの生活を支えたものがありました。

 それが、テキスタイル・デザインです。

  

 デュフィさんは、1912年から28年まで、
 リヨンの絹織物製造業ビアンキーニ=フェリエ社に
 テキスタイルのデザインを提供しました。

 また、それ以前にも
 有名なファッション・デザイナーのポール・ポワレさんのために
 テキスタイル・デザインを行ってもいます。

 この展覧会では、
 デュフィさんの油彩画作品とともに、
 ビアンキーニ=フェリエ社で用いられたデザインの原画や下絵、
 オリジナルテキスタイル、
 プリント生地のための試し刷り、
 復刻生産されたテキスタイルによる
 衣装作品などが展示されます。

「いべんとォもォ、ありまスゥ!」
「ぐるるるるる!」(←訳:語呂合わせの!)

 ええ、記念講演会、
 学芸員さんによるギャラリートークの他に、
 こ~んなスペシャルなイベントも予定されています。

 シルクとかけて、
 会期中の、4(シ)、6(ル)、9(ク)のつく
 10月6日、10月29日、
 11月14日、11月19日には、
 各日先着200名様に
 デュフィさんの絵画のポストカードを
 プレゼント!

「うふふッ♪」
「がるるる~♪」(←訳:楽しそう~♪)

 アート好きさん&音楽好きさん、
 ファッション好きな御方にもおすすめの企画展へ、
 ぜひ、お出掛けを。
 
 

 

    では、ここで美味しいオマケ画像も。
   
    『森永製菓』さんの
    《DARS沖縄 期間限定シークワーサー味》は、
    「むゥ!すッぱいィ!」
    「ぐるるがるる!」(←訳:柑橘系だよう!)
    もう9月なんだもん、
    夏っぽいお菓子は終わりでしょ?
    と言いたいところですが、
    熱中症警戒情報が各地でまだ出ているようです。
    皆さま、どうか御自愛くださいね。
    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする