「こんにちわッ、テディちゃでス!
えあこんッ、しゅつどうゥ!」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!冷房ON!)
こんにちは、ネーさです。
今日5月11日は、2020年初の冷房稼働日となりました……
明日以降も暑いのかなぁ?と戦々兢々としながらも、
さあ、元気をチャージする読書タイム!
本日は、こちらの五御本を、どうぞ~♪
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―― 生物学探偵 セオ・クレイ 街の狩人 ――
著者はアンドリュー・メインさん、
原著は2018年に、画像の日本語版は2020年1月に発行されました。
英語原題は『LOOKING GLASS』、
《生物学探偵セオ・クレイ》シリーズの長編第2作目です。
以前に御紹介しましたシリーズ第1作目
『生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者』では――
「だいかつやくゥ!」
「ぐるる!」(←訳:大評判!)
そうね、
物語の主人公にして語り手の『わたし』こと、
生物情報工学者のセオ・クレイさんは
或る重大事件に巻き込まれたものの、
結局は犯人を突き止め、
対決する事態にまでなりました。
それは紛れもなく”大活躍”ではありましたが、
活躍し過ぎちゃったんでしょうか、
ネットのネタにされ、
TVや新聞にも名前が大きく載る羽目に……
となると、
いろいろ弊害も出てきます。
「きぶんはァ、どんよりィ~…」
「がるるる~…」(←訳:暗いよね~…)
大学を離れたクレイさんの、
新たな職場は
某テクノロジー企業。
この企業さんがね、
いわゆる“いけすかない”ってヤツでねえ。
「くんくんッ! においィまス!」
「ぐるるがる!」(←訳:陰謀の匂い!)
お給料はいいんだけれども。
政治のダークサイド――
権力や巨額の予算が動く軍事産業や、
非合法な諜報活動に
利用されているんじゃないだろうか。
そんな疑いに苛まされ、
屈折した心情の中にいるクレイさんのもとへ、
ひとりの男性が訪ねてきました。
ああ、またか……。
男性の話を聞く前から、
クレイさんはため息をつかずにはおれません。
「きょうもォ、やぱりィ~」
「がるるぐるる!」(←訳:誰かがSOS!)
有名になってしまったことの、
デメリットが、まさに、これ。
見知らぬ誰かが、
事件を見事に解決したクレイさんに、
私の事件も解決して!助けてよ!と
SOSを送って、
いえ、SOSを送りつけてくるのです。
その“助けて!“の量たるや、
あまりにも膨大で、
クレイさんの手に負えるものではなく、
今はもう、SOSに応える気力さえ
見出せなくなって。
「でもォ~…」
「ぐるるるがるる……?」(←訳:なんだか今日は……?)
気の迷い、というものでしょうか。
クレイさんは男性の話を聞き、
調査しますと約束してしまいます。
余計なことに
首を突っ込まずにいる方が
楽なのだと
分かっていながら。
「さッそくゥ、げんちィにィ!」
「がるるぐっる!」(←訳:西海岸だって!)
テキサス州から、
カリフォルニア州へ。
事件を追って、追って、追いかけて、
クレイさんが見つけたものは……?
推理を重要視する探偵小説とは
やや異なって、
どちらかというとアクション系サスペンスに近い
《セオ・クレイ》シリーズは、
エンタなミステリ好きさんに、
そして映画好きな方々にもおすすめです。
この作品を映画化するとしたら、
キャストは?監督さんは?音楽は?
なぁんて想像を逞しくしつつ、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
えあこんッ、しゅつどうゥ!」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!冷房ON!)
こんにちは、ネーさです。
今日5月11日は、2020年初の冷房稼働日となりました……
明日以降も暑いのかなぁ?と戦々兢々としながらも、
さあ、元気をチャージする読書タイム!
本日は、こちらの五御本を、どうぞ~♪

―― 生物学探偵 セオ・クレイ 街の狩人 ――
著者はアンドリュー・メインさん、
原著は2018年に、画像の日本語版は2020年1月に発行されました。
英語原題は『LOOKING GLASS』、
《生物学探偵セオ・クレイ》シリーズの長編第2作目です。
以前に御紹介しましたシリーズ第1作目
『生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者』では――
「だいかつやくゥ!」
「ぐるる!」(←訳:大評判!)
そうね、
物語の主人公にして語り手の『わたし』こと、
生物情報工学者のセオ・クレイさんは
或る重大事件に巻き込まれたものの、
結局は犯人を突き止め、
対決する事態にまでなりました。
それは紛れもなく”大活躍”ではありましたが、
活躍し過ぎちゃったんでしょうか、
ネットのネタにされ、
TVや新聞にも名前が大きく載る羽目に……
となると、
いろいろ弊害も出てきます。
「きぶんはァ、どんよりィ~…」
「がるるる~…」(←訳:暗いよね~…)
大学を離れたクレイさんの、
新たな職場は
某テクノロジー企業。
この企業さんがね、
いわゆる“いけすかない”ってヤツでねえ。
「くんくんッ! においィまス!」
「ぐるるがる!」(←訳:陰謀の匂い!)
お給料はいいんだけれども。
政治のダークサイド――
権力や巨額の予算が動く軍事産業や、
非合法な諜報活動に
利用されているんじゃないだろうか。
そんな疑いに苛まされ、
屈折した心情の中にいるクレイさんのもとへ、
ひとりの男性が訪ねてきました。
ああ、またか……。
男性の話を聞く前から、
クレイさんはため息をつかずにはおれません。
「きょうもォ、やぱりィ~」
「がるるぐるる!」(←訳:誰かがSOS!)
有名になってしまったことの、
デメリットが、まさに、これ。
見知らぬ誰かが、
事件を見事に解決したクレイさんに、
私の事件も解決して!助けてよ!と
SOSを送って、
いえ、SOSを送りつけてくるのです。
その“助けて!“の量たるや、
あまりにも膨大で、
クレイさんの手に負えるものではなく、
今はもう、SOSに応える気力さえ
見出せなくなって。
「でもォ~…」
「ぐるるるがるる……?」(←訳:なんだか今日は……?)
気の迷い、というものでしょうか。
クレイさんは男性の話を聞き、
調査しますと約束してしまいます。
余計なことに
首を突っ込まずにいる方が
楽なのだと
分かっていながら。
「さッそくゥ、げんちィにィ!」
「がるるぐっる!」(←訳:西海岸だって!)
テキサス州から、
カリフォルニア州へ。
事件を追って、追って、追いかけて、
クレイさんが見つけたものは……?
推理を重要視する探偵小説とは
やや異なって、
どちらかというとアクション系サスペンスに近い
《セオ・クレイ》シリーズは、
エンタなミステリ好きさんに、
そして映画好きな方々にもおすすめです。
この作品を映画化するとしたら、
キャストは?監督さんは?音楽は?
なぁんて想像を逞しくしつつ、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪