テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 工房から、海を見ゆ。 ~

2024-10-21 22:03:07 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ふゥッ! さむゥ~いィあさはァ~」

「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!温かい飲み物~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 すっかり秋らしい気温になった朝&夕は、

 温かな、いえ、熱い飲み物が欲しくなりますね。

 お茶やコーヒー、ココアをのんびり味わいながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

     ―― バーナード・リーチとリーチ工房の100年 ――

 

 

 著者は加藤節雄(かとう・せつお)さん、

 2020年2月に発行されました。

 『BERNARD LEACH & JEACH POTTERY 1920-2020』と英語題名が、

 『海とアートの街 セントアイヴスをめぐる』と

 日本語副題が付されています。

 

 前回記事では、お買い物意欲が燃え上がっちゃいそうな

 服と小物のガイド本を御紹介しましたが、

 こちらの御本も、

 陶器が好きで、民藝が好き!

 という方々には堪らない一冊、と申しましょうか。

 

「そぼくなァ、ふうあいィ!」

「ぐるるるがる!」(←訳:手捏ねの土肌!)

 

 民藝運動の主唱者とされる

 柳宗悦(やなぎ・そうえつ)さん(1889~1961)。

 

 宗悦さんとともに

 当時の日本のアートシーンに深く係わったのが、

 バーナード・リーチさん(1887~1979)でした。

 

 リーチさんの経歴はなかなかに変わっていて、

 英国の植民地だった香港で生まれたものの、

 生誕と同時に実母を喪ったため、

 京都で英語教師をしていた

 母方の祖父に引き取られます。

 やがて、再婚した父のもと香港で暮らし、

 父の任地異動によって次はシンガポールへ……と、

 リーチさんは少年時代を

 アジアの国々で過ごしました。

 

「でもォ、しあげはァ~ほんごくゥでッ!」

「がるるぐる!」(←訳:母国へ帰国!)

 

 生まれ育ったのが外国であろうと、

 学業の仕上げは、本国で。

 

 というのが、その頃の“決まり事”でしたから、

 リーチさんも英国で教育を受けるために帰国し、

 パブリックスクールや

 ロンドン大学の美術学校で学びます。

 

 ところが、お父さんが病気になってしまい、

 家計を助けようと退学して、

 その後、ロンドンの銀行に就職した……んですけど。

 

「うううゥ、だめでスゥ~!」

「ぐるるるる~…!」(←訳:馴染めない~…!)

 

 金融の世界は、苦しいばかり。

 苦慮の末、リーチさんは辞職し、

 エッチングの教師として

 日本へ旅立ちます。

 

「むゥ? えッちんぐゥ?」

「がっるるるっる!」(←訳:エッチングって!)

 

 リーチさんが、

 彼の天職――《陶芸》と出会ったのは、

 日本に来てから、のことでした。

 

 1911年、

 招待されて上野の博覧会場を訪れたリーチさんは、

 楽焼を体験したのです。

 

 自分で壺に絵付けをして、

 窯に入れて熱し、

 焼き上がったら、おが屑の中に埋めて、

 そうしたら……?

 

「わほゥ! できたァ~♫」

「ぐるっるる!」(←訳:良かったね!)

 

 この時の感動が、

 リーチさんを陶芸家の道へ導きました。

 

 20世紀初頭の英国でも、陶磁器業は盛んです。

 ただし、それはとても工業化され、組織化されていて、

 大量生産するのが常識の、メジャーな産業だったのです。

 

 そんな英国式とは対照的な、

 日本の陶芸の手法に、

 リーチさんはたちまち夢中になりました。

 

「ほぼォ、てづくりィ!」

「がるるるぐるる!」(←訳:同じ物はないよ!)

 

 陶芸に魅せられたリーチさんは、

 日本を離れ、帰国したのちも

 陶芸家であり続けました。

 

 この御本では、

 リーチさんが英国西南端に程近い

 セントアイヴスに造った工房の歴史と、

 再興運動が細やかに、

 共感をもって語られています。

 

 都市ロンドンではなく、

 海を臨む小さな町を選び、愛したリーチさん。

 

 収録されているセントアイヴスの風景が

 驚くほど美しいので、

 写真を見るためだけでもいいんです、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

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~ スタンダードを探してみよう? ~

2024-10-20 22:03:45 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きゃほゥッ! よいしらせェ、なのでスよゥ~!」

「がるる!ぐるるるる~!」(←訳:虎です!おめでとう~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 河村勇輝選手がグリズリーズと2way契約!

 おお、やった! やりましたね!!

 盛大な拍手を送り、

 ケガだけはしないで~!の願いも飛ばしつつ、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

   ―― おしゃれな大人が実は!愛用している270の服・小物 ――

 

 

 『ナチュリラ別冊 大人になったら、着たい服 特別編集』は、

 2024年7月に発行されました。

 『その定番、今のアナタに合っていますか?』

 と副題が付されています。

 

「もうすぐゥ~わくわくゥ!」

「ぐーるるるがるる!」(←訳:バーゲンの季節だ!)

 

 年末のクリスマスに向けて、

 欧米では”一年で最大のお買い物のシーズン”の幕が開きます。

 その前に、感謝祭直後からの

 ブラックフライデーの大SALEがある、のですが、

 このSALEが近年は

 どんどん前倒しになってきているようですね。

 

 SALEの予告や、

 早くも全品30%オフ!などなど、

 私ネーさのもとへもお報せが来たりして。

 

「むむゥ~…なやみィまスゥ~…」

「がるるるるぐるる?」(←訳:欲しいのはどれだ?) 

 

 この秋冬の流行りモノ、も悪くないんですけど、

 できれば、長く着られる良いもの。

 これお気に入りなんです♫と

 胸を張って自慢できちゃうようなもの。

 

 ついでに、

 ず~っと探してたんだ、これを!

 というようなものだったら、大満足、ですね。

 

 私ネーさが探しているのは、

 デニム。

 

 リーバイスもユニクロも好きです。

 デニム専門店の店員さんに教えていただいた

 洗濯方法を実践して、

 丁寧にお手入れをしています。

 おかげで、色落ちや生地の傷みは殆どありません。

 

 でも、ですね、

 えーと、つまり、

 新しいのが欲しいなぁ~なんて。

 

「ぷふふッ!」

「がるるっ!」

 

 この御本では、

 長く着られそうなスタンダードなデザインのもの、

 上質な、時代を超えて愛される衣服と小物が

 紹介されています。

 

 表紙の右上で、さりげな~く目立っているのは、

 『ソフィードール』さんというブランドのデニム……

 うう、カッコイイです。

 『シュヴァル プラス』さんという

 ブランドのデニムもよさげ……

 『イカイ』さんという

 初耳のブランドも面白そうです。

 

 あ、スニーカーも良いわね!

 綿のシャツも、

 レザーのショートブーツも!

 

「あわわわわわッ!」

「ぐるがるる~!」(←訳:誰か止めて~!)

 

 SALEに突入したら

 買うのはコレだ!

 と目標を絞るために。

 

 手持ちの服にこれを合わせたら

 良いんじゃない?

 と思い巡らせたり。

 

 お買い物に出かける前の、

 楽しいひとときにぴったりの一冊は、

 重たいノンフィクション作品や

 元気過ぎるフィクション作品に疲れてしまって、

 たまには

 の~んびり路線の読書をしたい方々に

 おすすめですよ。

 本屋さんのファッション本コーナーで見かけたら、

 ぜひ、覗いてみてくださいね~♪

 

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~ ”経済”視点の、お江戸文化 ~

2024-10-19 22:03:08 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 うわわァ~んッ! きんもくせいィがァ~!」

「がるる!ぐるがるるる~?」(←訳:虎です!散り始めてる~?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ほんの2、3日前に満開になったばかりですのに、

 金木犀の花たちがハラハラと地面に散り落ちてゆきます……

 寂しさに溜め息しながら、

 さあ、本日は読書……をサボって、こちらの展覧会情報を、どうぞ~!

  

 

 

           ―― 描かれた江戸の商人 ――

 

 

 東京・中央区の貨幣博物館(日本銀行金融研究所)にて、

 会期は2024年11月8日~2025年2月2日

 (月曜休館、ただし年末年始の12/29~1/4は休館し、

  1/13は開館)、

 『販促ツールと商いの秘訣』と副題が付されています。

 

「ふむゥ? これはァ、いッたいィ??」

「ぐるるる~?」(←訳:何だろね~?)

  

 前回記事では、江戸を舞台にした宮部みゆきさんの新刊

 『気の毒ばたらき』をご紹介いたしました。

 

 物語の中には、

 江戸の庶民さんたちの

 お財布事情が描かれていましたが、

 この展覧会では

 よりリアルな、

 江戸商人さんたちの“商いぶり”が

 取り上げられています。

 

 繁盛するお店の様子を、

 人気絵師さんに注文した

 大判の浮世絵。

 

 金魚売り屋さん、虫売り屋さん、といった

 季節の風情を感じさせる商人さんの絵姿。

 

 商家で使われたさまざまな道具類――

 『銭桶』『銭かご』『銭ざる』

 『商品券の版木』や『金枡』

 などの展示もあって、

 いやー当時の商人さんたちは、

 この道具たちを

 どんな風に使いこなしていたんでしょう?

  

「そのほかァ、しりょうもォ~たくさんッ!」

「がるぐるる!」(←訳:豪華広告も!)

 

 山東京伝さんの作品の巻末には、

 ちゃっかりと、

 京伝さんのお店の宣伝広告のページが。

 

 『大江戸持丸鑑』は、

 お江戸版の長者番付。

 

 今も昔も、変わらず繰り広げられている

 《商》の世界の工夫の数々を集めた展覧会は、

 江戸アート好きな方々に、

 歴史好きな活字マニアさんに、

 ぜひのおすすめですよ。

 嬉しいことに入場は無料ですので、

 気軽にお出掛けしてみてくださいね~♪

 

 

 

   では、ここでオマケ画像も!

   

   『シャトレーゼ』さんの

   《プレミアムカスタードシュー》は、

   「あまさァ、ややひかえめェ~」

   「ぐるるがるるる!」(←訳:程よい柔らかさ!)

   シュー皮もクリームも、

   とっても美味しゅうございました♫

 

   寒暖差あり過ぎ!で、

   毎日ぐったりな10月後半です。

   皆さま、御自愛しつつ、

   どうか穏やかな休日を♪

   

   

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~ 週末は《きたきた》! ~

2024-10-18 22:03:01 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きいろいィ~ぽふぽふゥ!」

「がるる!ぐるるるがるるーる!」(←訳:虎です!カステラパンケーキ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 絵本『ぐりとぐら』『そらいろのたね』『いやいやえん』、

 そして『となりのトトロ』の主題歌『さんぽ』の作詞……

 中川李枝子さんの作品に出会えた喜びを、

 いままた、あらためて噛みしめています。

 ほっこり温かいパンケーキの香りに憩いつつ、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

            ―― 気の毒ばたらき ――

 

 

 著者は宮部みゆき(みやべ・みゆき)さん、

 2024年10月に発行されました。

 《きたきた捕物帖3》とシリーズ名が付されていますよ。 

 

「きたさんッ、おひさしぶりィ~!」

「ぐっるがるるる!」(←訳:待ってましたよ!)

 

 岡っ引き見習いの、北一(きたいち)さん。

 今日も元気よく、文庫を売り歩いたり、

 旧知のお風呂屋さんに紙屑を届けに行ったり、

 それはもう忙しく

 立ち働いている中で。

 

 一年前は、こうじゃあなかった、と

 不意に思い返すこともしばしば。

 

   一年前は、千吉(せんきいち)親分がいた。

   迷子のおいらを拾ってくれて、育ててくれた、

   とっても頼りになる親分は、

   啞然とするほど唐突に、

   あっさりこの世を去っちまって。

 

   残されたおいらたちは大混乱、

   おいらもまさか、

   親分の看板商売だった『朱房の文庫』作りや、

   岡っ引き仕事に係わることになるとは、

   夢にも思ってなかったけど。

 

   ……や? 待ってくれよ?

   これも、夢か?

   悪夢、ってヤツなのか?

 

「あわわわわゥ! どうしようゥ!」

「がる~!」(←訳:煙が~!)

 

 さぁて長屋か仕事場へ戻ろうか、と

 大八車を牽きながら

 深川へ向かっていた北一さんは、目撃したのです。

 

 空に上る一条の煙。

 

   あの煙は、いや、タダの煙じゃねえ!

   火事の煙だ!

   それに、あの方角は……!

 

 北一さんが戦慄するのも無理はありません。

 方角と距離を考え合わせれば、

 煙の出所は、

 千吉親分の工房を引き継いだ

 万作(まんさく)さんの家がある辺り。

 

   どうか、おいらの勘違いであってくれ!

   頼むよ!

 

 一心不乱に江戸の町を駆け抜けた北一さんが、

 煙の奥に見たものは……ああ……。

 

「げほッ、ごほッ」

「ぐるがる~!」(←訳:喉が痛い~!)

 

 シリーズ第3巻となるこの御本の特徴は、

 なんといっても、

 《おかみさん》の帰還!でしょうか。

 

 第一作『きたきた捕物帖』で

 私たち読み手のハートを見事に射抜いてくれた

 千吉親分の未亡人・まつ葉さん。

 

 幼い頃に罹った病のせいで視力を奪われ、

 けれど、それゆえに賢く、

 観察力に秀で、

 決断力も行動力もあって、

 時にはホームズさんばりの”名探偵”と化す

 《おかみさん》は、

 なぜか第二作『子宝船』では

 影が薄くなってしまって、

 読んでいて戸惑ったものですが、

 第3作では物語の最前線に戻ってきましたよ。

 

 足が棒になるほど歩き回るタイプの

 かけ出し”探偵”北一さんと、

 安楽椅子”探偵”タイプの《おかみさん》。

 

 ふたりを中心に、

 新たに登場したキャラクターさんも加わって、

 火事の謎は、どう着地するのか――

 

「きたきたァおにいさんッ、ごようじんッ!」

「がるるぐるがるる~!」(←訳:江戸の夜は暗いよ~!)

 

 表題作である

 第一話『気の毒ばたらき』と、

 第二話『化け物屋敷』の

 2話が収録されている御本は、

 ずっしり厚く、読み応えがありますよ。

 

 《きたきた》最新作を心待ちにしていたファンの方々、

 ミステリ好きな活字マニアさんは、

 本屋さんの新刊コーナーへ、

 ぜひ、お急ぎくださいね~♪

 

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~ 白い歯で微笑めば? ~

2024-10-17 22:03:06 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 よぞらにィ~まんまるゥ!」

「がるる!ぐるるがーるーるーる!」(←訳:虎です!今宵はスーパームーン!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今日10月17日の満月は『ハンターズムーン』。

 平均値(100%)に比して115.6%!という、

 2024年最大のお月さまを雲間に探しながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― 表参道・リドルデンタルクリニック ――

 

 

 著者は七尾与史(ななお・よし)さん、

 画像の単行本は2015年7月に発行されました

 (現在は、『歯科女探偵』と改題された文庫版が刊行されています)。

 

「うッ? でんたるくりにッくゥ、ッてェ~…」

「ぐるるるるがるる?」(←訳:歯医者さんだよね?)

「ひいいィィ~ッ!」

 

 ええ、そうです、ひいいぃ~!です。

 私ネーさもテディちゃと同じく、

 歯医者さんが本当に苦手なんです。

 

 それなのに、大好きなサイトウユウスケさんによる

 表紙イラストに惹かれて、

 ついつい手に取ってしまいました。

 

「それはァ、たぶんッ……!」

「がるるるぐるる!」(←訳:怖いもの見たさ!)

 

 『錦織(にしきおり)デンタルクリニック』があるのは、

 題名の通り、

 表参道に面した一等地。

 

 すぐ近くに表参道ヒルズがあって、

 クリニックが入るガラス張りのビルは、

 1階がオープンテラスのカフェ、

 2階が高級ブランドのブティック、

 というオシャレっぷりで、

 『錦織デンタルクリニック』は

 3階に入居しています。

 

「ないぶもォ、はなやかァでスゥ!」

「ぐるるるるるがるぐるる?」(←訳:働いてるのは女性ばかり?)

 

 院長の錦織さんをはじめ、

 医師さんも歯科衛生士さんも

 歯科技工士さんも受付係さんも、

 『錦織デンタルクリニック』のスタッフは

 全員が女性ですから、 

 院内はどことなく華やいで見えますね。

 

 そこへ、

 一段と華やかな女性が登場しましたよ。

 

「みィ~んなァ、ざわざわッ!」

「がるっるるぐるるる!」(←訳:スタッフもざわざわ!)

 

 大物人気俳優の、

 緒川優子(おがわ・ゆうこ)さんが

 患者としてやって来たのです。

 

 担当医になった月城この葉(つきしろ・このは)さんと、

 歯科衛生士の高橋彩女(たかはし・あやめ)さんは、

 さっそく治療の準備を――

 

「むッ? なにやらァ、さわがしいィ??」

「ぐるるがるっるる?」(←訳:誰かが怒鳴ってる?)

 

 待合室で騒いでいたのは、

 緒川優子さんのマネージャーを名乗る

 ひとりの男性でした。

 

 ここに緒川がいるはずだ、

 彼女に会わせてくれ、

 と喚き立てるマネージャー氏を、

 高橋さんと錦織院長は

 きっぱり拒み、お帰りいただいたのですが。

 

 ショックと動揺を隠せないのは、

 緒川さんです。

 

 そもそも、

 今日は他の歯科医院で

 治療を受ける予定だった瀬川さん、

 『錦織デンタルクリニック』に来るために、

 マネージャーをまいて、

 すぐタクシーに乗り込んだのに、

 どうしてここにいると気付かれたのか。

 

「おッ、おそろしいィ……!」

「がっるるぐる!」(←訳:すっごい不安!)

 

 売れっ子俳優さんが持ち込んだ、

 ごく初歩的な、小さな謎から、

 徐々にセンセーショナルなミステリへ。

 

 医療ミステリは大人気のジャンルですが、

 現役歯科医さん(!)による

 歯科を舞台にしたミステリ作品は

 珍しいのではないでしょうか。

 ミステリ好きな活字マニアさんは、

 ぜひ、チェックしてみてくださいね~♪

 

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~ 研究:美味しいもの! ~

2024-10-16 22:03:55 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 むゥ~…にしのそらにィ、くもッ!」

「がるる!ぐっるがるるる~!」(←訳:虎です!やっぱ見えない~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 《紫金山・アトラス彗星を探せ!》作戦展開中!

 なんですけど、天候不良で視界も不良……

 ならば明日こそ!と意気込みつつ、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

  

 

 

        ―― 異世界メイドの三ツ星グルメ 01 ――

 

 

 原作はモリタさん、漫画はU4さん、キャラクター原案はnimaさん、

 2023年7月に発行されました。

 『現代ごほん作ったら王宮で大バズリしました』

 と日本語副題が付されています。

 

「ふあァ~…?」

「ぐるるる~??」(←訳:いまどき~??)

 

 近年大流行りの『異世界』や『転生』モノ……

 石を投げれば『転生』モノに当たる、

 多過ぎてさすがに飽きた、

 という声が聞こえる上に、

 メイド、グルメ、三ツ星、などという単語が入っていると、

 ええ~?イマドキどうなの?と

 首を傾げたくなりますが……

 

 いやいやいや、

 批判するのは、読んでから!

 

「おッ、おうゥ!」

「がるるるる!」(←訳:そうでした!)

 

 前世の記憶。

 

 とある世界に暮らす

 シャーリィ・アルブレラさんは、

 突然、自分の前世の記憶を取り戻します。

 

 前世で、どんな生活をしていたか、

 どんなお仕事をしていたか、

 そして、

 

 何を食べていたか。

 

「ふむむゥ、しょくせいかつゥでスねッ?」

「ぐるるるがるるるぐる?」(←訳:大好きな食べものとか?)

 

 シャーリィさんが、前世で愛してやまなかった

 いろ~んな美味しいもの。

 

 それは、マ○クのハンバーガーであり、

 す○家の牛丼や

 ○郎のラーメンであり、

 ス○バのフラペチーノ、

 不○家のショートケーキ。

 

 しかし。

 刻々鮮明になってゆく記憶とは反対に、

 あらためて周囲を見回したシャーリィさんの眼に

 現在の世界はひどく色褪せて映りました。

 

 ない。

 

 この世界には、今いるこの世界には、

 マ○クもす○家も○郎も

 ミ○ドもリ○ツもサ○ゼも無いのか!

 

「あァ~…わかりまスゥ~」

「がるぅぐるがるるる~」(←訳:そりゃ絶望するよね~)

 

 大好きな美味しいものを、

 もう二度と食べられないなんて……

 冗談じゃない!

 

 この世界に無いなら

 自分で再現すればいい。

 

 生きている間に

 前世の料理と再会してみせる!

 

「ゆけゆけェ~!」

「ぐるるがるるるぐる!」(←訳:作ろう美味しいもの!)

 

 野望を胸に、台所で奮闘するシャーリィさん。

 この世界には存在しないはずの、

 ポテトチップスを、プリンを、

 今日もこっそり作って

 味見しようとしていると。

 

 そこに来たのは、

 王宮からのスカウト?

 

「もぐもぐッ、ちッぷすゥ~おいしィでス!」

「がるるぐる!」(←訳:プリンもね!)

 

 王宮に勤めて料理をしないか、と勧誘されるも、

 断る!と即答したシャーリィさんでしたが、

 王宮には最高の調理道具と

 豊富な食材があって

 料理の研究し放題、という甘い言葉に動かされ、

 やる気に火が点きました。

 

 王宮で、

 王子様の”おやつ”を作るメイドになる!

 

「いきなりィ~でスねェ?」

「ぐるるるがるっる!」(←訳:ともあれ頑張って!)

 

 はたして、シャーリィさんの野望は

 実現するのか。

 

 複雑な国政や権力闘争の気配が

 うっすら示唆されたり、

 或る食材を作成するための

 過酷な肉体労働に驚かされたり、

 はたまた、

 ええ? それは”おやつ”なのぉ?と

 ツッコミたくなったり、

 ライトで楽しい転生譚をお探しの方々に

 おすすめのコミック作品は、

 現在、第3巻まで刊行されています。

 本屋さんでのコミックコーナーで、

 ぜひ、探してみてくださいね~♪

 

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~ 夜を旅する ~

2024-10-15 22:03:09 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 すいせいィ、みえないィでスゥ!~」

「がるる!ぐる~??」(←訳:虎です!どこ~??)

 

 こんにちは、ネーさです。

 いま話題の紫金山・アトラス彗星、

 次に観察できるのは、明日10月16日の17時04分だそうです。

 どうか観測日和になっておくれと願いつつ、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― 乱歩えほん 押絵と旅する男 ――

 

 

 原作は江戸川乱歩(えどがわ・らんぽ)さん、

 画と文は藤田新策(ふじた・しんさく)さん、

 2023年5月に発行されました。

 

「わおおおゥ! ぶらぼォ~ッ!!」

「ぐるるるる~!!」(←訳:エクセレント~!!)

 

 ええ、そうです、

 まさしく、ブラヴォー!

 なんと素晴らしい《乱歩世界》でしょうか……!

 

 『押絵と旅する男』――

 あらためて説明いたしますと、

 1929年(昭和4年)、雑誌『新青年』6月号に発表された

 江戸川乱歩さんの短編小説です。

 

 乱歩さん御自身もお気に入りだったというこの作品は、

 多くのクリエイターさんの創作意欲を刺激し、

 映画、TVドラマ、絵画、コミック、アニメーション、

 朗読劇、オーディオブックなど、

 さまざまな形のアート作品が

 制作されてきましたが。

 

 ”最適解”が、ここに!

 

「うむゥ! これいじょうのォさくひんはァ~」

「がるぐるるるるるる!」(←訳:もう考えられません!)

 

 乱歩さんの『押絵』に

 新たな生命を与えたのは、

 イラストレーター・藤田新策さん。

 

 藤田さんのお名前に

 すぐにはピンと来ない方々も、

 

   スティーブン・キングさんの著作の

   表紙画を描いているイラストレーターさん

 

 と言えば、

 ああ、あの!と分かって下さることでしょう。

 黄昏どきの、或いは深夜の、

 ほの暗く朧な、

 幽明の世界に通ずる情景……。

 

「せすじがァ、ひんやりィ!」

「ぐるるるがるる!」(←訳:ぞくぞくするよ!)

 

 藤田さんの筆は呼び醒まします。

 富山の魚津へ、

 蜃気楼見物に出かけた”私“が、

 帰路の列車で出会った不思議な男の物語を。

 

 男が抱えているのは、

 風呂敷に包んだ一枚の絵。

 それは、”私“がこれまで見たことのないような、

 奇妙な絵だったのです。

 

「ふわァ~…うつくしいィ~…」

「がるるる~…」(←訳:夢のよう~…)

 

 明治28年4月、

 浅草に『凌雲格』が聳えていた頃の、

 世にふたつとない恋から始まる

 長い旅。

 

 旅は、どこかで、ふいっと途絶えてしまうのか。

 いや、闇夜を超えて星の彼方へ続くのか。

 

 乱歩さんのファンの方々、

 藤田さんのファンの方々、

 S・キングさんの愛読者さんも、

 どうか、ぜひ~♪

 

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~ 《SF》が咲かせる花々 ~

2024-10-14 22:03:03 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ふむむゥ~! かおりィ、ふんわりィ~♫」

「がるる!ぐるるがるぐる!」(←訳:虎です!金色の香りだね!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 金木犀の花が咲いて、

 香りにうっとり♫な祝日となりました。

 このままお昼寝……じゃなくて、さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪

  

 

 

           ―― SF少女マンガ全史 ――

 

 

 著者は長山靖生(ながやま・やすお)さん、

 2024年3月に発行されました。

 『昭和黄金期を中心に』と副題が付されています。

 

「あはァ! しょうじょまんがとォ、えすえふゥ!」

「ぐるがるるる!」(←訳:相性いいよね!)

 

 日本の文学史に

 《少女マンガ》と呼ばれるジャンルが

 はっきり立ち現れたのは、1960年代。

 その後、

 70年代の半ばを過ぎると

 《SF少女マンガ黄金期》が到来します。

 

 もともと《SF》は、

 《マンガ》《映画(映像)》といった表現形態と相性良好……

 というよりも、

 予想以上の相乗効果を発揮しやすい間柄で、

 そのためでしょうか、

 《SF少女マンガ》は20世紀のマンガ界全体に、

 さらには21世紀の日本(世界?)文学へも

 大きな影響をもたらすものとなりました。

 

 著者・長山さんは、

 

 第1章『SF少女マンガ概史

    ――分かりやすさと独自な表現のはざまで』

 第2章『挑発する女性状理知結晶体』

 第3章『思考するファンタジー』

 第4章『時を超える普遍を見つめて

    ――萩尾望都の世界』

 第5章『孤高不滅のマイナーポエットたち』 

 

 と、5つの章をもって、

 《SF少女マンガ・黄金期》の解析してゆきます。

 

「おおゥ! まるごとッ?」

「がるるるぐるがるるるぐる!」(←訳:まるごと一章萩尾望都さん!)

 

 ええ、そうですね。

 御本の目次ページを見ていただければ、一目瞭然。

 第4章は、まるごとそっくり

 萩尾望都さんの作品紹介&解説に

 費やされています。

 

 それも無理のないことで、

 なぜなら、萩尾さんの作品の殆どが

 ほぼSF。

 作品には何らかの形で

 SF的要素が描き入れられているのですから、

 ひとつの章まるごと萩尾さん!

 でもまだ足りないほどです。

 

「めいさくゥ、ずらァ~りッ!」

「ぐるるがるぐるる!」(←訳:どれも最高だよう!)

 

 萩尾望都さんを筆頭に、

 いまも現役続行中のマンガ家さんは大勢おられますが、

 惜しくも亡くなられたマンガ家さん、

 と~っても寡作なマンガ家さんについても

 長山さんは取り上げています。

 

 私ネーさの大好きな、佐藤史生さん。

 内田善美さん、

 高野文子さん……。

 

「むむゥ、それにしてもォ~すごいィでス!」

「がるるるるぐるがる!」(←訳:著者さんの博学ぶり!)

 

 《少女マンガ》の歴史を辿りつつ、

 膨大な数の作品を読み込んで、

 国内外のSF小説や

 哲学・心理学と照らし合わせ、

 《マンガ》の過去と未来を遠望する――

 ふう、もう脱帽するしかありません、

 著者・長山さん、ゴルゴ13級のスゴ腕です!

 

 長山さんに、

 そして

 作品を生み出してくださったマンガ家さんたちに

 心からの拍手を送りたくなる傑作は、

 全活字マニアさんにおすすめですよ。

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

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~ 天才の謡と歌 ~

2024-10-13 22:03:39 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 でこぴんちゃんッ、おめでとうゥ~!」

「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!次戦もガンバだ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 LAドジャースは勝利して、

 デコピンくんと大谷選手はネクストステージへ……!

 さらなる幸運を!の声援を送りつつ、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

          ―― アーサー・ウェイリー ――

 

 

 著者は平川祐弘(ひらかわ・すけひろ)さん、

 2008年11月に発行されました。

 『《源氏物語》の翻訳者』と副題が付されています。

 

「まことのォてんさいィ、なのでスゥ……!」

「ぐるるるるるる!」(←訳:信じられないよ!)

 

 現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』にも登場する、

 日本文学の金字塔『源氏物語』――

 

 アーサー・ウェイリーさん(1889~1966)は、

 『源氏物語』の英訳者さんとして

 文学界に知られる御方です。

 

 いえもう、はっきり言っちゃいますと、

 天才さんです。

 

「うむッ、はいけんッしましょうゥ!」

「がるるぐるる~る!」(←訳:自薦文ありま~す!)

 

 パブリックスクールの名門・ラグビー校から

 ケンブリッジ大学に進学したウェイリーさんは、

 1913年、大英博物館の学芸員職に応募すべく、

 書類を送付しました。

 

 その書類を拝見いたしますと……

 

 楽に読める言語は、

 イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、

 フランス語、ドイツ語、スペイン語

 

 流暢に話せる言語は、

 フランス語、ドイツ語、スペイン語

 

 習得した言語は、

 ギリシャ語、ラテン語、ヘブライ語、サンスクリット語

 

 と記されていて……

 

「ふわわあァ~…」

「ぐるるがっるるる……」(←訳:悲しくなってきた……)

 

 極東の島国の、超マイナー言語話者な私たちとしては、

 もうね、膝から崩れ落ちる気分です。

 

 言語大系的に、

 英国に生まれ育ったウェイリーさんが

 欧州の言葉を習得するのは難しくないのかもしれませんが、

 サンスクリット語とヘブライ語、って……。

 

 しかも、この後、

 大英博物館に就職したウェイリーさんは、

 東洋版画・素描部門に配属されたことを機に

 中国語と日本語の習得に乗り出します。

 

 東洋の言語に関しても、

 ウェイリーさんはやはり天才的なお仕事をした、

 というべきでしょうか、

 1918年に『中国の詩170篇』を、

 1919年には『日本の詩歌――うた』、

 1921年には『日本の能』を翻訳刊行、

 そして、

 1925年に。

 

 『源氏物語』英語訳版の第1巻が……!

 

「でましたでスかッ!」

「がるるる!」(←訳:出たんだ!)

 

 著者・平川さんはこの御本で、

 ウェイリーさんの生涯と功績を

 詳細に綴ってゆきます。

 

 中国詩訳に取り組むウェイリーさん、

 夢幻能に挑むウェイリーさん、

 日本語古文に悩むウェイリーさん、

 戦争の足音を聴き取るウェイリーさん……

 

「げきどうのォ、じだいィ……!」

「ぐるるがるるぐるるる……!」(←訳:つらいことも多いんだ……!)

 

 異国の古書が

 現代のことばに

 生まれ変わってゆく手助けを。

 

 版訳とはいかにあるべきか、と

 胸に問いつつ――

 

 大河ドラマ好きな方々に、

 原著や現代語訳『源氏物語』愛読者さんに

 激おすすめの労作です。

 本屋さんで、図書館で、

 ぜひ、探してみてくださいね~♪

 

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~ 映画にラブコール ~

2024-10-12 22:03:52 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ♪しゃららんッしゃららららんッ♫」

「がるる!ぐるがるるる~!」(←訳:虎です!名曲だよね~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ひと目見れば、脳裏に蘇るのは、チターの響きもなつかしい

 アントン・カラスさん作『ハリー・ライムのテーマ』……

 さあ、本日は読書をスパッとサボって、

 ↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  

 

 

           ―― 小説と映画の世紀 ――

 

 

 東京・世田谷の世田谷文学館 1階文学サロンにて、

 会期は2024年9月21日~10月20日

 (月曜休館、ただし10月14日は開館して翌日休館)、

 『追悼・菅野昭正 名誉館長』と副題が付されています。

 

「むふゥ! いらすとォ、かッこいィ~!」

「ぐるぅるがる!」(←訳:オシャレだね!)

 

 現在、世田谷文学館では、

 コレクション展として『寺山修司 展』が開催中、

 11月2日からは企画展として

 『漫画家・森薫と入江亜紀 展』が開催予定されています。

 

 そして、

 『小説と映画の世紀 展』も開催中ですよ。

  

 この展覧会は、

 フランス文学者、文芸評論家、

 世田谷文学館の名誉館長であった

 菅野昭正さん(1930~2023)の最後の著作

 『小説と映画の世紀』(2021年刊)に登場する

 12編の原作小説と映画から構成されています。

 

 トーマス・マンさん著『ヴェネツィアに死す』、

 カフカさん著『審判』、

 クンデラさん著『存在の耐えられない軽さ』……

 

 会場では、

 これら12作品の

 映画ポスター等の資料を紹介しながら、

 映画の上映会、トークイベントも行われますよ。

 

「えいがァすきなかたがたもォ~」

「がるぐるるがるぐる~」(←訳:文学好きな方々も~)

「きッとォ、たのしめまスゥ!」

 

 1階文学サロンで会期中毎日上映されているのは、

 名作『第三の男』!

 また、コラボ企画として

 下高井戸シネマさんでの映画上映もあるそうです。

 

 詳細については

 世田谷文学館HPで確認してから、

 ぜひ、お出掛けしてみてくださいね~♪

 

 

 

   では、ここで美味しいオマケ画像も!

   

   ハロウィンお菓子の新顔さんは、

   『ナイトメア ビフォア クリスマス』の

   ジャックさんとゼロくんの

   チョコレート!

   

   「くゥッ! かわいィすぎてェ~!」

   「ぐるるるるる~!」(←訳:食べられない~!)

   ハロウィン当日まで飾っておきたい

   キュートなチョコ菓子ちゃんたちでした♪

   

   絶好の行楽日和!な連休になりましたね。

   皆さま、どうか穏やか&健やかな休日を♪

    

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