「こんにちわッ、テディちゃでス!
いざッ、わァーるどォかッぷゥ!」
「がるる!ぐるっるる!」(←訳:虎です!始まったね!)
こんにちは、ネーさです。
《FIBAバスケットボールワールドカップ2019》が
上海にて開幕しました!
1次ラウンド第1戦で日本(FIBAランキング48位)は
トルコ(同17位)に負けちゃいましたけど、
9月3日にはチェコ(同24位)と、
5日には米国(同1位)との対戦が予定されています。
ガンバレ~!!と声を限りに応援しながら、
さあ、読書タイムも抜かりなく!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/28/7c57f772a21bb8d6ac8622f7ddfe912a.jpg)
―― 誰そ彼の殺人 ――
著者は小松亜由美(こまつ・あゆみ)さん、
2019年5月に発行されました。
『Who Done It in The Dark?』と英語題名が付されています。
『誰そ彼』は『たそがれ』とお読みくださいね。
「もうゥ、すッかりィ~おなじみィ~!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:法医学ミステリ!)
2018年に放送されたTVドラマ『アンナチュラルズ』は、
私ネーさも毎週楽しみに拝見しておりました♪
今シーズンも法医学を題材にしたドラマ
『監察医 朝顔』が放送されていて、
たいそう人気も視聴率も高いとか。
では、視線をTVから
書店さんへと転じてみると……?
「ふァいッ! ありまスよゥ!」
「がるぐる!」(←訳:これこれ!)
この御本には
《医療ミステリ×本格ミステリ》
と印刷された帯がかかっていて、
それだけでも書店さんの小説本コーナーでは
目立ちそうなものですが。
もうひとつ、私たちの眼を釘付けにするのは……
《現役解剖技官(法医学)、驚異のデビュー作!》
という字句です。
「ほッ、ほんものォのッ?」
「ぐるがるるる!」(←訳:現役技官さん!)
著者・小松さんは現在、
或る大学の法医学教室に勤務しておられる
本物の臨床検査技師さんです。
つまり、実際の技官としてのお仕事が
この作品に反映されているものと
思われますが。
「いろいろォ、びッくりィ!」
「がるっるぐるるるる?」(←訳:現場ってこうなんだ?)
器具がきれいに整理整頓され、
照明の下、
解剖医さんや技官さんが勢揃いして、
黙祷ののち、
粛々と執刀――
っていうばかりが、
解剖じゃない?
依頼されれば、
執刀医さんは器具と白衣を詰めたバッグを抱え、
法医解剖室の外へ
どんどん出ていっちゃう?
そして現場で、
もしくは現場近くの医療機関に場所を提供してもらって
猛スピードで検屍所見開始、
なんてことも?
「しらなかッたでス!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:意外にワイルド!)
法医学って、
教室や解剖室の内部でのみ
進められるものじゃないんだ……と、
痛感させられるのは、
表題作品『誰そ彼の殺人』と、
それに続く『蓮池浄土』です。
『蓮池浄土』の粗筋を
少~しだけ、ご紹介してみますと――
杜乃宮(もりのみや)大学医学部法医学教室の解剖技官
梨木楓(なしき・かえで)さんは、
今日もがっくり落ち込んでいます。
また呼び出しだ……
せっかくの休日、
映画館か美術館か博物館にでも
出掛けようとしていたところなのに。
急いで身支度を出勤用に替えて、
医学部のキャンパス前へ行ってみれば、
捜査車両で連れてゆかれたのは
大学のある仙台から
車で片道2時間もかかる
小さな村。
「とおいィ~でス!」
「がるる~!」(←訳:疲れた~!)
辿り着いたそこは、蓮池村。
蓮の花が美しく咲く池を囲んで家々が点在する
静かな村落は、
事件の発生に大騒ぎ!
のはずが、
警察の車両はなし、
たったひとりを除いて捜査員さんの姿はなし。
づやら、事件性は薄いものと判断され、
捜査員さんは引き上げてしまったもよう?
「ちょッとォまッたァ!」
「ぐるるがる!」(←訳:油断は禁物!)
楓さんの上司である
准教授・今宮貴継(いまみや・たかつぐ)さんは
次々と不審な点を見出してゆきます。
これは……捜査員さんたちを
早く呼び戻さないと!
「やぱりィ!」
「がるる!」(←訳:だよね!)
短編4作品から成る、
フィクションではあるけれど、
ノンフィクション的な趣向も巡らされた
エンタな連作ミステリは、
ミステリ好きさんに、
法医学に興味をお持ちの方々におすすめです。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪
いざッ、わァーるどォかッぷゥ!」
「がるる!ぐるっるる!」(←訳:虎です!始まったね!)
こんにちは、ネーさです。
《FIBAバスケットボールワールドカップ2019》が
上海にて開幕しました!
1次ラウンド第1戦で日本(FIBAランキング48位)は
トルコ(同17位)に負けちゃいましたけど、
9月3日にはチェコ(同24位)と、
5日には米国(同1位)との対戦が予定されています。
ガンバレ~!!と声を限りに応援しながら、
さあ、読書タイムも抜かりなく!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/28/7c57f772a21bb8d6ac8622f7ddfe912a.jpg)
―― 誰そ彼の殺人 ――
著者は小松亜由美(こまつ・あゆみ)さん、
2019年5月に発行されました。
『Who Done It in The Dark?』と英語題名が付されています。
『誰そ彼』は『たそがれ』とお読みくださいね。
「もうゥ、すッかりィ~おなじみィ~!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:法医学ミステリ!)
2018年に放送されたTVドラマ『アンナチュラルズ』は、
私ネーさも毎週楽しみに拝見しておりました♪
今シーズンも法医学を題材にしたドラマ
『監察医 朝顔』が放送されていて、
たいそう人気も視聴率も高いとか。
では、視線をTVから
書店さんへと転じてみると……?
「ふァいッ! ありまスよゥ!」
「がるぐる!」(←訳:これこれ!)
この御本には
《医療ミステリ×本格ミステリ》
と印刷された帯がかかっていて、
それだけでも書店さんの小説本コーナーでは
目立ちそうなものですが。
もうひとつ、私たちの眼を釘付けにするのは……
《現役解剖技官(法医学)、驚異のデビュー作!》
という字句です。
「ほッ、ほんものォのッ?」
「ぐるがるるる!」(←訳:現役技官さん!)
著者・小松さんは現在、
或る大学の法医学教室に勤務しておられる
本物の臨床検査技師さんです。
つまり、実際の技官としてのお仕事が
この作品に反映されているものと
思われますが。
「いろいろォ、びッくりィ!」
「がるっるぐるるるる?」(←訳:現場ってこうなんだ?)
器具がきれいに整理整頓され、
照明の下、
解剖医さんや技官さんが勢揃いして、
黙祷ののち、
粛々と執刀――
っていうばかりが、
解剖じゃない?
依頼されれば、
執刀医さんは器具と白衣を詰めたバッグを抱え、
法医解剖室の外へ
どんどん出ていっちゃう?
そして現場で、
もしくは現場近くの医療機関に場所を提供してもらって
猛スピードで検屍所見開始、
なんてことも?
「しらなかッたでス!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:意外にワイルド!)
法医学って、
教室や解剖室の内部でのみ
進められるものじゃないんだ……と、
痛感させられるのは、
表題作品『誰そ彼の殺人』と、
それに続く『蓮池浄土』です。
『蓮池浄土』の粗筋を
少~しだけ、ご紹介してみますと――
杜乃宮(もりのみや)大学医学部法医学教室の解剖技官
梨木楓(なしき・かえで)さんは、
今日もがっくり落ち込んでいます。
また呼び出しだ……
せっかくの休日、
映画館か美術館か博物館にでも
出掛けようとしていたところなのに。
急いで身支度を出勤用に替えて、
医学部のキャンパス前へ行ってみれば、
捜査車両で連れてゆかれたのは
大学のある仙台から
車で片道2時間もかかる
小さな村。
「とおいィ~でス!」
「がるる~!」(←訳:疲れた~!)
辿り着いたそこは、蓮池村。
蓮の花が美しく咲く池を囲んで家々が点在する
静かな村落は、
事件の発生に大騒ぎ!
のはずが、
警察の車両はなし、
たったひとりを除いて捜査員さんの姿はなし。
づやら、事件性は薄いものと判断され、
捜査員さんは引き上げてしまったもよう?
「ちょッとォまッたァ!」
「ぐるるがる!」(←訳:油断は禁物!)
楓さんの上司である
准教授・今宮貴継(いまみや・たかつぐ)さんは
次々と不審な点を見出してゆきます。
これは……捜査員さんたちを
早く呼び戻さないと!
「やぱりィ!」
「がるる!」(←訳:だよね!)
短編4作品から成る、
フィクションではあるけれど、
ノンフィクション的な趣向も巡らされた
エンタな連作ミステリは、
ミステリ好きさんに、
法医学に興味をお持ちの方々におすすめです。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪