テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ エールを、新たに ~

2024-10-11 22:03:18 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ひゃほゥ! おでかけェびよりィ~でスよゥ!」

「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!連休だしね!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ええ、好天の連休がやって来ました♫

 足取り軽く、お散歩へ、ショッピングへ……

 お出掛けする前のひとときは、

 ちょっとだけ読書タイムを、さあ、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― ミステリマガジン 2024年5月号 ――

 

 

 早川書房から刊行されている『ミステリマガジン』の第69巻となる

 2024年5月号の特集は、

 《シャーロック・ホームズを演じる》……!

 

「ううゥ、かなしいィ~…!」

「ぐるるるぅ~…」(←訳:寂しいなぁ~…)

 

 先日のこと、

 『ミステリマガジン』は

 隔月刊から季刊に移行する、

 という、

 全国のミステリ愛好家さんを嘆息させる発表がありました。

 

 10年前、月刊から隔月刊へ。

 そして、2025年からは季刊へ。

 

 ミステリ大好きな私ネーさも

 寂しく複雑な思いなのですが、

 ネガティブ思考ではダメだわ!

 11月に発売される季刊第1号(2025年1月号)では

 誌面の大リニューアルが予定されているというし、

 応援しなくちゃ!

 と考え、あらためて、

 本日の読書タイムでご紹介する次第です。

 

「そこでェ、めいたんていィとうじょうゥ~!」

「がーるるるぅる!」(←訳:ホームズさぁん!)

 

 近年では(個人的に)最も楽しめたのが、この

 《シャーロック・ホームズを演じる》特集でした。

 

 19世紀後半~20世紀初頭、

 ミステリ小説の爆発的な普及に貢献した

 探偵ホームズ氏。

 

 今まで数多の俳優さんが

 ホームズ氏を演じてきた中で、

 ベスト3を挙げるとしたら?

 

「それはァ、なんもんッ!」

「ぐるるがるぐるる~」(←訳:好みがあるからね~)

 

 ミステリ研究家・小山正さんによる評論

 『忠実、破壊、実験~繰り返し観たい三人のホームズ』

 (74~81ページ)は、

 面白いのに短すぎます……!

 もっと長い演者論を読みたくなっちゃいますよ。

 

 北原尚彦さんによる

 『シャーロック・ホームズ”人外”魔境』

 (84~87ページ)は、

 ホームズさんのパロディやパスティーシュについて

 詳しく書かれていて、

 ふふふ、笑いを堪えることが出来ません。

 

 アニメやマンガの世界に

 転生?しちゃう名探偵さん……

 児童文学のジャンルでも、

 探偵さんの別人格?が

 トンデモな活躍を繰り広げていますね。

 

「ことしはァ、もりみィ~さんもッ!」

「がるっるる!」(←訳:大ヒット中!)

 

 今年大きな話題になっている

 『シャーロック・ホームズの凱旋』の著者・森見登美彦さんも、

 『森見登美彦 メール・インタビュー』(89~91ページ)で

 作品について語っています。

 これも、できれば

 森見さんの愛読ミステリ作品ベスト10!とか、

 もっと詳しくしつこく

 インタビューして欲しいものですね。

 

「みりょくはァ、まりょくゥ!」

「ぐるっるるがるるるる!」(←訳:かかったら解けないよ!)

 

 ホームズさんの魅力は、

 ミステリの魔力。

 

 生まれ変わる『季刊ミステリマガジン』で、

 いずれまたホームズさんの特集が組まれる日を、

 首を長~くして待ちましょう♪

 

 ( 既刊分の『ミステリマガジン』各号は、

  早川書房さんのオンラインストア、

  古書店さん、図書館などで

  探してみてくださいね )

 

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~ 部屋の隅で、ひっそりと? ~

2024-10-10 22:03:31 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きょうはァ~てんてんッ!」

「がるる!ぐるるるるーがる!」(←訳:虎です!目の愛護デーだよ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今日10月10日は『目の愛護デー』、

 まずは眼の疲れに効くツボ『晴明(せいめい』をそっと押したら

 (目頭と鼻の付け根の間にあるくぼみの部分です)、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― メトロポリタン美術館と警備員の私 ――

 

 

 著者はパトリック・ブリングリーさん、

 原著は2023年に、画像の日本語版は2024年7月に発行されました。

 英語原題は『ALL THE BEAUTY IN THE WORLD』、

 『世界中の《美》が集まるこの場所で』

 と日本語副題が付されています。

 

「わァおォ! めとろぽりたんッびじゅつかんッ!」

「ぐるるがる!」(←訳:憧れのメト!)

 

 米国が誇る世界最大級のミュージアム

 メトロポリタン美術館。

 愛称は、『メト』。

 

 NYの観光名所にもなっている『メト』は、

 唯一無二の空間です。

 1階には大ホールとエジプト、ギリシャ、ローマ、

 アメリカ他をテーマとする展示室や図書館、

 2階にはアジアやイスラム、

 19世紀の美術などが展示されていて――

 

「あううゥ、ひろいィ~!」

「がるるぐるるる!」(←訳:迷子になりそう!)

 

 世界3大美術館を自認する『メト』の内部は、

 広い上に複雑です。 

 お目当ての美術品の展示場所が分からなかったり、

 迷いそうになったり。

 

 そんな時、

 頼りになる存在は、といえば、

 警備員さん。

 

 著者・ブリングリーさんは、

 敬愛するお兄さんを亡くしたショックから

 勤めていた雑誌社を辞め、

 『メト』の警備職に応募しました。

 

 求人に申し込み、

 面接を受け、

 研修を受けて州の検定試験に合格し、

 指紋を採取され、

 そして、

 制服の採寸。

 

「たんじょうゥ、でスねッ!」

「ぐるがるるるる!」(←訳:新人警備員さん!)

 

 ブリングリーさんが、

 日によって変わる”持ち場”につくのは、

 開館の30分前。

 

 開館時間中は

 来訪者さんたちがわらわらと行き来する館内も、

 開館前のひとときは

 教会のように静かで……誰もいない。

 

 いるのは、

 ボッティチェリと私だけ。

 レンブラントと私だけ。

 フェルメールと私だけ。

 

「くうゥ~ッ! なんというゥ!」

「がるるるるる!」(←訳:羨ましいよう!)

 

 想像を絶するほど豊かな、贅沢な時間が、

 兄を喪ったブリングリーさんの傷を

 ゆっくりと癒してゆきます。

 

 また、『メト』の仕事仲間たちは

 みな気持ちの良い人ばかりで、

 ブリングリーさんは愉快な時間を過ごしました。

 

 それでも、来たのです。

 変化の時が。

 

「こころがァむずむずゥ!」

「ぐるるがるるる!」(←訳:爪先がウズウズ!)

 

 『メト』警備員になって10年。

 いつのまにか

 お兄さんの年齢を超えていたブリングリーさんが、

 新たな転職を決意した理由は……

 

 それは、はい、御本を読んでのお楽しみ!

 とうことで。

 

「じゅうねんッおつかれさまァ、なのでスゥ!」

「がるぐる!」(←訳:花束贈呈!)

 

 いままで語られることのなかった

 美術館の舞台裏と、

 そこで働く大勢の人びと。

 

 アート好きな活字マニアさんはもちろん、

 美術館巡りが好きな方々にも

 おすすめの一冊です。

 この秋『メト』に行くんです!という御方も、ぜひ~♪

 

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~ 闇夜と、はるかな光と ~

2024-10-09 22:03:55 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 むむむゥ! すばやいィ~!」

「がるる!ぐるるるがるーる!」(←訳:虎です!なんたるスピード!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 小気味よく決まる3pointと驚異のクイックネス……!

 NBAに挑戦中の河村勇輝さんに特大のエールと拍手を送ったら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちら御本を、どうぞ~♪

  

 

 

          ―― ベスト・エッセイ ――

 

 

 編者は日本文藝協会の皆さん、2024年6月に発行されました。

 『THE BEST ESSAY 2024』と英語題名が付されています。

 

 2023年に新聞や雑誌等に発表されたエッセイ作品の中から

 73作品を選出、

 編纂委員を務めた6名の作家さんの作品も加えて、

 計79編のエッセイが収録されたアンソロジーですよ。

 

「わほゥ! あさだせんせいィ~!」

「ぐるぅがるるるる!」(←訳:うわぁ松重さんも!)

 

 73+6人、となれば、

 著者さんの顔触れはさまざまです。

 

 クスクス笑いを誘うプロフェッショナルは、

 重鎮・浅田次郎さん。

 

 俳優の堺雅人さんは、

 ドラマ『VIVANT』撮影時の思い出を語り。

 

 同じく俳優の(最近はDJも巧みな)松重豊さんの

 ウマいもののお話。

 

 劇作家さん、経済の専門家さん、

 大学の教授さん、翻訳家さん……

 それぞれの《2023年》が刻まれていて、

 しかし、その中に。

 

 《2024年の日本》を予見したような、

 心を打つ一編がありました。

 

 川島秀一(かわしま・しゅういち)さんによる

 『津波の夜の灯りに』

 (本文137ページ)。

 

「じゅうゥさんねんッ……!」

「がるるぐるるるる……!」(←訳:昨日のことのよう……!)

 

 民俗学者の川島さんが生まれ育ったのは、

 宮城県の気仙沼。

 震災の日、

 その気仙沼の町を、津波が襲います。

 

 職場が高台にあったため、

 『一命を留めることができた』

 と川島さんは記しています。

 けれど、沿岸沿いにあったお家と、

 そこにいたお母さんは。

 

 停電が続く暗い夜、

 そして、

 時を遡って江戸時代の、昭和の、

 地震津波がもたらした

 はてしなく暗い夜。

 

 闇と対峙した川島さんが

 辿り着いた境地とは。

 

 一方、私たちは

 《2024年の日本》に何が起こったか、

 身に沁みて知っています。

 おそらく、遠くない未来にも、また……?

 

「なんとかァしたいィ~でスゥ!」

「ぐるるるがるるるぅ!」(←訳:なんとかしなくちゃ!)

 

 失望と希望、

 涙と笑い、

 憧れや追慕――

 息づく思いを織り込んだ79編を〆るのは、

 『ベスト・エッセイ』の常連となっている

 三浦しをんさんの

 『なにを食べてる?』です。

 

 或る日、出張することになった三浦さん、

 早朝の新幹線に乗車しました。

 席に着いて、

 よし、朝ご飯にしよう、と

 コンビニで買った2個のおにぎりを

 パクリ!とやって………ん?

 

「んんんんッ???」

「がるる?」(←訳:あれれ?)

 

 おにぎりパクリ!から転がり始める

 遠大な思索のゴールはいずこに?

 

 エッセイ好きな活字マニアさんに

 激おすすめの、文字通り《ベスト!》集です。

 ぜひ、探してみてくださいね~♪

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~ 真夏の記憶は。 ~

2024-10-08 22:03:25 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きゃッほゥ! まちわびィ~ましたでスよゥ!」

「がるる!ぐる~っ!」(←訳:虎です!先生~っ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 はいっ! 全国のコミック愛好家さんが

 心待ちにしていたあの作品の新刊が発売されましたよ。

 という訳で、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

             ―― 女の園の星 4 ――

 

 

 著者は和山やま(わやま・やま)さん、

 2024年10月に発行されました。

 上の画像は通常版のもので、

 特装版(アクリルスタンド付き)も同時発売されています。

 

「ほしィせんせいィ~!」

「ぐるるがるる~!」(←訳:今回も飛ばすぞ~!)

 

 いえ、飛ばさなくていいです。

 星(ほし)さんのお仕事は、

 F1レーサーでもタクシードライバーでもなく、

 女子高の、国語の教師さん。

 

 今日も安全運転……失礼、安全運行の通勤電車に乗って、

 学校へと出勤してまいりました。

 

「あれッ? あれれッ??」

「がるぐる~??」(←訳:何かヘン~??)

 

 校内の様子がいつもと違う……のは当然です。

 だって、今は夏休みの真っ最中。

 生徒さんたちは皆、

 スマホを手に家でゴロゴロしていたり、

 暑さにもメゲず外出して遊んでいたり、

 というところですね。

 

 心ゆくまでの寝坊やグータラが許される、 

 楽しい夏休み♫

 

 ……しかし、中には、

 長期のお休みに苛立っている生徒さんも、

 いるようです。

 

「ほわわッ? どうしてェ~??」

「ぐっるるる~る!」(←訳:もったいな~い!)

 

 星先生ウォッチャーを自認する

 2年4組の鳥井(とりい)さんは、

 毎日律儀に『星先生観察日記』を執筆中でした。

 

 今日も書きたい!観察したい!

 

 のは勿論ですが、

 夏休みですからね、

 終業式を最後にこの2週間、

 観察日記は”空想観察記”になってしまって……

 

   こんなんじゃダメだわ!

 

 と、鳥井さん、ついに奮起いたします。

 

「どッ、どどどッ?」

「がるるるる~??」(←訳:どうするの~??)

 

 学校へ行こう……!

 

 夏休み期間中は、図書室が開放されている。

 課題をするため学校の図書室に来たんです~

 ってことにして、

 職員室を見てみちゃおう!

 

 そしたら星先生を観察できる~!!

 

「…………。」

「…………。」

 

 友人の古森(こもり)さんを誘い、いえ、巻き込んで、

 いそいそと出掛ける鳥井さん。

 

 はたして、学校では何が……?

 

「ふァいッ、ここからァさきィはァ~」

「ぐるがるるぐる!」(←訳:絶対ヒミツです!)

 

 夏休み中の学校なんて、

 生徒は誰もいないし、

 先生たちは事務仕事をしているだけで、

 見るべきものはなぁ~んにも無し。

 と思っていたら、

 そうではなかったようですww

 

 『16時間目』から『20時間目』の5編と、

 『番外編2』『あとがき』も収録されている

 《女の園の星》最新巻は爆笑必至ですよ。

 全活字マニアの皆さま、

 さあ、ソッコーで本屋さんへ!

 

 

 あ、そうそう、↓こちらのカードが封入されていました。

  

「あッ! なかむらァせんせェ~いィ!」

「がるぐっるるがる~!」(←訳:ボクけっこう好き~!)

「えええッ?」

 

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~ 《石》たちの、静かなおしゃべり ~

2024-10-07 22:03:06 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 はッぴィ~きねんびィ!」

「がるる!ぐるるるーがるるぐる!」(←訳:虎です!ミステリー記念日だよ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今日10月7日は、

 エドガー・アラン・ポーさんの命日であることから、

 《ミステリー記念日》なのだそうですよ。

 いやぁ色んな記念日があるなぁと感心しながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらのエッセイ作品を、どうぞ~♪

  

 

 

             ―― 夢みる石 ――

 

 

 著者は德井いつこ(とくい・いつこ)さん、

 原著『ミステリーストーン』は1997年に、

 画像の新装復刊版は2024年6月に発行されました。

 『石と人のふしぎな物語』と副題が付されています。

 

「もふふゥ! まにあァのォ~せかいィでス!」

「ぐるるがっるる!」(←訳:集めてニッコリ!)

 

 石。

 ちょっと珍しい形の、

 或いは、変わった色合いの石。

 

 それに気付いて、へええ、と見惚れてしまったら、

 はい、貴方も立派な石愛好家さんです。

 

 著者・德井さんは、

 八歳か九歳の頃には石ころを集めていた、

 という石愛好家さんであり、

 この御本では石に関する豊富な知識が

 ず~っしり披露されていますよ。

 

「ここんッとうざいィ~!」

「がるるぐるるるるるがるるる!」(←訳:大勢の愛好家さんがいました!)

 

 1章『私の部屋から』

 2章『石ぐるい』

 3章『うごめく石』

 4章『博物館にて』

 

 と、4つの章から成る本文の、

 2章『石ぐるい』では、

 ”石に魅せられた人”が紹介されています。

 

 一般的には無名の、日本人の蒐集家さん。

 

 心理学者のユングさんも、

 少年時代から石が好き。

 

 『若きウェルテルの悩み』『ファウスト』で名高い

 作家のゲーテさんは、

 『花崗岩について』という論文を書くほどの

 石愛好家さん。

 

 20世紀アメリカを代表する画家の

 ジョージア・オキーフさん。

 彼女の家の、庭や、暖炉、居間には、

 お気に入りの石がころんころん。

 

 日本の作家さんでは、

 宮沢賢治さんが石をこよなく愛し、

 作品中に登場させていたことは

 よく知られていますね。

 

「こんごうせきィ!」

「ぐるるる!」(←訳:水晶の砂!)

 

 これほど石愛好家さんは多いのに、

 《鉱物》を学ぶ人がどんどん減っている、

 と記されているのは

 4章『博物館にて』。

 

 大学の地質学科は少なくなって、

 このままでは、鉱物学、地球科学をやる人が

 いなくなってしまう……。

 

「ええッ? そうなのォ??」

「がるる!」(←訳:危機だ!)

 

 調理器具、車、医療、

 通信、宇宙開発。

 現代の生活に欠かせないさまざまな石たちと、

 私たちをつなぐ糸の、

 過去と未来は。

 

 道端で目にする石が気になってしょうがない

 石愛好家さんに、

 私ネーさのような石好き初心者さんにも

 おすすめしたい随想集です。

 本屋さんで、図書館で、

 ぜひ、探してみてくださいね~♪

 

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~ 華やぐ江戸の絵師さんたち ~

2024-10-06 22:03:09 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 あきィどらまッ、ほうそうゥかいしィ~でスよゥ!」

「がるる!ぐるるがるるぐる~?」(←訳:虎です!どれを見ようかな~?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 10~12月期のドラマが今週あたりから本格開始!

 私ネーさは、火曜日夜10時放送の 

 『宙わたる教室』を予約録画しました。

 主演の窪田正孝さんにエールを送りつつ、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

           ―― 江戸十八大浮世絵師 ――

 

 

 著者は深光富士男(ふかみつ・ふじお)さん、

 2024年7月に発行されました。

 『絵師から入る浮世絵の世界』と副題が付されています。

 

「あはァ! もうすぐゥ~こうかいィ!」

「ぐるる~!」(←訳:八犬伝~!)

 

 ええ、役所広司さん主演の映画『八犬伝』は

 10月25日公開ですね。

 そこで描かれるのは、もちろん、

 日本文学史上最強ファンタジーの著者・滝沢馬琴さん。

 また、

 内野聖陽さんが演じる葛飾北斎さんも、

 物語を動かすキーパーソンです。

 

 北斎さんは、宝暦10年(1760年)に生まれ、

 嘉永2年(1849年)に没しました。

 

 馬琴さんは、明和4年(1767年)生まれ、

 嘉永元年(1848年)没……ですから、

 同じ時代を生き切ったおふたりは、

 互いをよく理解し合える間柄だったことでしょう、が。

 

 パイオニア、という点に於いて

 軍配が上がるのは、馬琴さん、かもしれません。

 

「ふァ? ほくさいィさんはァ~??」

「がるるるるぐぅるるる?」(←訳:パイオニアじゃないの?)

 

 北斎さんは、

 開拓者とか、道を拓いた人というよりも、

 当時の絵画の全ジャンルを踏み台にして飛翔した

 偉才かつ異才のひと、でしょうか。

 

 そして、

 北斎さんが踏み台にしたジャンルの一つが、

 いわゆる《浮世絵》です。

 

 この御本では、

 寛文期(1661~1673年)に活躍を始めた

 菱川師宣(ひしかわ・もろのぶ)さんから、

 幕末~明治にかけて活動した

 月岡芳年(つきおか・よしとし)さんまで

 18人の浮世絵絵師さんが紹介されています。

 

「むむッ? いろあいがァ、ちがうゥ~?」

「ぐるがる~!」(←訳:全然違う~!)

 

 鈴木晴信(すずき・はるのぶ)さん(1725~1770)の頃、

 多版多色の『錦絵』が誕生したことを機に、

 晴信さん風『美人画』が大ブームに!

 

 ……しかし、晴信さんの時代は、

 絵の具にちょっと問題がありまして。

 

 時間の経過とともに、

 色がひどく褪せてしまい、

 紙の劣化も重なったので、

 21世紀の現在、展示するのも難しい状態に。

 

 これが、北斎さんの時代になると、

 鉱物系の絵の具が

 西洋からドーンと輸入されるようになりました。

 

 北斎さんの作品の《青》が今も美しいのは、

 色褪せしにくい鉱物系顔料を使ったため、

 と言われています。

 

「ふがくゥ~さんじゅうろッけいィ!」

「がるぐるがるる!」(←訳:山の青と海の青!)

 

 喜多川歌麿(きたがわ・うたまろ)さん(1753~1806)の、

 豪奢な美人画。

 東洲斎写楽さん(?~?)の

 重量感ある役者絵。

 武者絵ありオバケありニャンコありの

 歌川国芳(うたがわ・くによし)さん(1798~1861)。

 

 江戸文化の頂点を飾る、

 名だたる絵師さんたちの画業を総覧する一冊は、

 江戸アート好きな方々に、

 歴史好きな活字マニアさんに

 おすすめですよ。

 江戸の秋を想いながら、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

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~ 《モダン》の潮流 ~

2024-10-05 22:03:02 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ことしもォ、もうすぐゥ~??」

「がるる!ぐるるがるぐるるる!」(←訳:虎です!月末に開催されます!)

 

 こんいちは、ネーさです。

 2024年の《読書週間》は10月27日から11月7日まで。

 読んで良かった~!な一冊と出会えることを祈りつつ、

 さあ、本日は、読書をサボって、

 ↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  

 

 

   ―― テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする ――

 

 

 東京・千代田区の東京ステーションギャラリーにて、

 会期は2024年10月12日~2025年1月5日

 (月曜休館、ただし10/14、11/4、12/23は開館し、

  10/15、11/5、12/29~1/1の年末年始は休館)、

 『Terence Conran : Making Modern Britain』

 と英語題名が付されています。

 

「おォ! おしゃれェなのでスゥ!」

「ぐるるる~!」(←訳:カワイイ~!)

 

 20世紀後半、

 英国で生まれ、

 ワールドワイドな人気を獲得したのは、

 ビートルズやローリングストーンズの音楽、

 ツイッギーさんやマリー・クワントさんが花咲かせた

 英国ファッション(ミニスカート!)、

 トールキンさんのファンタジー文学、

 そして、

 《モダン・ブリテン》なデザイン。

 

 この展覧会では、

 テレンス・コンラン卿(1931~2020)

 がデザインしたさまざまなプロダクツ――

 家具、食器、テキスタイル、

 著作、写真、映像など、

 約300点が紹介されます。

  

「このおさらッ、いいなァ~♫」

「がーるるるぐるるる!」(←訳:テーブルも良さそう!)

 

 テレンス卿のモットーは、

 『plain,Simple,Useful(無駄なくシンプルで機能的)』。

 

 また、著作には、↓こんな文章を記しています。

 

  『デザインが暮らしを豊かにすること、

   いつでもこれが私にとって

   一番大事なことだった』

 

 発表から半世紀以上を経ても、

 今なお《モダン》な英国のデザイン展へ、

 ぜひ、お出掛けしてみてくださいね。

 特に、家具が好きです!

 趣味はホームスタイリング!という方々に、

 おすすめですよ~♪

 

 

   では、ここでオマケ画像も、しゃら~ん!

   

   10月に入ったので、

   2025年用の手帳を!

   という訳で、

   『ほぼ日』さんの手帳を購入いたしましたよ。

   「きつねさんッ、いまスねッ?」

   「ぐるがるぐるるるる!」(←訳:裏面にはネコさんも!)

   

   アーティストは久保田寛子さん、

   作品名は『三日月配達』、

   A5サイズでちょっと大きめ、の手帳です。

   「ふァんたじッくゥ~!」

   「がるるぐる!」(←訳:幻想的だね!)

   今週末はショッピングに集中!という御方も、

   少し早めの紅葉見物よ!という方々も、

   どうか穏やか&健やかな休日を♪

   

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~ 闘志を胸に ~

2024-10-04 22:03:02 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 こんやからァ~ほうそうゥかいしィ!」

「がるる!ぐるるるがる~!」(←訳:虎です!五郎さん降臨~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 いよいよ今日10月4日深夜24時12分より

 《孤独のグルメ特別編 ドラマ24『それぞれの孤独のグルメ』》

 が放送されますよ。

 予約録画の操作を終えたら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

           ―― 檜垣澤家の炎上 ――

 

 

 著者は永嶋恵美(ながしま・えみ)さん、

 2024年7月に発行されました。

 文庫にして約770ページ、ずっしり厚く、

 読み応えあり!な長編作品の登場ですよ。

 

「だいはんきょうゥ、なのでスゥ!」

「ぐるるがるる……!」(←訳:現在は品切れ中……!)

 

 あまりの反響&売行きに、

 現在、この御本は主なネット書店では

 『品切れ』と表示されています。

 私ネーさは、嬉しいことに

 地元の本屋さんで発見いたしました♫

 ワクドキしつつ表紙を捲ってみれば。

 

 そこは、

 明治37年(1904年)の横浜です。

 

「うわァ、にぎわッてるゥ!」

「がるるぐるるる!」(←訳:喧騒がすごいよ!)

 

 横濱の港と町が、

 いえ、日本全体がざわめいているのも道理、

 と申せましょうか。

 1904年――

 それは日露戦争開戦の年。

 

 人も、社会も、浮足立っている。

 そんな年に、

 高木かな子(たかぎ・かなこ)ちゃんは、

 この世に生を享けました。

 

「げんきなァあかちゃんッ、でスねッ!」

「ぐるるるがるるるる~」(←訳:よしよし泣かないで~)

 

 父と母、かな子ちゃん。

 ばあやと、ねえや。

 

 横濱・元町の外れの家での

 楽しくも賑やかな暮らしは、

 かな子ちゃんが学校に上がる年の正月、

 或る出来事によって急変します。

 

 父が、卒中の発作で倒れて、寝たきりに。

 母は、親類宅で火事に遭い、

 帰らぬ人に。

 

「ええッ? そんなァ!」

「がぅるぐるるるぅるる?」(←訳:じゃあかな子ちゃんは?)

 

 母を喪ったかな子ちゃんを引き取ったのは、

 横濱で知らぬ者はない、という大富豪の、

 檜垣澤(ひがきざわ)家。

 

 実は、かな子ちゃんのお父さんは、

 檜垣澤家の当主だったのです。

 

 そして、かな子ちゃんのお母さんは、

 いわゆる“お妾さん”。

 

 かな子ちゃんは、妾腹の子、ということになります。

 

「ううゥ、ふくざつゥ!」

「ぐるるがる!」(←訳:状況も複雑!)

 

 妾腹の子に注がれる、冷たい眼。

 心ない仕打ち、

 悪口や、嫌味。

 

 氷の国かと思うような

 檜垣澤家での生活に、

 幼いかな子ちゃんは、

 怯え、悲しみ、疲れはて、

 心を病んでしまうのでしょうか。

 お父さんお母さんを

 恨んだりするのでしょうか。

 その答えは……

 

 NO!

 

「ふァ?」

「がるぅ?」

 

 そう、断じてNO!

 

 小さなかな子ちゃんは、

 その胸の内に隠し飼っていたのです。

 燃える闘志を。

 熱い決意を。

 

   子どもである自分は、

   子どもらしさを装って、

   うまく立ち回ってゆくしか

   生きてゆく術がない。

 

   早く大人になりたい。

   金持ちになりたい。

   こき使われる子どもではなく、

   他人を使う側に回りたい。

 

 その決意が、かな子ちゃんを守ります。

 

 周囲はみな敵、

 誰ひとり味方がいない豪勢なお屋敷の中で

 生きてゆくためには、

 ただ流されていてはダメだという

 不屈の意志が。

 

「がんばれェ、かなこちゃんッ!」

「ぐるるる~!」(←訳:負けるな~!)

 

 明治から、やがて大正へ。

 檜垣澤家の一族と、

 かな子ちゃんの《年代記》の行く末は。

 

 ミステリの要素も含みながら、

 谷崎潤一郎さんの『細雪』、

 北杜夫さんの『楡家の人びと』

 を想起させる大河ロマンは

 全活字マニアさんに激おすすめですよ。

 

 もうすぐ増刷分が供給されるはずですから、

 転売ヤーの誘惑を退け、

 ぜひ、正規な書店さんで

 正規なお値段の『檜垣澤家の炎上』を

 ご入手くださいね~!

 

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~ 《家族》は、どこへ ~

2024-10-03 22:03:08 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 じわじわァ~はろうィ~んッ!」

「がるる!ぐるるるるがっるる!」(←訳:虎です!オレンジ色がいっぱい!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 10月に入って、お店のディスプレイが

 本気のハロウィンモードに変わりましたね。

 揺れるカボチャ型バルーンの愛らしさにうっとりしつつ、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

            ―― 幸せな家族 ――

 

 

 著者は鈴木悦夫(すずき・えつお)さん、

 初刊単行本は1989年に、

 画像の文庫版は2023年9月に発行されました。

 『そしてその頃はやった唄』と副題が付されています。

 

「うぐぐゥ! でんせつのォ、いッさつゥ!」

「ぐるるるがるる!」(←訳:いろんな意味で!)

 

 ええ、今回ご紹介する作品は、

 良くも悪くも”伝説“を背負っています。

 

 1989年に刊行された当時、

 この御本はジュブナイル・ミステリとして

 世に出ました。

 

 ジュブナイル――

 つまり、主な読者は少年少女さんであった訳ですが、

 児童書とは思えないヘヴィな内容に

 驚愕する読者さんが続出し、

 ”トラウマ本”扱いされたためでしょうか、

 長い間、入手困難となっていました。

 

 それが、ちょうど1年前、

 文庫で復刊されると、

 今度はオトナな読者層にヒットして、

 5万部超の売れ行きを記録!

 

「ふしぎなァ~なりゆきィでスゥ!」

「がるるるっるぐる~…!」(←訳:ドラマチックだね~…!)

 

 物語の核になるのは、

 或る家族です。

 

 写真家の、父・中道勇一郎(なかみち・ゆういちろう)さん。

 母の由美子(ゆみこ)さん。

 長女の一美(かずみ)さん、高校2年生。

 長男の行一(こういち)くん、中学2年生。

 次男の省一(しょういち)くん、小学6年生。

 

 雪がほろほろと降る3月、

 一家は、新しい家へと引越しをします。

 写真の仕事に使えるスタジオも備えた、

 大きな家。

 

 引っ越しと同時に、

 保険会社のTVCM《幸せな家族》の

 モデルにも選ばれて、

 公私ともに順風満帆、のように見えます、が……。

 

「あううううゥ~…!」

「ぐるるがる?」(←訳:突然の暗転?)

 

 《幸せな家族》には不似合いな

 怖ろしい出来事が起こり、

 世間は震撼します。

 

 しかもそれは一度に留まらず、

 二度、三度と……。

 

「しッ、しんじィられませんッ!」

「がるるぐぅるるるる?」(←訳:これがジュブナイル?)

 

 《幸せな家族》とは

 いったい何であったのか――

 

 ちょっとだけネタバラししちゃいますと、

 この物語は、

 A・クリスティーさんの

 あの名作や、あの問題作から、

 明らかに影響を受けています。

 

 ただ、影響を受けつつも、

 能天気なパロディーやパスティーシュ、

 短絡的なオマージュとも違い、

 より深みを、

 いえ、より暗黒を目指している、

 とでも形容すべきでしょうか。

 

 悪夢なのか、現実なのか。

 なるほど、これはトラウマになっちゃうかも……と

 読後に嘆息させられる怪作を、

 ミステリ好きな活字マニアの皆さま、

 ぜひ!!

 

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~ 『須磨』、始まりました! ~

2024-10-02 22:03:27 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 わほゥ! ちゅうもくのォ~はッぴょうゥでス!」

「がるる!ぐるるがっるる!」(←訳:虎です!兄弟が揃ったね!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』新キャストが発表され、

 秀吉役は、池松壮亮さんに!

 どんなドラマになるのかなぁ~と期待値を高めつつ、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― 神作家 紫式部のありえない日々 5 ――

 

 

 著者はD・キッサンさん、2024年9月に発行されました。

 あの『源氏物語』を同人誌に、

 作者の紫式部さんを同人作家さんに見立てて展開する

 平安歴史絵巻……じゃなくて、

 宮中激烈権力闘争記の第5巻ですよ。

 

「むふふゥ! くびをォ、ながァ~くしてェ~」

「ぐっるがるる~!」(←訳:待ってました~!)

 

 今年2024年の大河ドラマ『光る君へ』では、

 藤原道長さんは紫式部(藤式部)さんの恋人、

 という設定であるためでしょうか、

 道長さん、

 それに道長さんの側近さんたちも

 なんだか妙に”いいひと”に描かれちゃってますが……

 

 こちらのコミック版道長さんは、

 害のなさそうなお顔をして、

 その実、たいそうな政治家っぷりを

 見せてくれます。

 

「ぬけめないィのでス!」

「がるるぐるる!」(←訳:策略家だよね!)

 

 このごろ御所で流行るもの。

 それは――

 

 ええ、そうです、

 藤式部さん著『源氏物語』が、

 御所の女房さんたちの、公卿たちの、

 さらには一条帝のこころまでもギュ~っとつかんで、

 大評判になっているのを、

 リサーチ熱心な道長さんは見落としません。

 

 続きもよろしく頼むよッ!

 紙もバンバン使ってくれていいから!

 

 と、藤式部さんを激励したりなんかして。

 

「それもォこれもォ~」

「ぐるるがる!」(←訳:計略のうち!)

 

 まあね、道長さんのやる気が爆進しちゃう心理も

 分からなくはありませんよね。

 

 最近、藤式部さんの筆は絶好調で、

 『須磨』の巻を発表したばかりです。

 するとたちまち、

 これは傑作だ!と評されて、

 ファンの数は増える一方なんですから。

 

 教養豊かな一条帝も、

 『源氏』読みたさに

 道長さんの娘・中宮彰子さまを訪ねてくる、

 とあっては、もう。

 

「みちながさんッ、もちづきィ~なのでスゥ!」

「がるるるるるぐる!」(←訳:我が世の春は近い!)

 

 宮中に於ける権力を、

 ますます盤石なものにしてゆく道長さん。

 

 ……けれど、

 意外なところに、

 落とし穴が……?

 

「うううゥッ、こわいィ~!」

「ぐるるるがるるる~!」(←訳:オトナは怖いよう~!)

 

 コメディとシリアスが見事に調和する

 キッサンさん版『源氏』世界の明日は、

 どちらへどう転がる?

 

 全キャラがキレっキレの第5巻、

 MVPを差し上げたいのは

 小少将(こしょうしょう)さん。

 その理由を知るためにも、

 『源氏』好きな活字マニアさんは、

 ぜひ、本屋さんのコミック新刊コーナーへ

 急いでくださいね~♪

 

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