「こんにちわッ、テディちゃでス!
おみまいィもうしあげまスゥ!」
「がるる!ぐるがるるぅ~…」(←訳:虎です!でも茹だるぅ~…)
こんにちは、ネーさです。
皆さま、ご無事でしょうか。
ここ八王子では、台風15号による被害は
あまり無かったものの、
9月らしからぬ暑さにアタマがクラクラしています。
熱中症にならぬよう、冷たい飲み物を用意したら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 原田マハの印象派物語 ――
著者は原田マハさん、2019年6月に発行されました。
『7histoires d'impressionnistes』と仏語題名が付されています。
「しょうせつゥでスかァ?」
「ぐるがるるる?」(←訳:美術ガイド本?)
この御本の本文は4つのパートに分かれています。
先ずは、印象派の作品に出会える美術館の紹介。
『愚かものたちのセブン・ストーリーズ』と題された
7人の画家さんの《物語》。
著者・原田さんが辿る《ノルマンディー紀行》。
そして、2017年4月に行われた
三菱一号館美術館館長の高橋明也さんと
原田さんの対談
《人生にただ一度しかない展覧会》
が収録されています。
『セブン・ストーリーズ』には
小説的な描写が織り込まれ、
美術館を紹介する部分と《ノルマンディー紀行》は
ノンフィクションですから、
この御本が狙っているのは
フィクションとノンフィクションの
“いいとこどり”でしょうか。
「おしゃしんッ、わんだふるゥ!」
「がるぐるるぅ!」(←訳:これいいなぁ!)
美術の教科書にあるような
“お行儀の良い”写真ではなく、
それゆえにじっと見入ってしまうのが、
本文6ページの
『14歳の小さな踊り子』です。
油彩やパステル、素描など、
数多くの踊り子(バレリーナ)を描いたドガさんの、
これは立体作品――ブロンズ像なのですけれど、
ブロンズの表面の質感、
衣装のしわ、
髪に着けたリボンの結び目までもくっきり捉えられて、
いまにも『小さな踊り子』が
ふっと動き出しそうな……。
「いきてるゥみたいィ!」
「ぐるるぅ!」(←訳:凄いよぅ!)
そのドガさんも登場するのは、
《愚かものたちのセブン・ストーリーズ》。
《モネの物語》
《ベルト・モリゾとマネの物語》
《メアリー・カサットとドガの物語》
《ルノワールの物語》
《カイユボットの物語》
《セザンヌの物語》
《ゴッホの物語》
という、
7つの《物語》では、
画家さんたちの年表、代表作の図版と併せて、
原田さんが“幻視”した
《世界でいちばん美しい愚かものたち》の生涯が
敬愛の思いとともに語られます。
「どのォおはなしィもォ~」
「がるるぐっるぅる~♪」(←訳:好きになっちゃう~♪)
花々が咲き、柳が揺れるモネさんのお庭、
エトルタの崖と、
オンフルールの港。
写真も文章も、
高橋さん×原田さんの対談も、
印象派好きな御方、
19世紀フランス美術好きな方々には
ぜひのおすすめですよ。
本屋さんで、図書館で、
探してみてくださいね。
おみまいィもうしあげまスゥ!」
「がるる!ぐるがるるぅ~…」(←訳:虎です!でも茹だるぅ~…)
こんにちは、ネーさです。
皆さま、ご無事でしょうか。
ここ八王子では、台風15号による被害は
あまり無かったものの、
9月らしからぬ暑さにアタマがクラクラしています。
熱中症にならぬよう、冷たい飲み物を用意したら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 原田マハの印象派物語 ――
著者は原田マハさん、2019年6月に発行されました。
『7histoires d'impressionnistes』と仏語題名が付されています。
「しょうせつゥでスかァ?」
「ぐるがるるる?」(←訳:美術ガイド本?)
この御本の本文は4つのパートに分かれています。
先ずは、印象派の作品に出会える美術館の紹介。
『愚かものたちのセブン・ストーリーズ』と題された
7人の画家さんの《物語》。
著者・原田さんが辿る《ノルマンディー紀行》。
そして、2017年4月に行われた
三菱一号館美術館館長の高橋明也さんと
原田さんの対談
《人生にただ一度しかない展覧会》
が収録されています。
『セブン・ストーリーズ』には
小説的な描写が織り込まれ、
美術館を紹介する部分と《ノルマンディー紀行》は
ノンフィクションですから、
この御本が狙っているのは
フィクションとノンフィクションの
“いいとこどり”でしょうか。
「おしゃしんッ、わんだふるゥ!」
「がるぐるるぅ!」(←訳:これいいなぁ!)
美術の教科書にあるような
“お行儀の良い”写真ではなく、
それゆえにじっと見入ってしまうのが、
本文6ページの
『14歳の小さな踊り子』です。
油彩やパステル、素描など、
数多くの踊り子(バレリーナ)を描いたドガさんの、
これは立体作品――ブロンズ像なのですけれど、
ブロンズの表面の質感、
衣装のしわ、
髪に着けたリボンの結び目までもくっきり捉えられて、
いまにも『小さな踊り子』が
ふっと動き出しそうな……。
「いきてるゥみたいィ!」
「ぐるるぅ!」(←訳:凄いよぅ!)
そのドガさんも登場するのは、
《愚かものたちのセブン・ストーリーズ》。
《モネの物語》
《ベルト・モリゾとマネの物語》
《メアリー・カサットとドガの物語》
《ルノワールの物語》
《カイユボットの物語》
《セザンヌの物語》
《ゴッホの物語》
という、
7つの《物語》では、
画家さんたちの年表、代表作の図版と併せて、
原田さんが“幻視”した
《世界でいちばん美しい愚かものたち》の生涯が
敬愛の思いとともに語られます。
「どのォおはなしィもォ~」
「がるるぐっるぅる~♪」(←訳:好きになっちゃう~♪)
花々が咲き、柳が揺れるモネさんのお庭、
エトルタの崖と、
オンフルールの港。
写真も文章も、
高橋さん×原田さんの対談も、
印象派好きな御方、
19世紀フランス美術好きな方々には
ぜひのおすすめですよ。
本屋さんで、図書館で、
探してみてくださいね。