「こんにちわッ、テディちゃでス!
かきごおりィ、おおはやりィ!」
「がるる!ぐるるがうるっ!」(←訳:虎です!冷えてシャリっ!)
こんにちは、ネーさです。
あぢぢ~な午後のおやつには、美味しいかき氷♪
そして、夏の読書タイムには
ノンストップなクライムサスペンスを♪
さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b5/0349426f32828ad6fdbbc8636f392759.jpg)
―― 一千兆円の身代金 ――
著者は八木圭一(やぎ・けいいち)さん、2014年1月に発行されました。
第12回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作品ですよ~♪
「ぱちぱちぱちィ!じゅしょうッ、おめでとうございまスゥ!」
「ぐる~!がる~!」(←訳:慶賀~!祝福~!)
いま注目の『このミス』大賞、
その大賞受賞最新作品は、ええ、お分かりですね。
身代金……と題名に謳っちゃうくらいです、ずばり、
《誘拐》もの。
「まねしちゃッいけませんッ!」
「がるるぐるがるる!」(←訳:卑劣な犯罪なのだ!)
最も憎むべき、最も忌むべき犯罪、
なおかつ最も成功率が低い犯罪でもあるのが、誘拐。
この物語で描かれているのも
誘拐……なのですが、
いやはや、真似しようったって真似できるものじゃありませんね。
「みのしろきんがァ~」
「ぐるるるっる?」(←訳:一千兆円って?)
莫大な身代金を要求するエンタなミステリ作品は
以前から日本や米国などに数あれど、
一千兆円というのは
ケタが違っています。
そんなお金、払えるのでしょうか?
どうやって準備する?
受け渡し方法は?
「……ううむッ?」
「ぐるるるる!」(←訳:分かんない!)
いえ、この作品の眼目は、
お金がどうのこうの、ではないようです。
お金ではなく、人間
トリックではなく、感情
或る日、自宅から忽然と姿を消したひとりの小学生。
“彼”は、普通の小学生ではありませんでした。
祖父は、元総理。
つまりその子は、重要人物の家族、なのです。
となると、巨額な身代金を要求する手紙は
一挙に信憑性を増してきます。
たとえ、その文面がどんなに奇妙であろうと――
「ありえないィようなァ、てがみィ、でスゥ!」
「がるぐるる?」(←訳:何が何だか?)
一斉に動き出す警察の精鋭たち。
誘拐犯の意図はどこにあるのか。
さらわれてしまった子どもは、どこにいるのか……。
前回記事では、元気な四姉妹の夏の物語を御紹介しました。
対して、こちらの御本は、
ひとりの少年の物語、
というべきかもしれません。
少年の、未来を決定するものがたり――
「こうはんはァ、きゅうてんかいィ!」
「ぐるがるるるる!」(←訳:目が離せません!)
細部までしっかり構築されたサスペンスフルな作品は、
ミステリのジャンル、なのでしょうけれど、
どことなく冒険小説風でもあります。
ミステリ好きさん、
警察小説好きな活字マニアさんにも、おすすめですよ~♪♪
かきごおりィ、おおはやりィ!」
「がるる!ぐるるがうるっ!」(←訳:虎です!冷えてシャリっ!)
こんにちは、ネーさです。
あぢぢ~な午後のおやつには、美味しいかき氷♪
そして、夏の読書タイムには
ノンストップなクライムサスペンスを♪
さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b5/0349426f32828ad6fdbbc8636f392759.jpg)
―― 一千兆円の身代金 ――
著者は八木圭一(やぎ・けいいち)さん、2014年1月に発行されました。
第12回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作品ですよ~♪
「ぱちぱちぱちィ!じゅしょうッ、おめでとうございまスゥ!」
「ぐる~!がる~!」(←訳:慶賀~!祝福~!)
いま注目の『このミス』大賞、
その大賞受賞最新作品は、ええ、お分かりですね。
身代金……と題名に謳っちゃうくらいです、ずばり、
《誘拐》もの。
「まねしちゃッいけませんッ!」
「がるるぐるがるる!」(←訳:卑劣な犯罪なのだ!)
最も憎むべき、最も忌むべき犯罪、
なおかつ最も成功率が低い犯罪でもあるのが、誘拐。
この物語で描かれているのも
誘拐……なのですが、
いやはや、真似しようったって真似できるものじゃありませんね。
「みのしろきんがァ~」
「ぐるるるっる?」(←訳:一千兆円って?)
莫大な身代金を要求するエンタなミステリ作品は
以前から日本や米国などに数あれど、
一千兆円というのは
ケタが違っています。
そんなお金、払えるのでしょうか?
どうやって準備する?
受け渡し方法は?
「……ううむッ?」
「ぐるるるる!」(←訳:分かんない!)
いえ、この作品の眼目は、
お金がどうのこうの、ではないようです。
お金ではなく、人間
トリックではなく、感情
或る日、自宅から忽然と姿を消したひとりの小学生。
“彼”は、普通の小学生ではありませんでした。
祖父は、元総理。
つまりその子は、重要人物の家族、なのです。
となると、巨額な身代金を要求する手紙は
一挙に信憑性を増してきます。
たとえ、その文面がどんなに奇妙であろうと――
「ありえないィようなァ、てがみィ、でスゥ!」
「がるぐるる?」(←訳:何が何だか?)
一斉に動き出す警察の精鋭たち。
誘拐犯の意図はどこにあるのか。
さらわれてしまった子どもは、どこにいるのか……。
前回記事では、元気な四姉妹の夏の物語を御紹介しました。
対して、こちらの御本は、
ひとりの少年の物語、
というべきかもしれません。
少年の、未来を決定するものがたり――
「こうはんはァ、きゅうてんかいィ!」
「ぐるがるるるる!」(←訳:目が離せません!)
細部までしっかり構築されたサスペンスフルな作品は、
ミステリのジャンル、なのでしょうけれど、
どことなく冒険小説風でもあります。
ミステリ好きさん、
警察小説好きな活字マニアさんにも、おすすめですよ~♪♪