テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

その背に、その爪先に、翼を。

2014-07-21 21:44:43 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 2014ツール・ド・フランスは明日の第16ステージから
 決戦の地・ピレネー山脈での闘いが始まります。
 現在、総合トップはイタリア人のニバリさん……
 このまま優勝が決まっちゃうのかしら?

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 おふらんすはァ、ばかんすちゅうッ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!日本も夏休み!)

 そうね、学校は夏休みになって、
 祝日とサマーセールが重なって大人もウキウキ♪
 そこで本日の読書タイムは、
 お休み気分に相応しい華やかな一冊を御紹介いたしましょう。
 こちらを、どうぞ~!

  



 
          ―― ビジュアル版 バレエ・ヒストリー ――



 著者は芳賀直子(はが・なおこ)さん、2014年6月に発行されました。
 『バレエ誕生からバレエ・リュスまで』と副題が、
 『Ballet,Past and Present』と英語題名が付されています。

 六本木の新国立美術館で
 『魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展』が開催されているためでしょうか
 (9月1日まで)、
 それとも国際的なコンクールで
 日本人ダンサーさんの入賞が続いているためでしょうか、
 近頃はバレエ関係のニュースが目につきますね。

「つまさきでェ、くるりィ!」
「ぐるがぅるる!」(←訳:高くジャンプ!)

 活字マニアさんにもアート好きさんにもお馴染みの
 バレエのイメージ……というと、
 ドガさんが描いた『踊り子』のパステル画、かな?

 しかし、バレエの歴史は
 もっともっと古いんです。

 《バレエ》という言葉が初めて使われたのは
 1873年のこと、でした。

「むむゥ! せきがはらァよりもォ、ふるいィ!」
「がるるるぐぅる!」(←訳:戦国時代じゃん!)

 日本では戦国時代、関ヶ原どころか、
 信長さんが天下に大手を掛けるよりも前。

 イタリアの宮廷で
 産声をあげた《バレエ》は
 フランスの王さまのもとで
 すくすくと育ってゆきます。

 この王さまが、ルイ14世さん。

「あはァ! テディちゃ、しッてるでスゥ!」
「ぐるるぐるがる!」(←訳:太陽王さんだね!)

 王さまたち貴族に愛された《バレエ》。
 革命が起きて社会が混乱し、
 欧州が戦乱で揺れる中でも
 《バレエ》は生き延びました。
 宮廷から、オペラ座へ。
 貴族たちのものから、
 市民のものへ。

 そして、
 ドガさん描く白いふわふわ衣装のバレエ(ロマンティック・バレエ)から、
 ロシア・バレエの世紀へ!

「ながれがァ、かわッたでス!」
「がーるる!」(←訳:アートだ!)

 誕生と成長、
 その後の、サナギが蝶に変身するかのような
 舞踏=《バレエ》の歴史を、
 著者・芳賀さんはとても分かりやすく、
 数多くの図版資料を駆使して解き明かしてゆきます。

 特に、バレエ・リュス関連の写真は
 珍しいものが多く、
 しかも印刷も良質!

「きれいィ~でスねェ!」
「ぐるぐるがるるる!」(←訳:見る価値あります!)

 バレエ大好きな方々も満足、
 アート本マニアさんもうっとりするに違いないこの御本、
 デザイン好き&ファッション好きな方々にもおすすめです。
 ぜひ、一読を~♪♪





  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~ 圧巻の観音力 ~

2014-07-20 21:43:41 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでスッ!
 あしたはァ、うみのひィ~♪♪」
「がるる!ぐるぐるがる!」(←訳:虎です!夏の祝日だね!)

 こんにちは、ネーさです。
 祝日の読書タイムには、
 活字マニア以外の皆さまも御存知に違いない有名人さんの
 パワーと迫力が溢れる一冊を、さあ、どうぞ~!

  



              ―― いいとこ取り! ――



 著者は西原理恵子さん、2013年11月に発行されました。
 『熟年交際のススメ』と副題が付されたこの御本は、
 漫画家・サイバラさんが自身の《男性遍歴》をコクった一種の暴露本??

「ばくろッ???」
「ぐっるるるるっ??」(←訳:そっそうなのっ??)

 いえいえ、ネーさのウソを信じちゃいけません。
 『毎日かあさん』『生きる悪知恵』『スナックさいばら』
 などの私生活をもネタ&笑いにしてしまうサイバラさんは、
 ファンタジックな絵本作品も描く先鋭的なアーティストさんなのです。

 この御本でも、
 サイバラさんはちょっと偽悪的。

 冒頭では、交際相手のかっちゃんとのラブラブな?デートを漫画化し、
 読み手を戦慄させていますけれど、
 本文のそこここに覗くサイバラさんの素顔は、
 優しい、というか、
 優し過ぎる女性です。

 かつてのパートナー“鴨ちゃん”との壮絶な暮らしを、
 アルコール依存症への理解と啓発に役立てれば、と
 以前から西原さんは公表していますが……

「つらいィおはなしィ、でスゥ~…」
「がるるぅるるぅ~…」(←訳:泣いちゃうよゥ~…)

 それが出来るのは、
 度量の大きさゆえ。

 地獄のような苦しみを味わって、
 でも、そこには留まらない。
 号泣したり、怒ったり、呆れたりしながら、
 脱出する。

 誰かと笑って過ごせる世界へ。

「そのォおあいてがァ~」
「ぐるがる!」(←訳:あの先生!)

 お医者さんの、高須克弥さんと西原さんの交際が発覚、いえ、
 交際を発表したのは、2012年のこと。

 友人付き合いが深まり、
 ついに《熟年交際》に到った経緯が、
 この御本には記されています。
 笑いと、悲鳴と、不満も織り込みつつ……。

「たまにはァ、すごォ~いけんかもォ!」
「がるるるる!ぐる!」(←訳:するんです!でも!)

 観音さまのような西原の包容力が
 結局は“良い波”を呼び込んでしまうのでしょうか、
 かっちゃんとのラブラブラブな日々は
 今も続いているようです。

 苛々しがちな真夏の暑い午後も、
 どんなときも笑顔で!と囁きかけてくるこんな御本があれば、
 ゆったり~のんびり~♪な気分になれるかもしれません。
 西原さんの《知恵》に、
 なるほどな~と頷けるオトナな活字マニアさんにおすすめです!

 
「さいばらさんッ、これからもォ、かッちゃんとォ~」
「ぐるるるがるる!」(←訳:仲良しでいてね!)



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

折り紙と、スペインと。

2014-07-19 21:17:26 | ミュゼ
 こんにちは、ネーさです。
 2014ツール・ド・フランスはアルプスに突入!
 ツールらしさ全開の激坂ステージですよ~♪♪

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あつくてェ、せんしゅさんはァ、ぐッたりィ~」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!バテてましたね!)

 バテバテだけど自宅にお籠りなのもつらいなぁ~…という御方は、
 はい、涼しい美術館へお出掛けいたしましょう。
 本日は読書をお休みして、
 こちらの展覧会情報を、どうぞ~!

  



           ―― 吉澤 章 創作折り紙の世界 ――



 静岡県三島市の佐野美術館にて、
 会期は2014年7月12日~9月28日(木曜休館)、
 佐野美術館は伊豆箱根鉄道『三島田町駅』より徒歩3分の立地です。

「おおォ! てィらのォさうるすゥ!!」
「ぐるがるる!」(←訳:紙の恐竜だ!)

 『一枚の紙から生まれる奇跡』と副題が付されたこの展覧会では――

  

 世界的な創作折り紙作家の
 吉澤章(よしざわ・あきら)さん(1911~2005)による
 折り紙作品約300点が展示されます。

「ごォりィ~らッ!」
「がるぐるる!」(←訳:狸のお月見!)
「かまきりィもッ!」

  

「ぐるーる!」(←訳:きりーん!)
「すッごォ~いィ!」

 “骨格”の存在さえ感じられるような、
 立体造形の美――
 それが吉澤さんの折り紙アートです。
 
 7月26日には創作折り紙教室も開催されますので
 (定員20名、参加費¥1.500、要申込・先着順)、
 折り紙ファンさんはガンガン行っちゃえ~♪

「くまをォ、つくろうッ!」
「がるぐるるぅ!」(←訳:虎がいいよぅ!)

 美術展を観賞して、レポートを書いて、
 さあチビっ子たちよ、
 7月のうちに宿題全部を片付けてしまうのだー!

「がんばれェ~!」
「ぐるる~!」(←訳:幸運を~!)


 


    さて、恒例のオマケ画像も今回はアート系ネタで。  
   
   
    以前に御紹介しました
    六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の
    『建築家ガウディ×漫画家 井上雄彦』展の
    新版チラシ(フライヤー)を入手しました。
    「う~ん♪かッこよすぎるゥ~!」
    「がるる!」(←訳:シブい!)
    スペイン好きな御方、
    井上さんのファンの方々は
    どしどし行かれたし!

    では皆さま、穏やかな連休を~♪




  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四季の風物、ちょこっとズレてる?

2014-07-18 21:36:00 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ~、しぇべるぞォ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!ボクも喋る!)

 こんにちは、ネーさです。
 ええ、前回記事ではレリゴー!ばかりだったテディちゃ&虎くんに、
 本日の読書タイムはたっぷり発言していただきましょう。
 こちらの御本をネタに、さあ、どうぞ~!

  



              ―― 旧暦で読み解く江戸 ――



 双葉社スーパームックとして、2013年12月に発行されました。
 『二十四節気でわかる江戸の《なぜ?》』
 と副題が付されています。

「おえどのォ、なつはァ、はなびィ~!!」
「ぐるるるぅ!」(←訳:花火だねぇ!)

 花火? 
 あら、そうね、
 そろそろ各地の花火大会が本気、いえ、本格化するシーズンだわ。
 江戸の花火は……あらららっ?
 花火大会の歴史の幕を開けたともいうべき
 隅田川の花火大会は、
 その昔、
 旧暦の5月28日、
 新暦では6月25日頃に開催されていた、ですって??

「ええェ~ッ?? ろくがつゥ??」
「がるぐるるるる!」(←訳:もう過ぎてるよ!)

 ええと、書名からもお判りの通り、
 この御本では、
 “旧暦と新暦の対比”
 がテーマになっています。

 これが、けっこうビックリ!
 上に記したように、
 元々の隅田川花火大会は
 盛夏ではなく初夏に近い時季の風物詩、だった?

「おおッ? これもッ?」
「ぐるるがる!」(←訳:現在と違う!)

 今は、東京の初夏を象徴するお祭りとして知られる
 浅草神社の三社祭。
 でも、江戸の時代には
 春の行事だった??

 旧暦では3月6日、
 新暦では(2014年は)4月5日、って……

「ずれてるゥ??」
「がるる!」(←訳:へええ!)

 読むうちに、
 新旧の暦感覚のズレにまず驚き、
 さらに、
 いや、あまりズレていない行事もあるぞ、と気付いて
 ホッといたします。

 十五夜の次に美しい月であると
 江戸の人々に好まれた十三夜の月。

 十三夜は、
 旧暦の9月13日。
 新暦では10月6日。

 十三夜のお月さまにお供えするのは、
 栗や豆、なのだそうよ。

「あううぅ~? おだんごォはァ??」
「ぐるるるがるぐるる~」(←訳:お団子の方がいいな~)

 立夏の頃には、初鰹。
 冬至には、芝居小屋で歌舞伎見物。
 
 四季ごとに紹介される行事の、
 旧暦と日付と新暦の日付、現代で実際にその行事が開催される期間は……
 やはり、微妙に違っているようですね。
 太陰暦が採用され、
 一日の時刻の設定も異なっていた時代のカレンダー。

 お江戸を舞台にした時代小説大好きな活字マニアさんに
 おすすめのこの一冊、
 カラー図版も多数掲載されているので、
 アート本としても愉しく読めちゃいます。
 夏休みには江戸をテーマにした小論文を書かなくちゃ!という学生さんには、
 この御本、参考になりますよ。
 ぜひ、一読を~!

「うふふッ♪ よみおわッたらァ~」
「がるるるるぐるる~!」(←訳:花火大会へ行こう~!)

 はい、お気を付けていってらっしゃ~い♪

 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さあ、雪のお城へ(レリゴー!)!

2014-07-17 21:32:03 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ♪れりィごォ~♪」
「がるる!ぐるるー!」(←訳:虎です!レリゴー!)

 こんにちは、ネーさです。
 2014ツール・ド・フランス、休養日明けの第11ステージは、
 ようやくツールらしい好天に恵まれ、
 地元フランスの選手さんも活躍して観客さんは大喜びの――

「れりィごォー!!」
「ぐるるー!」(←訳:レリゴー!)

 ……分かったわ、分かりましたってば。
 ♪レリゴー♪をやりたいんですね?
 ならば、よろしい、本日の読書タイムはDVD鑑賞タイムに変更して、
 こちらを、どうぞ~!

  



              ―― アナと雪の女王 ――



 監督はクリス・バックさんとジェニファー・リーさん、2013年に製作されました。
 英語原題は『FROZEN』、
 あらためて解説する必要もありませんね、
 アカデミー賞を受賞し、
 2014年の日本の映画興行成績ブッちぎりの一位となったディズニー映画です~!

「れりィごォ~!」
「がるるー!」(←訳:レリゴー!)

 まだまだ映画館上映で引っ張るかと思ってましたら
 かくも早々に販売に移っちゃうとは……
 オトナたちの経済戦略が見え隠れいたしますが、
 エルサ姉さんとアナちゃんの雪遊びごっこを
 お家で真似したいチビっ子ちゃんたちには朗報ですね。

 え? ストーリー?
 いえ、もう皆さま御存知でしょう?

「れりィごォー?」
「ぐるるー!」(←訳:レリゴー!)

 いいえ、粗筋をここで云々するのは野暮ってもんです。

    ある王国に、エルサちゃんとアナちゃん、
    仲の良い王女姉妹がおりました――

 これだけ押さえてればいいのよ。
 あとは見てのお楽しみ♪♪

「ぶゥーッ!」
「がるー!」(←訳:ブブー!)

 私ネーさ的には、
 製作総指揮がピクサーのジョン・ラセターさんですからね、
 そこかしこにスタジオジブリ……というか、
 宮崎駿さんの影を感じられないではいられませんでした。
 雪山に屹立する城(建物)と、
 そこに暮らす孤独な女主人公……
 『ルパンⅢ』のいちばん初期のシリーズに
 そんな作品があったなぁ、と。

 また、観終って苦笑したのは、
 “王子さまの描き方”かしら。
 ディズニー作品にもこういう王子さまが出てきちゃうとは。

「ぷふふふッ♪」
「ぐるるっ♪」

 と皮肉な見方をするのも可能でしょうが、
 素晴らしいシーンを見逃してはなりません。
 おチビなエルサちゃんとアナちゃんの
 (まるでSASUKEな)室内雪上アスレチック!
 エルサさんの朗々たる独唱!
 脇キャラさんたちもハジケます!

 ……それにしても、
 オラフくんって美味しそうじゃなぁい?
 夏の午後には、
 練乳かけてスプーンでサクッとすくって……

「れりィごォー!」
「がるるー!」(←訳:レリゴー!)

 あ、ブルーレイ+DVDのMovieNEX版には、
 ↓こんなオマケがついていましたよ。

  

 やや大き目のポストカード、でしょうか。
 エルサさんの三つ編みがキュートですね。

「♪れりィごォ~♪」
「ぐるる~♪」(←訳:レリゴー♪)

 日本語吹き替え版のキャスティングディレクターさんにも
 盛大なる拍手を送りつつ、
 皆さま、雪の王国への旅を堪能してくださいな♪♪




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狙うは、優雅なバカンス♪

2014-07-16 21:25:36 | ミュゼ
「こんにちわァ、テディちゃでッスゥ~!
 きょうのォ、はちおうじィはァ~、あぢぢぢィ!」
「がるる!ぐるっるる~!」(←訳:虎です!暑かったね~!)

 こんにちは、ネーさです。
 暑いけど、優雅に夏休みを過ごしたいわ~♪とお考えの皆さまに、
 本日はアートとバカンスをいっぺんに楽しめちゃう展覧会情報をお伝えいたしましょう。
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  



             ―― 日本の美を極める ――



 東京都港区虎ノ門のホテルオークラ東京 別館地下2F《アスコットホール》にて、
 会期は2014年8月8日~8月31日(休館日はありません)、
 『第20回 記念特別展 秘蔵の名品 アートコレクション展』と題された展覧会は、
 おお!なんて豪華なんでしょ!

 
 東山魁夷さん、
 横山大観さん、
 上村松園さん!

「こッちもォ、すッごォ~いィでスゥ!」

  

「↑ぐるるるがるる(←訳:↑円山応挙さんに)
 ↓がるるるぐるる!」(←訳:↓伊東深水さん!)

  

 それに、ホテルオークラさん主催の展覧会ですから、

 
 1日3組限定・対象日限定の、
 室料・ワンドリンク付き夕食・朝食・鑑賞券・お土産つきの
 《鑑賞ご宿泊プラン》(一室2名様¥110.000)あり♪

 出展絵画をあしらったLEDライトつきルーペ・図録・鑑賞券がセットになった
 《Web限定グッズ付きチケット》(¥2.500)もあり♪

「ゆうがァすぎるゥ~!」
「ぐるるるる!」(←訳:バカンスだ!)

 虎ノ門周辺は、いま再開発の只中にあります。
 暑さもなんのその、
 夏休みを東京で過ごす予定の御方は、
 オークラさんや、近隣の商業施設などで
 楽しいバカンスをお過ごしくださいね。




    ではここで、オマケ画像も、どうぞ~♪
   
    『ブルボン』さんの
    《ブルボンプチ 期間限定 ソース焼きそばせん》は、
    夏祭りの屋台っぽいデザインが可愛いわね。
    「くまァいちぞくのォ、おすすめェ、でス!」
    「がるるるぐーる!」(←訳:いただきまーす!)

    このまま梅雨明けしちゃうのかしら?
    皆さま、くれぐれも熱中症に御注意を!



    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

― 頼もしき案内人さん ―

2014-07-15 21:39:46 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ほよよッ? ネーさがァ、おちこんでェまスゥ!」
「がるる!ぐるがるるー??」(←訳:虎です!何事ですかー??)

 ……こんにちは、ネーさです。
 2014ツール・ド・フランス第10ステージで優勝候補のひとり
 A・コンタドール選手が落車、リタイアしてしまいました。
 私ネーさ、コンタドールさん好きなんですよ~!
 ちきしょー、今日はヤケ酒だ、いやヤケ読書だっ!
 ってことで、こちらを、どうぞ~!

  



            ―― まんがのソムリエ ―― 



 著者は中野晴行(なかの・はるゆき)さん、2014年5月に発行されました。
 電子書籍書店『イーブック・イニシアティブ・ジャパン』さんのメルマガをもとに、
 “まんがのソムリエ”こと著者・中野さんが紹介してくださるのは、
 
 《面白いまんが》
 《感動できるまんが》
 100作品!

「さすがはァ、そむりえさんッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:軽々と100!)

 本屋さんのコミックコーナーに行けば、
 メマイがしてきちゃいそうな新刊コミックの海……。
 この中から、どれを読めばいいのかしら?
 本当に面白い、読んで後悔まったく無し!というのは
 どの作者さんの、どの作品?

 と、迷いがちな活字マニアさんに
 ひと筋の光明を与えてくれるのが
 この御本です。

「こめでィからァ、えすえふゥまでッ!」
「がるるぐるるがるるるぐるる!」(←訳:古典的名作や連載中の新作も!)

 製作の背景、
 公開時の反応、
 作者さんの想い、
 中野さん独自の分析・解説も加味され、

   《まんがで心がほこほこするっていいんじゃない》
   《まんがだから描ける壮大なドラマがあるのだ》
   《道に迷ったときはこのまんがをどうぞ》
   《まんがで歴史が好きになっちゃまずいのか》
   《まんが表現の魅力に出会うまんがはいかが?》
   《世の中のことはみんなまんがが教えてくれる》
   《笑えるまんががやっぱりい》

 のテーマごとに取り上げられる古今の傑作。
 まんが好きさんなら、

「あッ、これェ、よんだことォ、あるゥでス!」
「ぐるがっるるるる♪」(←訳:もう持ってるもん♪)
「これェしらないィぞッ!」

 と、ハラハラどきどきワクワクなさるのでしょうか。

 私ネーさも、
 知っている作品もあれば、
 未読の作品もあり、
 実に複雑です。

 岩明均さんの『ヒストリエ』、読みたい~!
 山田芳裕さんの『へうげもの』もいいわよね。
 石ノ森章太郎さんの『佐武と市捕物控』、良さそう!
 伝説の名作『ストップ!!ひばりくん!』、
 その他にも、あれも、これも……。

「ひゃああッ、そんなにィ??」
「がるぐる!」(←訳:本棚崩壊!)

 紙の本であれ電子書籍であれ、
 全部を揃えたら、大量/大容量になっちゃうのは
 確実ですから、御用心。

 そこで、私のような初級者?も楽しく読めて
 “必読リスト”作りに役立ってくれる一冊は
 ベテランまんがマニアさんにもおすすめですよ♪

「まんがのォ、うみをォ、およぎきるゥためのォ~」
「ぐるるがる!」(←訳:澪標にぜひ!)
  



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ダイエットは明日から』で。

2014-07-14 21:37:38 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでースッ!
 やぱりィ、どォーいィーつゥーッ、でしたでス!!」
「がるる!ぐるるるがるるぐるるるるー!」(←訳:虎です!ドイツの皆さんおめでとうー!)

 こんにちは、ネーさです。
 2014W杯もドイツの優勝で幕……さみしいような、ホッとしたような。
 サッカー好きな皆さま、お疲れさまでした。
 本日の読書タイムは、応援疲れでお腹ペコペコの皆さまに、
 こちらの御本をおすすめしちゃいましょう~♪♪

  



             ―― dancyu 日本一のレシピ ――



 2013年4月に発行されたMOOK本は、
 『永久保存版 読者と編集部が選ぶdancyu史上最強クッキング2013』と銘打たれています。
 雑誌dancyu掲載時に大反響を呼んだ《伝説の逸品》や、
 《一生もの肉レシピ》、
 《dancyu太鼓判レシピ》、
 《これぞ名酒肴!》など、
 食いしん坊さんが狂喜する“美味”の数々!

「おなかがァ~すくでスよォ~」
「ぐっるるーるがるる~」(←訳:レッドゾーンですよ~)

 ですが、皆の衆、
 この御本をひもとくときは、慎重に。

 テーマは、日本一のレシピ――ってことは、
 つまりですね、
 まかり間違っても、

   塩分糖分ひかえめ!
   あっさりヘルシー!
   油分をカット!

 な健康志向路線お料理と
 一緒にしてはいけません。

「どッしりィ、はんばーぐゥ!」
「がるぐーるるるぅー!」(←訳:濃厚ビーフシチュー!)

 私ネーさが、
 うわあ!これ食べたいなぁ!と一読み惚れしちゃったのは、
 銀座『マルディ グラ』さんの
 《トスカーナ・フライド・ポテト》という一品です。

 シェフ和田徹さんの、

    フライド・ポテトは油を食べる料理です。

 なる名言が示す通り、
 このフライドポテト、
 すばらしくカロリー高そうで、
 ああ、でも、すばらしく美味しそう♪♪♪

「おいもとォ、しんせんなァはーぶをォ~」
「ぐっるるがるるる!」(←訳:ガッツリ揚げるよ!)

 落合務シェフによる《ミートソース》(とスパゲティ・ボロネーゼ)、
 TVドラマ『ごちそうさん』のフードスタイリスト飯島奈美さんによる
 《飯島奈美の目玉焼き》と
 《ベーコンエッグ(&トースト)》、
 小西雅子さんによる《なめらかプリン》、
 『らーめん まる玉』の磯康城さんによる《奇跡の煮たまご》、
 どれもみーんな……
 美味しくないワケがないレシピです!

「たべなくちゃッ!」
「がるるるるぅ!」(←訳:作らなくちゃ!)

 お料理好きな御方は
 こころ躍らせること必定のレシピブック、
 お家で作るかどうかは別にして、
 一度は覗いてみてくださいね♪

「テディちゃ、にたまごォ、つくッてみまァ~ス!」
「ぐるる!」(←訳:ボクも!)
 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それ、呑めますか?

2014-07-13 21:48:40 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ……ああァ~ぶらじるゥ~……!」
「がるる!ぐるぐる!」(←訳:虎です!次回こそ!)

 こんにちは、ネーさです。
 時の運、運命の女神さまの気まぐれ……というものを
 ひしひしと感じさせられてしまうのが、2014ブラジルW杯ですね。
 本日の読書タイムも、
 どこかに運命の女神さまがひょっこり顔を出していそうな
 一冊を御紹介いたしましょう。
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  



            ―― 読まずにいられぬ名短篇 ――



 編者は北村薫さん&宮部みゆきさん、2014年5月に発行されました。
 文庫オリジナル編集であるこの御本には、
 幸田文さん、江國香織さん、山本周五郎さん他の日本の作家さんと
 ジャック・ロンドンさん、クレイグ・ライスさん、
 エリザベス・テイラーさん、ヘンリィ・スレッサーさんという、
 英語圏の作家さんの短篇17作品が収められています。

「まいどォ、おなじみィ、きたむらさんッ!」
「ぐるるるるるる!」(名アンソロジスト!)

 最近の私ネーさ、北村薫さんが編んだアンソロジー本に
 ハマっています♪
 この御本は、宮部みゆきさんも編纂に加わって、
 よりいっそう、
 “奇妙な味わい”が深まりました。

 ミステリ系の作品もあれば、
 ミステリアスだけれど文芸、
 社会派サスペンスも……と、
 欲ばり~♪なメンツが並んでますよ。

 その中でいちばんのおすすめ、いえ、
 私ネーさのいちばんのお気に入りは、

 クレイグ・ライスさん(1908~1957)の、
 『馬をのみこんだ男』!

「……うまをォ??」
「がるぅ??」(←訳:呑むぅ??)

 米国の女流作家ライスさんが主に作品の舞台とするのは、
 ギャングたちが街のダークサイドを支配し、
 派手で華々しいショーが毎夜上演され、
 お金持ちたちがとんでもない騒動を起こすのも日常茶飯事、な
 映画『お熱いのがお好き』『アンタッチャブル』の頃の、
 大都市シカゴ――

 そのシカゴで、良くも悪くも有名なのが、
 弁護士のJ・J・マローンさん。

「うでききィべんごしィ!」
「ぐっるるがる――」(←訳:困った時には――)
「まろーんさんにィ、たのもうッ!」

 今日もマローンさん、
 依頼人のために奔走してます。
 旧知のシカゴ警察警部フォン・フラナガン氏を呼び出し、
 
   《こいつは殺人だ》

 と断言しました。

「むむッ、そのォこんきょはッ?」
「がるる!」(←訳:証拠は?)

 短い作品ですので、
 皆さま、ぜひ一読を!
 もしもお気に召しましたら、
 ライスさんの他の作品もぜひ手に取ってくださいね。

 日本の作家さんでは、
 山本周五郎さん、中島敦さんの作品が心に残ります。
 長編よりも短編が好きだ!という活字マニアさんに、
 おすすめですよ~♪♪

「……うまがァ、きになるゥ~!」
「ぐるるっるがるるるぅ?」(←訳:どうやって呑んだのぉ?)

 それは、秘密です♪




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それ、呑めますか?

2014-07-13 21:48:40 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ……ああァ~ぶらじるゥ~……!」
「がるる!ぐるぐる!」(←訳:虎です!次回こそ!)

 こんにちは、ネーさです。
 時の運、運命の女神さまの気まぐれ……というものを
 ひしひしと感じさせられてしまうのが、2014ブラジルW杯ですね。
 本日の読書タイムも、
 どこかに運命の女神さまがひょっこり顔を出していそうな
 一冊を御紹介いたしましょう。
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  



            ―― 読まずにいられぬ名短篇 ――



 編者は北村薫さん&宮部みゆきさん、2014年5月に発行されました。
 文庫オリジナル編集であるこの御本には、
 幸田文さん、江國香織さん、山本周五郎さん他の日本の作家さんと
 ジャック・ロンドンさん、クレイグ・ライスさん、
 エリザベス・テイラーさん、ヘンリィ・スレッサーさんという、
 英語圏の作家さんの短篇17作品が収められています。

「まいどォ、おなじみィ、きたむらさんッ!」
「ぐるるるるるる!」(名アンソロジスト!)

 最近の私ネーさ、北村薫さんが編んだアンソロジー本に
 ハマっています♪
 この御本は、宮部みゆきさんも編纂に加わって、
 よりいっそう、
 “奇妙な味わい”が深まりました。

 ミステリ系の作品もあれば、
 ミステリアスだけれど文芸、
 社会派サスペンスも……と、
 欲ばり~♪なメンツが並んでますよ。

 その中でいちばんのおすすめ、いえ、
 私ネーさのいちばんのお気に入りは、

 クレイグ・ライスさん(1908~1957)の、
 『馬をのみこんだ男』!

「……うまをォ??」
「がるぅ??」(←訳:呑むぅ??)

 米国の女流作家ライスさんが主に作品の舞台とするのは、
 ギャングたちが街のダークサイドを支配し、
 派手で華々しいショーが毎夜上演され、
 お金持ちたちがとんでもない騒動を起こすのも日常茶飯事、な
 映画『お熱いのがお好き』『アンタッチャブル』の頃の、
 大都市シカゴ――

 そのシカゴで、良くも悪くも有名なのが、
 弁護士のJ・J・マローンさん。

「うでききィべんごしィ!」
「ぐっるるがる――」(←訳:困った時には――)
「まろーんさんにィ、たのもうッ!」

 今日もマローンさん、
 依頼人のために奔走してます。
 旧知のシカゴ警察警部フォン・フラナガン氏を呼び出し、
 
   《こいつは殺人だ》

 と断言しました。

「むむッ、そのォこんきょはッ?」
「がるる!」(←訳:証拠は?)

 短い作品ですので、
 皆さま、ぜひ一読を!
 もしもお気に召しましたら、
 ライスさんの他の作品もぜひ手に取ってくださいね。

 日本の作家さんでは、
 山本周五郎さん、中島敦さんの作品が心に残ります。
 長編よりも短編が好きだ!という活字マニアさんに、
 おすすめですよ~♪♪

「……うまがァ、きになるゥ~!」
「ぐるるっるがるるるぅ?」(←訳:どうやって呑んだのぉ?)

 それは、秘密です♪




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする