「こんにちわッ、テディちゃでス!
しょちゅゥおみまいィもうしあげまスゥ!」
「がるる!ぐるるるるがる!」(←訳:虎です!夏ド真ん中です!)
こんにちは、ネーさです。
暦の上では、昨日7月23日が大暑、とのことですが、
皆さま、まだまだこれからも暑さ対策怠りなきよう!
しっかり水分&塩分ミネラル補給もしましたら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e7/7245ac4f23d9b41f08a4b267ff48c705.jpg)
―― ローマで消えた女たち ――
著者はドナート・カッリージさん、原著は2011年に、日本語版は2014年6月に発行されました。
伊語原題は『IL TRIBUNALE DELLE ANIME』、
前作『六人目の少女』が大評判となったカッリージさんの
第二作目がこの御本です。
「いたりあッ♪」
「ぐるぐっるがる!」(←訳:伊の作家さん!)
イタリアの作家さんの小説、
それも古典や純文学や芸術評論ではなくて
現代のミステリ作品が刊行されるのは珍しいわね。
ちょうどいま、
ツール・ド・フランスの個人総合成績第一位につけているのも
イタリアの選手さん(ニバリさん)であることだし~…♪
と、ワクワクしながら読み始めた私ネーさ、
最初の数ページで驚倒させられましたよ。
これは、大作だわー!!
「ネーさァ、それはァ~…」
「がるるぐるるるぅ!」(←訳:読後の感想でしょ!)
いえ、それがね、分かっちゃうんです、
恐ろしいことに。
なんか、すんごい御本に出会ったみたいだ、って。
本当にもう、少し読んだだけで。
物語の主な舞台は、
題名にもある通り、ローマ。
イタリアが、いえ、ヨーロッパが誇る永遠の都です。
「れきしあるゥ、だいとしィ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:世界遺産の街!)
古代ローマの時代からの、大都市。
そして、大都市には犯罪がつきもの、のようです。
今日もローマのTV、新聞には
事件発生を報じる不吉な見出しが躍りました。
建築を学ぶ、女子学生の失踪。
その事件とはまた別に、
ローマで起きた或る事故が眠りから目を醒ましました。
事故ではなかったのかもしれない、と
強まる疑念。
「なんだかァ、あやしィ!」
「がるぐるる!」(←訳:複雑だけど!)
複雑に絡まり合ったストーリーは、
列車のダイヤを調べてアリバイ崩し、とか、
長々と手間暇かけて密室のトリックを暴く、といった作風とは
対極にあります。
嵐のような、連続する謎、事件。
あれよあれよの新展開。
その乱打戦を
巧みに収斂してみせる、作者さんのチカラ技!
「めがァ、まわるゥ!」
「ぐるるーる!」(←訳:猛スピード!)
この御本の読後に連想したのは、
浦沢直樹さんの、あの有名な漫画作品……
似た香りを感じさせるこちらの作品は、
ミステリなのか、
SFなのか、
それとも本質は幻想小説?
「えすえふゥ、でしょゥ!」
「ぐるがーるるるるるがる!」(←訳:変形ハードボイルドかも!)
分量のある御本だけに、
夏の夜の読書にはぴったりですね。
ミステリジャンルで2014のベスト本ランキング入りする可能性も高そうな
イタリア発の新鋭フィクション、
活字マニアの皆さま、
必読ですよ~♪♪
しょちゅゥおみまいィもうしあげまスゥ!」
「がるる!ぐるるるるがる!」(←訳:虎です!夏ド真ん中です!)
こんにちは、ネーさです。
暦の上では、昨日7月23日が大暑、とのことですが、
皆さま、まだまだこれからも暑さ対策怠りなきよう!
しっかり水分&塩分ミネラル補給もしましたら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e7/7245ac4f23d9b41f08a4b267ff48c705.jpg)
―― ローマで消えた女たち ――
著者はドナート・カッリージさん、原著は2011年に、日本語版は2014年6月に発行されました。
伊語原題は『IL TRIBUNALE DELLE ANIME』、
前作『六人目の少女』が大評判となったカッリージさんの
第二作目がこの御本です。
「いたりあッ♪」
「ぐるぐっるがる!」(←訳:伊の作家さん!)
イタリアの作家さんの小説、
それも古典や純文学や芸術評論ではなくて
現代のミステリ作品が刊行されるのは珍しいわね。
ちょうどいま、
ツール・ド・フランスの個人総合成績第一位につけているのも
イタリアの選手さん(ニバリさん)であることだし~…♪
と、ワクワクしながら読み始めた私ネーさ、
最初の数ページで驚倒させられましたよ。
これは、大作だわー!!
「ネーさァ、それはァ~…」
「がるるぐるるるぅ!」(←訳:読後の感想でしょ!)
いえ、それがね、分かっちゃうんです、
恐ろしいことに。
なんか、すんごい御本に出会ったみたいだ、って。
本当にもう、少し読んだだけで。
物語の主な舞台は、
題名にもある通り、ローマ。
イタリアが、いえ、ヨーロッパが誇る永遠の都です。
「れきしあるゥ、だいとしィ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:世界遺産の街!)
古代ローマの時代からの、大都市。
そして、大都市には犯罪がつきもの、のようです。
今日もローマのTV、新聞には
事件発生を報じる不吉な見出しが躍りました。
建築を学ぶ、女子学生の失踪。
その事件とはまた別に、
ローマで起きた或る事故が眠りから目を醒ましました。
事故ではなかったのかもしれない、と
強まる疑念。
「なんだかァ、あやしィ!」
「がるぐるる!」(←訳:複雑だけど!)
複雑に絡まり合ったストーリーは、
列車のダイヤを調べてアリバイ崩し、とか、
長々と手間暇かけて密室のトリックを暴く、といった作風とは
対極にあります。
嵐のような、連続する謎、事件。
あれよあれよの新展開。
その乱打戦を
巧みに収斂してみせる、作者さんのチカラ技!
「めがァ、まわるゥ!」
「ぐるるーる!」(←訳:猛スピード!)
この御本の読後に連想したのは、
浦沢直樹さんの、あの有名な漫画作品……
似た香りを感じさせるこちらの作品は、
ミステリなのか、
SFなのか、
それとも本質は幻想小説?
「えすえふゥ、でしょゥ!」
「ぐるがーるるるるるがる!」(←訳:変形ハードボイルドかも!)
分量のある御本だけに、
夏の夜の読書にはぴったりですね。
ミステリジャンルで2014のベスト本ランキング入りする可能性も高そうな
イタリア発の新鋭フィクション、
活字マニアの皆さま、
必読ですよ~♪♪