「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
はぴィ~ばァすでいィ、どらちゃんッ!」
「がるる!がっるーぐるる~!」(←訳:虎です!ハッピー誕生日~!)
こんにちは、ネーさです。
今日9月3日は、ドラえもんくんのお誕生日!
ドラちゃん、おめでとう!
世界中の科学者さん、どうか兵器や銃ではなく
ドラちゃんを一日でも発明しておくれ!と願いつつ、
さあ、本日の読書タイムは
こちらの御本を、どうぞ~♪
―― ぼくたちが選べなかったことを、
選びなおすために。 ――
著者は幡野広志(はたの・ひろし)さん、
2019年5月に発行されました。
現在、ネット書店さんの“闘病記”ジャンルで
トップをひた走るベストセラー本……ではありますが、
“闘病”という枠組みには収まり切れない、
大きな意味を持つ作品です。
「しゃしんかさんッ、なのでス!」
「ぐるるるがる~!」(←訳:八王子市在住~!)
著者・幡野さんは
2010年に『海上遺跡』で『Nikon Juna21』受賞、
2012年にはエプソンフォトグランプリ入賞、と
輝かしい経歴をお持ちの写真家さんであり、
そして。
現在、闘病只中の《患者》さんでもあります。
幡野さんが身体の異変に気付いたのは、
2017年の3月のことでした。
背中から、腰にかけての痛み。
これは……
「しょくぎょうゥびょうゥ??」
「がるぐるぅ?」(←訳:腰痛かなぁ?)
写真を撮る――プロのカメラマンである、とは、
重い荷物を抱え、
あちこちを移動する激務の連続に他なりません。
腰痛くらいじゃ休めないよ、とボヤきながらも、
幡野さん、痛み止めを飲んでは
病院へ足を運びました。
整形外科へ、
内科へ、
鍼灸院へ。
けれど、どの病院でも
痛みの原因は判然とせず、
精神的な問題ではないかとまで言われたのち。
精密検査の結果、
病名が明らかになりました。
背骨に腫瘍……がん細胞がある。
「えッ?」
「ぐるる!」(←訳:そんな!)
お医者さんの説明に耳を傾けた幡野さんは、
まさかそんな、とは思わなかったそうです。
《少しほっとしている自分がいた。》
そう、痛みの正体は分かった、
精神的な問題じゃなかったんだ、
れっきとした病気、
病気がもたらした激痛だったんだ、
と、安堵さえ感じて。
「でッ、でもォ!」
「がるるるるぐるるるがるる!」(←訳:そこからがたいへんだよう!)
痛みの原因は分かった、けれど。
そこから、嵐をも上回るたいへんな日々が始まります。
家族に、病名を告げる。
より精密な検査。
写真のお仕事をキャンセル。
友人さん知人さんからのお見舞いコールラッシュ。
痛苦と副作用を伴う治療の開始。
がんであることをブログで公表。
親族からの干渉……。
幡野さんは、明るい筆致で、
ユーモアも交えてこれらの出来事を綴っていますが、
実際にはこの御本に記した以上の、
やるせなく、つらい毎日だったことは間違いありません。
そんな時間の中で、
幡野さんが考えに考え、
考え抜いたのは。
自分にとって大切なものは何か。
「ほんとうゥのォ、ほんとうゥにィ~…」
「ぐるるがる……!」(←訳:大事なもの……!)
今こそ、決めなくては。
何が必要か、不要か。
何を選び、
何と生きるか。
幡野さんが下す決断を、
その想いを、
皆さま、
終章まで、
『あとがき』まで、
その先の『謝辞』までも
丁寧に読み進んでみてください。
どうか、ぜひ。
はぴィ~ばァすでいィ、どらちゃんッ!」
「がるる!がっるーぐるる~!」(←訳:虎です!ハッピー誕生日~!)
こんにちは、ネーさです。
今日9月3日は、ドラえもんくんのお誕生日!
ドラちゃん、おめでとう!
世界中の科学者さん、どうか兵器や銃ではなく
ドラちゃんを一日でも発明しておくれ!と願いつつ、
さあ、本日の読書タイムは
こちらの御本を、どうぞ~♪
―― ぼくたちが選べなかったことを、
選びなおすために。 ――
著者は幡野広志(はたの・ひろし)さん、
2019年5月に発行されました。
現在、ネット書店さんの“闘病記”ジャンルで
トップをひた走るベストセラー本……ではありますが、
“闘病”という枠組みには収まり切れない、
大きな意味を持つ作品です。
「しゃしんかさんッ、なのでス!」
「ぐるるるがる~!」(←訳:八王子市在住~!)
著者・幡野さんは
2010年に『海上遺跡』で『Nikon Juna21』受賞、
2012年にはエプソンフォトグランプリ入賞、と
輝かしい経歴をお持ちの写真家さんであり、
そして。
現在、闘病只中の《患者》さんでもあります。
幡野さんが身体の異変に気付いたのは、
2017年の3月のことでした。
背中から、腰にかけての痛み。
これは……
「しょくぎょうゥびょうゥ??」
「がるぐるぅ?」(←訳:腰痛かなぁ?)
写真を撮る――プロのカメラマンである、とは、
重い荷物を抱え、
あちこちを移動する激務の連続に他なりません。
腰痛くらいじゃ休めないよ、とボヤきながらも、
幡野さん、痛み止めを飲んでは
病院へ足を運びました。
整形外科へ、
内科へ、
鍼灸院へ。
けれど、どの病院でも
痛みの原因は判然とせず、
精神的な問題ではないかとまで言われたのち。
精密検査の結果、
病名が明らかになりました。
背骨に腫瘍……がん細胞がある。
「えッ?」
「ぐるる!」(←訳:そんな!)
お医者さんの説明に耳を傾けた幡野さんは、
まさかそんな、とは思わなかったそうです。
《少しほっとしている自分がいた。》
そう、痛みの正体は分かった、
精神的な問題じゃなかったんだ、
れっきとした病気、
病気がもたらした激痛だったんだ、
と、安堵さえ感じて。
「でッ、でもォ!」
「がるるるるぐるるるがるる!」(←訳:そこからがたいへんだよう!)
痛みの原因は分かった、けれど。
そこから、嵐をも上回るたいへんな日々が始まります。
家族に、病名を告げる。
より精密な検査。
写真のお仕事をキャンセル。
友人さん知人さんからのお見舞いコールラッシュ。
痛苦と副作用を伴う治療の開始。
がんであることをブログで公表。
親族からの干渉……。
幡野さんは、明るい筆致で、
ユーモアも交えてこれらの出来事を綴っていますが、
実際にはこの御本に記した以上の、
やるせなく、つらい毎日だったことは間違いありません。
そんな時間の中で、
幡野さんが考えに考え、
考え抜いたのは。
自分にとって大切なものは何か。
「ほんとうゥのォ、ほんとうゥにィ~…」
「ぐるるがる……!」(←訳:大事なもの……!)
今こそ、決めなくては。
何が必要か、不要か。
何を選び、
何と生きるか。
幡野さんが下す決断を、
その想いを、
皆さま、
終章まで、
『あとがき』まで、
その先の『謝辞』までも
丁寧に読み進んでみてください。
どうか、ぜひ。