テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 箱根と上野に、咲く睡蓮 ~

2013-11-20 21:20:55 | ミュゼ
 こんにちは、ネーさです。
 さあ、今日は読書をサボったるどー!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 さぼりィはァ、いけませんでスッ!」
「がるる!……ぐるるるがるがる?」(←訳:虎です!……たまにはいいかな?)

 休肝日ならぬ休眼日も大切ですので、
 はい、本日はアート情報をお届けしますよ♪
 こちらを、どうぞ~!  

  


   
                ―― モネ ――


  会場は東京・上野の国立西洋美術館にて、
  会期は2013年120月7日~2014年3月9日
  (月曜休館、年末年始の12/28~1/1は休館、また12/23と1/13は開館して翌火曜が休館)。
  『風景をみる眼 19世紀フランス風景画の革新』と
  副題が付されています。

  

「ひゃはゥ! もねさんがァ、いィ~ッぱいィ!」

  

「ぐるるがるるぐる!」(←訳:睡蓮の名品もある!)

 東京の国立西洋美術館と
 箱根のポーラ美術館が共同で企画したこの展覧会には
 両館が所蔵するクロード・モネさんのコレクション
 初期~晩年までの作品36点と、
 マネさん、ピカソさんの作品も併せ、
 約100点が展示されます。
 なお――

  

 箱根のポーラ美術館では11月24日まで、
 同趣旨の展覧会が開催されておりますよ。

「はこねでェ、もねさんッ?」
「がるるぅ~ぐる!」(←訳:いいなぁ~それ!)

 今週末、箱根へお出掛け予定の印象派ファンさんは
 ぜひ、ポーラ美術館へも行っちゃってください~♪♪

 

   では、ここらで恒例のオマケ画像も、どうぞ~!
  
  「ああッ♪ はちみつゥ!」
  「ぐるるがる!」(←訳:クマの好物!)
  現在『無印良品週間』中のMUJIさんにて見つけたのは
  《さつま芋とハチミツのチョコ》。
  蜂蜜マニアな熊の気持ちが解る御方は、必食ですね。
  「ぐふふゥ♪♪」
  「がるっ♪」


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女子は今日もチャレンジ!

2013-11-19 21:40:11 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 はじけるゥ~たいりょくッ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!筋力も大事!)

 こんにちは、ネーさです。
 今週の読書タイムは、
 お料理(バターマニア!)、古書店(那覇の市場で古本屋!)、と来ましたが、
 本日はエンタ根性がビシっと通った小説――フィクション作品を御紹介いたしましょう。
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  



 
               ―― 灰と話す男 ――



 著者は佐藤青南(さとう・せいなん)さん、2013年10月に発行されました。
 『消防女子!! 高柳蘭の奮闘』と副題が付されています。
 以前に御紹介しました、
 『消防女子!! 女性消防士・高柳蘭の誕生』に続く
 《消防女子!!》シリーズの第二作ですよ♪

「ふァいッ! おぼえてまスゥ!
 しんじんのォ、しょうぼうしおねえさんッ!」
「ぐるるがるるぐるる!」(←訳:スゴいお仕事だよね!)

 高柳蘭(たかやなぎ・らん)さんは
 任官二年目の消防士さん。
 シリーズ題名にもありますように、
 歴とした女の子、
 花の24歳です。

 横浜市消防局の、
 湊(みなと)消防署浜方(はまかた)消防出張所に配属されて、
 およそ一年半が経ちました。

「そろそろォ、おしごとにィ、なれてきたッ?」
「がるる~!」(←訳:まさか~!)

 消防のお仕事の大変さを、
 慣れるどころか、
 日々痛感する蘭さん――

 ホント、慣れてなんかいられないんです。
 今日もまた、浜方出張所に出場指令が鳴り響き、
 火災の現場に駆けつけて、
 消化活動をし、
 救助活動をし、
 焼け跡に残り火がないか点検をして、
 おや? そこに?

 蘭さんたちとは違う形で
 “消防”と“消火”に携わる消防士さんたちが
 到着しました。

「ふァ?? しょうぼうしィさんッ、じゃないのッ?」
「ぐるるがる?」(←訳:彼らは何者?)

 現場にやって来たのは、
 本署予防課の火災原因調査チームの面々です。

 消防士さんたちから、
 《灰と会話する男》と呼ばれる
 優秀な調査員・木場陽一郎(きば・よういちろう)さんは
 蘭さんのお父さんの同期で、
 家族ぐるみで仲良くしている大先輩消防士さんです。

 その《灰と話す男》が
 現場を一瞥して
 非常に難しい顔をしているということは……

「いやァ~なァ、よかんッ!」
「がるるるぅ!」(←訳:不穏だよぅ!)

 このところ、原因不明の火災が連続し、
 蘭さんたち消防士さんはピリピリしているのです。
 木場さんは、
 蘭さんは、
 黒く煤けた焼け跡から
 火災原因たる《なにか》を発見できるのでしょうか?

「そうぜつなァ、かさいのォひがいィ!」
「ぐるるぐるる……」(←訳:悲しくなるね……)

 真摯でありつつ、
 エンタであり、ドラマでもある女子消防士さんの物語は
 この御本からトライしてもよいのですけれど、
 出来ればシリーズ第一作『消防女子!!』を初めに読んでいただくと
 より分かりやすく、
 消防のお仕事も理解できます。

 手に汗握る!
 ハラハラひやひや!な御本をお探しの活字マニアさんは、ぜひ~! 





 
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市場に《勇者》あり!

2013-11-18 21:44:43 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 あさまやまにィ、ゆきッ、つもりましたッ!」
「がるる!ぐるがるぐる!」(←訳:虎です!白い帽子だね!)

 こんにちは、ネーさです。
 富士山、浅間山、北のアルプスの峰々……と
 雪の帽子をかぶったお山が増えてきましたね。
 本日の読書タイムでご登場いただくのは、
 ホントは、秋の読書週間中に御紹介しておきたかった一冊、なんです。
 雪の便りが届く冬になっちゃいましたけど、
 こちらを、どうぞ~!

  



 
            ―― 那覇の市場で古本屋 ――



 著者は宇田智子(うだ・ともこ)さん、2013年7月に発行されました。
 『ひょっこり始めた《ウララ》の日々』と副題が付されています。

 古書情報に明るい活字マニアさんは、
 それに《記録》マニアさんも、
 おそらく『ウララ』さんの名を耳にした憶さがあるかと思われますが……

「ふァ~? きろくゥ??」
「ぐるるがるぐるるぅ?」(←訳:どんな記録ですかぁ?)

 日本一狭い古本屋さん、
 といったら『ウララ』さんなのだそうですよ。

 御本表紙の写真を見れば、
 なるほどぉ~!と納得できるでしょうか。
 約2坪、
 つまり畳にして三畳ほどの広さ。
 お客さんがふたり入ったらお店はもういっぱい、だといいいますから、
 確かに店舗面積はSサイズ!

「ちッちゃいィ!」
「がるぐるる!」(←訳:でも可愛い!)

 新聞、TV番組などでも取り上げられたこの『ウララ』さんの店主さんが、
 著者・宇田さん。

 活字マニアさんには御馴染みの書店『ジュンク堂』さんで
 書店員をしていた宇田さんが、
 なぜまた古本屋さんを、
 それも沖縄・那覇の公設市場で営むことになったのか?

 この御本には、
 古本屋さん開店の経緯、
 そもそも神奈川生まれの宇田さんが
 沖縄へ移り住んだ動機、
 新刊書を扱う書店さんから
 古本屋さんに鞍替えしての様々な発見・苦心・新体験などが
 エッセイ風に描かれています。

「いちばのォ、ふるほんやさんッ!」
「ぐるぐるがるる!」(←訳:なかなか珍しい!)

 『ウララ』さんの、
 沖縄らしさがにじむ毎日の営業ぶりは独特です。

 雨風はしのげるけれど、
 台風が来たら市場の殆どのお店が閉まっちゃうし、
 新刊書店も古書店も
 本の輸送には船便を使うことが多いので、
 東京とのタイムラグがありますし、
 沖縄関連の書籍を揃えるのも、
 宇田さんいわく
 『面白くて厄介』。

「でもォよんでるとォ~…」
「がるがるぐるるぅ!」(←訳:ドキドキするねぇ!)

 本が好き!
 読むのが好き!
 読んでもらうのが好き!
 そんな宇田さんの思いが読み手に伝わってくるこの御本に
 活字マニアの皆さまは
 きっと共感することでしょう♪

 そして、目を留めていただきたいのは
 この御本の発行所が
 『(有)ボーダーインク』という
 沖縄の会社である点です。

 この御本は、東京の出版社からの刊行ではなく、
 沖縄で書かれ、造られたものなんですね!

「わはッ♪ それはァ、たのしィ~♪♪」
「ぐるるるがる!」(←訳:沖縄発信の本!)

 あらためて《書物》への愛着・愛情を見出させてくれる
 『ウララ』さんの打ち明け話。
 すべての活字マニアさんに、おすすめです!



 
 
 
 
 
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お腹のムシが、ウズきます♪

2013-11-17 21:35:23 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 むむゥ~!きけんなァ、かおりィ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!魅惑のお味!)

 こんにちは、ネーさです。
 さあ、本日の読書タイムは、これはカテゴリ的に
 『ブックス』じゃなくて『美味』かしら?と
 真剣に悩んじゃった一冊を御紹介いたしましょう♪
 こちらを、どうぞ~!

  



 
              ―― バターマニア ――



 監修はカルピス株式会社の皆さん、2013年10月に発行されました。
 『愛し続けて50年《カルピス(株)特撰バター》』と副題が付されています。

 
 《カルピス(株)特撰バター》――
 食いしん坊の皆さまは、
 『カルピスバター』と愛称される特別なバターの存在を
 もうよく御存知ですよね?

「ぐふふゥ! テディちゃ、しッてるでスゥ!」
「ぐるるぐるる~!」(←訳:ボクもボクも~!)

 《カルピス(株)特撰バター》こと『特撰バター』は、
 乳酸菌飲料『カルピス』の主原料である生乳を脱脂する際に
 分離されるクリーム(脂肪分)から作られる
 高品質なバター、なのです。

 生乳の一方=脱脂乳が『カルピス』になり、
 もう一方=クリームが『特撰バター』のもとになる、ってことですね。

「かるぴすとォ、ばたーはァ」
「がる!」(←訳:兄弟!)

 高品質な『特撰バター』は
 牛さんが食べる飼料の違いから
 一般的なバターより色が薄く、
 そして……なめらか!
 ミルク味が濃く、それでいてあっさり!

「おかしづくりィにィ、つかおうッ!」
「ぐるるるる!」(←訳:美味しいぞ!)

 この御本では、
 製菓の材料としては理想的&最高の素材『特撰バター』の、
 お菓子だけじゃない!
 こんな風に使うとホッペタ落ちちゃう!なレシピが
 和から洋、
 主菜から副菜、
 スープやデザートに到るまで
 多彩に紹介されています。

 特に素晴らしいのは、
 レシピのシンプルなこと!

「じゅんびィするのもォ、つくるのもォ~」
「がるぐるるる!」(←訳:簡単なんです!)

 その最たる例が、
 《(上野さんの)元気めし!》

 必要なのは、
 バター(無塩)……適量
 ご飯……1膳
 しょう油……適量
 これだけ!

 早い話が、ほかほか炊きたてご飯にバターと醤油を乗せるだけの、
 バターしょうゆごはん!!

「くううゥ~ッ♪」
「ぐるるる~っ!」

 まずフツーのレシピ本には載っていそうにない驚異のレシピですが、
 読むほどに食欲をそそられる
 “調理”“料理”“食”のヒントとアイディアに溢れています。

 『特撰バター』は
 ちょっと高価で、贅沢な御品ですけれど、
 欲しくなっちゃいますね、この御本を一読したら!

「じゃがばたァー!」
「がるるーぐる!」(←訳:餡バターパン!)

 あんまりお料理は得意じゃなくて……という活字マニアさんも、
 臆せず怖じず、
 美味し~い『バターマニア』の扉を叩いてみてくださいね♪
 

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冬ですが、夏の予定を。

2013-11-16 21:29:28 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふァ~、きょうもォ、ぎょうれつゥ!」
「がるる!ぐるぐるる!」(←訳:虎です!混んでるね!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日はクリスピー・クリーム・ドーナツさんではなく、
 ユニクロさんの行列にビックリ!でしたよ。
 防寒着の需要が高まる11月の週末は、
 読書をちょっとひと休みして
 アート情報を、どうぞ~!

  



 
         ―― オルセー美術館展 印象派の誕生 ――



 東京・六本木の国立新美術館にて、
 会期は2014年7月9日~10月2日(毎週火曜休館、ただし9/23は開館し翌9/24は休館)。
 『Naissance de l'Impressionnisme dans les collections du musee d'Orsay : La liberte de peindre』
 と仏語題名が、
 『描くことの自由』と日本語副題が付されています。

「えええェ~ッ? もうゥらいねんのォはなしィ??」
「ぐるるる!」(←訳:それも夏!)

 ええ、来年の、それも7月から10月にかけて、という
 ほぼ一年先、のお話になりますが、
 あのオルセー美術館の名品が来る!んですから、
 御紹介しちゃいますよ。

 ほぉら、見てくださいな~!

  

「うむッ!
 もねさんがァ、くるでス!」

  

「がるーぐるるがるがるるぐるぅ!」(←訳:ミレーさんもドガさんも来るぅ!)

 第一回印象派展が開催された1874年から、ちょうど140年。
 2014年夏に来日するのは、
 クロード・モネさん、ジャン=フランソワ・ミレーさん、
 エドガー・ドガさん、ピエール=オーギュスト・ルノワールさん、
 エドゥアール・マネさん他、
 オルセー美術館が所蔵する巨匠の名品約80点!

 
「ちからッ、はいッてまスゥ!」
「ぐるぐるがるる!」(←訳:地球半周大移動!)

 さあ、アート好きさん、
 印象派マニアさんは
 夏のスケジュール調整をお忘れなく♪


  ではここで、キラキラなオマケ画像も、どうぞ!
  
  JR八王子駅北口の八王子東急スクエア正面口の
  クリスマスイルミネーションを、パチリ!
  「ふゥむッ!まッしろなァ、つりーもォ」
  「がるるるー!」(←訳:綺麗ですー!)

  初冬の夕暮れはイルミが映えますね。
  どうか皆さま、穏やかな休日を!


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― 上に!下に!の騒乱道中 ―

2013-11-15 21:42:00 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 せーのッ、ちくりィッ!」
「がるる!ぐるぐるっる!」(←訳:虎です!チクチクっと!)

 こんにちは、ネーさです。
 ええ、そろそろシーズンですからね、
 私ネーさ、インフルエンザの予防接種をチクっとやっちまってきましたよ。
 体質や持病のため予防接種できない御方もおられるでしょうが、
 体調が良い方々は早めにチクっ!を済ませちゃいましょうね。
 では、肩の荷をちょこっと下したところで、
 本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!

  



 
               ―― 一路 ――



 著者は浅田次郎さん、2013年2月に発行されました。
 『一路』は『いちろ』とお読みくださいね。

「しんじんさんをォ、よろしくゥ!」
「ぐーるーがるるるぅ!」(←訳:ルーキーなんですぅ!)

 新人、ルーキー、駆け出し、新米……
 いつの時代にも、社会にデビューしたての若人さんは存在します。
 この御本の主人公・小野寺一路(おのでら・いちろ)くんも
 お江戸の時代の、そんな新社会人の一人、なのですが。

 一路さん、がっつりハンデを背負っての
 武家社会デビューとなりました。

「むゥ~…かわいそぅ~…」
「ぐるがっるるる~…」(←訳:災難だったよね~…)

 火災により、お父上を亡くし、
 同時に御先祖がお殿さまより拝領した御屋敷も焼失してしまい、
 急遽お家を継がねばならなくなった上に、
 参勤道中の御供頭(おともがしら)の大役を
 務める仕儀と相成った一路くん。

 御供頭は、
 一路くんの先祖さま方が代々務めてきた御役目。
 本来なら、何の支障もなくやってのけられるはず、ですけど、
 お父上から仕事のコツひとつ教わるでもなく、
 学業と剣術ひと筋に育ってきた一路くんに、
 いきなり御供頭、なんていっても……ねえ?

「だッってェ、いちろくんはッ」
「がるるる!」(←訳:まだ19歳!)

 数えで十九、ということは
 現代での実年齢は18歳。

 18歳のぴよぴよヒヨっ子侍が、
 七千五百石の旗本家中を率い、
 西美濃田名部郡(にしみの・たなぶごおり)の知行地から、
 江戸へと向かう――

 その道中は平坦なものではありません。
 峠の険が、
 降りこめる雪が、
 身も凍てつく北風が、
 一行に襲いかかります。

「……それにィ~!」
「ぐるぐるっ!」(←訳:怪しいよっ!)

 お殿さまの蒔坂左京太夫(まいさか・さきょうのだいぶ)様、
 そして江戸へと赴く家臣団の中には、
 それぞれの思惑を抱き、
 不審な行動に走る者が、ひとり、ふたり、いや、もっと?

 ああ、一路くんの歩む道は困難の度合いを増すばかり……。

「しんじんッ、だもんねェ~」
「がるるるる~」(←訳:つらいよね~)

 エンタな時代物を語らせれば最強!な著者・浅田さんによる
 艱難辛苦も笑いもユーモアも
 盛れるだけ盛りまくった痛快ロードームーヴィーは、
 冬将軍の足音が迫る今の季節にこそおすすめ!

 そして、本文を読み終えたら、
 上下巻2冊を並べ、
 表紙画をじ~っくりと眺めてみてくださいな。
 山口晃さんによる“道中双六”風の画には
 名場面・名台詞が描き込まれ、
 祝着至極&拍手喝采♪

「あはァ♪ おもしろすぎィ~♪」
「ぐぅるるーる!」(←訳:ファンキーだ!)

 読む楽しみ、
 見る楽しみ、
 両方を堪能できちゃう素晴らしい作品を、
 皆さま、ぜひ~!


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色彩乱舞!(&くまニュース!)

2013-11-14 21:34:38 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 よいしょッ、それッ!」
「がるる!ぐるるぅっるぅ!」(←訳:虎です!よいしょっしょ!)

 こんにちは、ネーさです。
 家具をよいしょっと動かしたり、磨いたり、
 そろそろ大掃除に取り組んでいる活字マニアさんもおられるでしょうか。
 いやぁ~掃除や片付けなんてまだ構想段階で……という御方には、
 はい!こちらの御本がいっちばんのおすすめですよ~♪

  



 
          ―― マリメッコのデザイナーの暮らし ――



 著者はアート活動プロデュースエージェント《ジュウ・ド・ポウム》の皆さん、
 2013年10月に発行されました。
 『Marimekko Designers - Life and Creations』と英語題名が付されています。

「わほゥ♪ まりめッこォ♪♪」
「ぐるがるるっる!」(←訳:あのマリメッコ!)

 今週前半は少々ヘヴィなミステリ作品の御紹介が続きましたが、
 さあ、本日の読書タイムは心機一転!
 いま日本で爆発的ともいうべき人気を誇る
 北欧はフィンランドの『マリメッコ』のデザインとプロダクツを案内してくれる御本で
 カラフルな週末を迎えましょう。

 表紙からして、明るいわね~♪

「しきさいィがァ、いっぱいィ!」
「がるがるるるぐるる!」(←訳:北欧デザインだよね!)

 北欧を代表するデザインの雄として
 世界的に知られる『マリメッコ』さんは
 本社をヘルシンキ市街地から地下鉄で15分の
 ヘルットニエミという町に置くデザイン会社さんです。

 いえ、デザインっていうだけじゃ足りません。
 『マリメッコ』さんで制作しているのは
 インテリア雑貨、ファッションアイテム、
 そしてファブリック。
 
「からふるゥかーてんッ!」
「ぐるるるがっるぅる!」(←訳:カラフルクッション!)

 この御本では、
 『マリメッコ』さんの本社オフィス、
 デザイナーさんたちのアトリエ、
 工場で布地がプリントされている様子から、
 デザイナーさんたちの御自宅の内装、
 社員食堂のディスプレイとランチメニューまでもが
 フルカラーで掲載されちゃってます♪

「これがァ、ほくおうすたいるゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:まるで南仏!)

 信じられないわね!
 真冬は雪に覆われる北欧……
 凍てつく戸外からお家に一歩入れば
 南フランスかイタリアか?と目を疑うようなこの色彩!
 いえいえ、この色があるからこそ
 厳冬を耐え抜けるんでしょうけど……

「それにしてもォ~」
「ぐるるるる!」(←訳:スゴイのだ!)

 年末の大掃除ついでに
 お部屋のファブリックも新しくしようかなぁと
 予定を立てている方々は、
 この御本を読んでからインテリアショップへ!
 アート好きさん&デザイン好きさんにも
 愉しんでいただける一冊ですよ。
 あ、写真好きな御方も、ぜひ♪♪


「ふァいィ~!
 ではァ、ここでェ~」
「緊急くまニュース!

  

 ええ、テディベアコレクターさんに緊急特報です!
 ↑『dinos』さんのクリスマス用カタログで紹介されているのは――

  

 『シュタイフ』さんの《クリスマスベア》!
 写真手前のポインセチアくま君、
 写真奥のクリスマスミュージカルテディベア君、
 ともに白タグ付きの世界限定モデルです。
 dinosさんでは各50体を用意して販売するそうですよ。
 世界限定だけにお値段は3万円超……とのことですが、
 マニアな収集家さんはチェックを怠りなく!




 
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行列の先に甘~い香り?

2013-11-13 21:51:34 | 美味
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 にゃふふゥ♪ いいィ~かおりィ♪」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!お砂糖の香りだ!)

 こんにちは、ネーさです。
 先月、つまり10月の末のこと、
 私たちの地元・東京の八王子にも
 『クリスピー・クリーム・ドーナツ』のお店がオープンしました♪
 よぉし!今日は読書をサボってドーナツタイムだ!と
 お出掛けしたところ、

 ……行列に負けました……。

「ぶゥーッ!」(←大不満)
「がるーっ!」(←こちらも不満)

  

 でも、↑上の画像を御覧あれ!
 お得情報が掲載されたチラシをいただいてきちゃいましたよ♪♪

 『クリスピー・クリーム・ドーナツ』八王子東急スクエア店では、
 午前11時までにコーヒー(全サイズ¥280)など
 いずれかのドリンクを注文したお客さまに
 《オリジナル・グレーズド》ドーナツ一個をプレゼント!

「ふァ~♪ ぷれぜんとォ~♪」
「ぐるるぅるるる~♪」(←訳:貰えちゃうんだ~♪)

 オープン記念の特別企画なのかしら?
 あ、そうそう、
 期間限定の特別な御品といえば、

「これもねッ!」

  

 11月1日~12月25日限定の《サンタ ダズン》!
 サンタさんのお顔型ドーナツ《サンタ チーズケーキ》は
 この《サンタ ダズン》にしか入っていないのだそうです。

「がっるるぐるー!」(←訳:こっちも見てー!)

  

 《クリスマス コンボ》は、
 午前11時から販売されるドリンクとドーナツのお得な組み合わせ。
 コーヒー、紅茶、ラテ、ジンジャーホワイトモカ、ジンジャホワイトティー、から選ぶドリンクと
 人気のドーナツ4種のうち一個、のコンボです。

「あはァ! ゆきだるまッ!」
「ぐるーがるぐる!」(←訳:スノーマンだね!)

 《ダズン》《コンボ》など
 全品テイクアウトできますけれど、
 寒~い季節はつくり立てドーナツをお店でいただく方が
 美味しく感じられるかもしれませんね。

 私ネーさがお店に行った時は長い行列が出来ていましたが、
 あまり混雑していない時間帯もあるようです。
 東急スクエア八王子店は、JR八王子駅北口から歩いてすぐなので、
 ドーナツ好きさんは、ぜひ!
 いまなら、ドーナツ6個以上購入で
 次回の来店時に好きなドーナツ一個と交換できる
 “ドーナツ プレゼント チケット”が付いてきますよ♪♪


  で、ドーナツを食べそびれちゃった日のオマケ画像は……
  
  『チロルチョコ』さんの《チロルの福袋》!
  2014午年をモチーフにした気の早いラッキーカムカムアイテムです♪
  「もうゥ~らいねんのォおはなしィ??」
  「がるるるるるぐるがるるっ?」(←訳:クリスマスはどこですかっ?)



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華麗なる問題作?

2013-11-12 21:49:53 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 おォ~いッ!てぶくろくゥ~んッ!」
「がるる!ぐるる~る!」(←訳:虎です!手袋や~い!)

 こんにちは、ネーさです。
 夏秋→冬の衣替えは完了!したのですが……
 なぜか、手袋だけが行方不明です。
 どこだ!どこなんだ手袋!
 いや、ここは心を落ち着かせるためにも読書タイム!
 本日は、こちらのごほんを、どうぞ~!

  



 
               ―― 星籠の海 ――



 著者は島田荘司(しまだ・そうじ)さん、2013年10月に発行されました。
 『星籠』は『せいろ』とお読みくださいね。

「ふァ~! きれいィなァ、ひょうしィ!」
「ぐるるるがるぐーる!」(←訳:上下巻で造るアート!)

 書店さんの平台に並べるとグッと映えそうな、
 上下2巻から成るミステリ作品は
 日本本格ミステリ界の牽引者・島田さんの最新作!
 しかも、時代、というか、年代設定が
 1993年ですよ~!

「ふァうゥ? ねんだいィ??」
「がるるるぐるがるる~?」(←訳:どういう意味ですか~?)

 著者・島田さんのファンの方々、ミステリマニアの皆さんには
 たぶんお分かりでしょう。

 1993年、というと、
 島田さんの作品に登場する名探偵・御手洗潔(みたらい・きよし)さんが
 横浜にオフィスを構え、
 助手にして著述者役の石岡和己くんとともに
 難事件を解決しようと
 日本中を東奔西走していた時期、なのです。

 この後、
 御手洗さんは日本を離れることになり、
 世の本格ミステリマニアさんたちは
 名探偵の頭脳が“海外流出”してしまったのを
 大いに嘆いたものでした……。

「でもォ、このおはなしィではァ~」
「ぐるるる!」(←訳:健在です!)

 ええ、そうなんです♪
 横浜に不世出の名探偵あり!
 これは、御手洗&石岡の二人が大活躍していた時代の出来事を描いた作品です!

 知り合いの知り合いから、
 相談にのっていただきたい、と二人のもとに持ち込まれたのは
 瀬戸内海で起きた奇怪な事件。

 そう、依頼人さんは
 瀬戸内海の或る小島の出身で、
 故郷の穏やかな海を騒がせる怪事を憂いていたのでした。

 このままでは、島に来る人がいなくなってしまう……。

「それはァ、かなしいィよゥ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:なんとかしたい!)

 なんとかすべく、御手洗探偵と石岡助手は
 問題の島へ向かいます。
 そこから始まる破格の探索行は――???

 瀬戸内海の島で謎が!というと
 横溝正史さんのあの名作を連想なさる御方も多いでしょうが、
 御手洗探偵が暴くのは
 金田一探偵とはまったく別の《謎》と《闇》です。

「ぶあついィでス!」
「ぐるがる!」(←訳:重厚です!)

  

 ちょっと分厚い二冊の御本ですけど、
 意外にも、リズミカルにさくさく読めちゃうんですよ。
 ミステリ好きさんは、ぜひぜひ、トライを~♪


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《外伝》は、嬉しいおまけ♪

2013-11-11 21:59:12 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ぶるぶるゥだからァ、もふもふゥ!」
「がるる!ぐるぐるがるるる!」(←訳:虎です!冷え冷えなので温!)

 こんにちは、ネーさです。
 えー、上の言葉を翻訳しますと、寒くなったのでモコモコ着込もう!ですね。
 私ネーさも、今日はダウンジャケットを引っ張り出しました。
 さあ、木枯らし一号をハネ返すべく、
 本日も熱~い読書タイムと参りましょう♪
 こちらを、どうぞ~!

  



 
         ―― QED ~flumen~ ホームズの真実 ――



 著者は高田崇史(たかだ・たかふみ)さん、2013年9月に発行されました。
 ミステリ好きな活字マニアさんは、よぉく御存知ですよね。
 著者・高田さんのデビュー作品『QED 百人一首の呪』から始まる、
 《QED》シリーズ!

「ふァいッ!テディちゃもォ、しッてまスゥ!
 あれェ? でもォ~…」
「ぐるーるるがるぐるるる?」(←訳:シリーズは完結したよね?)

 ええ、『QED 百人一首』(1998年刊)より数えて
 17冊目の『QED 伊勢の曙光』(2011年刊)にて
 シリーズはめでたく完結……
 (『毒草師 QED Another Story』『毒草師 白蛇の洗礼』も含めると19冊)
 ということだったのですが……

 またもめでたく!
 新たにこの御本が、
 シリーズの《外伝》として刊行されたのです。

 懐かしいキャラさんたちに再会できるって、いいですね~♪♪

「ならばァ、あのォ、ぼさぼさおにいさんがァ~」
「がっるるるぅ!」(←訳:帰ってくるぅ!)

 はい、そうです!
 アタマは寝癖でバクハツ、
 ひょろひょろの手足に薬剤師の白衣、
 でも頭脳は超一流で、
 歴史マニアで、ホームズマニアで……な桑原崇(くわばら・たかし)さんこと『タタル』さん。
 《QED》シリーズで探偵役を務めるあのタタルさんが
 帰ってきましたよ。

「きょうもォ、ぼさぼさァ、かなッ?」
「ぐるるがるがる!」(←訳:たぶんボサボサ!)

 う~ん、それはどうかな?
 今日くらいは、タタルさんもおめかしして来るのじゃないでしょうか。

 なんたって、シャーロキアンの会合です!
 横浜・山手の洋館で、
 有名なシャーロキアンの学者先生が
 御自分のホームズさん関連のコレクションを一挙公開しちゃう展覧会の
 レセプションにお招きしていただいたんですから。

「それじゃァ、おしゃれッ!」
「がるぅるぐるるがる!」(←訳:おしゃれしないとね!)

 タタルさんと、ワトスン役の棚旗奈々(たなはた・なな)さん、
 ちょっと遅刻気味ではありましたが、
 ふたりして展覧会会場へ到着し、
 シャーロキアンの方々を楽しく語らい合っていると――

 事件です!

「ふァ~、やぱりィ~!」
「ぐるるるるがっる!」(←訳:そうなると思った!)

 この御本の前半には、
 シャーロキアン垂涎の中編作品『ホームズの真実』が、
 そして後半部分には
 『QEDパーフェクトガイドブック』として
 《QED》シリーズ各巻でタタルさん奈々さんたちが訪れた場所の
 地図・事件年表・簡単な解説・ひとくちメモなど
 シリーズ愛読者さんには嬉しいガイドページ、
 歴代編集者さんとの対談、
 特別書き下ろしの短編も収録されています。

 
 《QED》シリーズは
 日本の歴史ミステリの在りかた&視点を大きく変えた、
 画期的なミステリ作品群でした。
 ここでご紹介しているのはノベルズ版(新書サイズ)の御本ですが、
 殆どの《QED》シリーズ作品は
 既に文庫化されていますので、
 未読のミステリ好きさんは
 お好きな版でぜひ読んでみてくださいね。
 私ネーさのおすすめは
 『QED龍馬暗殺』!

「しりーずをォ、よみおえたらァ~」
「がるるぐるがるる!」(←訳:貴方も歴史マニア!)

 あったかな炬燵で全巻読破を、ぜひ!



 
 
 
 
 
 
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