喫茶 輪

コーヒーカップの耳

藤原四段に

2012-10-11 22:29:19 | 将棋

用海公民館での「子ども将棋教室」
最近、年配の女性が一人子どもに交じって参加しておられる。北口から来ておられる。
「大人の部ではあまりに実力に差があるので、ここで勉強させて下さい」と。
わたしの講座も聞いて下さっている。わたしの話は時に将棋から離れて、歴史や文学の話に及ぶことがあり、大人に聞かれるのはちょっと恥ずかしいのだが…。
今夜もわたしが持っていた井上慶太九段の扇子の文字「動中求静」について話したりした。
続いていただければうれしいのだが。そしてやがて大人の部に参加していただければ。

子どもの部が終わって、二階の和室の大人の部へ。
藤原四段と対局。
彼とは昔、30年ばかり前に、阪神地区大会のB級準決勝で対戦したことがある。私は負けた。悔しくて、帰って棋譜を録った。今もそのノートはある。いわば、宿敵だ。しかしわたしはその後、将棋大会には参加しなくなり実力も伸びなかった。彼は続けていてさらに強くなり今は四段で指している。
その藤原四段に先日、勝った。なかなか勝てなくなっているのだが久しぶりに。
そして今日、再戦。
彼はアナグマが得意戦法。わたし、じっくり指すつもりで、充分に囲わせ、がっぷり四つになった。結果は勝った。途中で焦らず、いつまでも将棋を楽しみましょう、といった気持ちで指したら、危なげなく勝てた。わたしもまだまだ捨てたものではないと正直うれしかった。練習将棋なのにね。

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荻野丹雪さんの個展。

2012-10-11 21:25:36 | アート・文化

前のページに書きました荻野さんですが、たしか昨年の秋、お会いしました。
「KOBECCO」のわたしのページに題字を書いてくださっている六車明峰さんの書を見に出かけた「名筆研究会展」の会場で紹介して頂いて名刺の交換をさせて頂きました。
荻野さんはあの榊獏山さんのお弟子さんだとお聞きしました。
グラフィック書家ということです。いかにも芸術家といった雰囲気を漂わせておられました。といっても偉ぶるところは一切なく、静かな人でした。
こんなページがありますので紹介します。↓ クリックしてみてください。

                                    http://www.sho.ne.jp/ano-sho/t-ogino.html
NHK大河ドラマ「新撰組」の題字や、サントリーウィスキー「響」のラベル文字などで著名な書家です。
ネットにはいろんなページで紹介されておられます。
個性的な書が並んでいます。
その荻野さんの大作が展示されるとのこと。
京都会場に行ければいいのですが。

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荻野丹雪さん

2012-10-11 15:41:04 | アート・文化

書家、荻野丹雪さんから個展の案内状が届きました。
一度お会いしただけの人だが、今回初めて案内状を頂いた。

Img986

東京と京都で催されるのだ。
Img985
これは凄いな。高さ2,5メートル、幅8メートル。

Img984

丹雪さんのことについてはまた改めて紹介しましょう。取りあえず案内状をアップしておきます。

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定年

2012-10-11 11:12:56 | 喫茶・輪
「喫茶・輪」は一年前、廃業宣言をした。
しかし、急に止めると体調を崩す恐れがあるということで、クールダウン期間を設けた。営業時間を昼ごろまでと縮小し、定食の提供を廃止して営業を続けた。
しかし、食事廃止については表向きになってしまって、もう長い常連さんの原さんが「もうちょっと、俺が定年になるまで頼むわ」とおっしゃるので、以来、そのお仲間の分も含めて10人程度の食事を準備している。
その原さん、この11月で定年。さて「輪」もいよいよ定年?と思っていたのだが、昨日、「どうしても残ってくれと社長から頼まれて」と来年一月まで延長になったのだと。ということで「輪」ももう少しクールダウン期間を延ばします。

参考に、これは昨年の閉店ご挨拶です。

 お食事の店「輪」閉店のご挨拶 

「輪」は昭和62126日に昼定食を中心とした喫茶店としてオープンいたしました。 

 

その日は冷たい風が吹く日でしたが、空はよく晴れておりました。以来24年近く、皆さまに可愛がって頂きました。

  初め、この場所に喫茶店をオープンさせることを知った友人が「頭がおかしなったんちゃうか?」と言いました。そうですね、東西200メートルばかりの西行き一方通行のほとんど人通りのないこの辺鄙な場所で喫茶店を始めるなんて正気の沙汰とは思えません。 

 オープン当初はわずか10席の店でした。しかしすぐに手狭になり、拡張して7席ばかり増やしました。ところがこれでもまた手狭になり、ほどなく二度目の拡張をしました。それが今の店舗です。これはお客さまの支持なくしては叶わぬことでした。

 ここで、24年近くも営業させて頂きました。それもみな、「輪」を可愛がって下さった皆様のお陰です。しかし、やはり時が流れました。ここ数年で状況が変わりました。淋しいことではありますが、このほどやむなく店を閉じることに致しました。24年間、思えば短かったですが、やはり長かったようにも感じます。色んな人との出会いがありました。また悲しい別れもありました。正に「輪」はドラマチックな場所でした。10年前には、「輪」を舞台に繰り広げられるドラマを『コーヒーカップの耳』という本にもしました。また、その後、タウン情報誌『神戸っ子』に「コーヒーカップの耳」と題したエッセーを約10年間100回にわたり連載させて頂きました。どれも、「輪」に集うお客さまの人間性がドラマを生んだのでした。これらは「輪」の大きな財産になっております。心から感謝申し上げます。 

と、ここまで書いて来て、ちょっと考えました。スコンッと一気にやめてしまうのはあまりにもあっけないのではないかと。わたしどもも、急激にリズムが変われば体調を崩すのではないかと、勝手なことを考えました。ということで、お盆まではこれまで通り営業させて頂くことに致しました。しかしお盆以降は、今しばらくクールダウン期間として、午前中の、お茶のみの営業に移行させて頂きたいと思っております。どうか私どもの心中をお察し下さってご理解頂きますよう願い申し上げます。 

                               平成23年盛夏

 お客さま各位<o:p></o:p> 

                            喫茶・輪 店主敬白

 
コメント (2)
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