孫たちを建石のブックオフに車で送って行ったのだが、ついでにわたしもちょっと本棚を眺めました。前に来た時、わたしが望むような本はなかったので、この店にはもう来ることもないと思っていたのだが。
で、今日、この4冊の文庫本を買いました。
高島俊男さんのを2冊。庄野潤三さんのを1冊。そして吉田直哉さんのを1冊。
高島さんは「輪」にも何度かご来店くださった人。この「お言葉ですが…」シリーズはほとんど持っているのだが、偶然この2冊は持ってなかった。まだ2冊あったがそれは所持していた。このシリーズはどれを読んでもメッサ面白く、教養が深まる。目からウロコがポロポロと転げ落ちます。知らない人には超オススメ。1冊105円。吉田さんは元NHKの名プロデューサー。3年ほど前に亡くなられたが、ご生前には年賀状の交換をさせて頂いていた。庄野潤三さんは芥川賞作家。弟さんの庄野至さんは『足立さんの古い皮鞄』という足立巻一先生とのことを書かれた本で織田作之助賞を受けられた人。その時のお祝いのパーティーにお呼び頂いた。ということで、全てわたしと多少の縁のある人の著書である。今日はたまたまわたしの目にとまった4冊を買うことが出来た。
滉はスゴイ。
今日さっき、ブックオフへ行った。今滉がはまっている本は『かいけつゾロリ』。すぐに立ち読みを始めた。『かいけつゾロリ・じごくりょこう』という本。
すっと集中している。
体を右へ左へ揺らし足踏みしながら読んでいる。わたしらが選んでいる間、店員さんがウロウロする狭い通路で、周りのことも気にせずに読みふけっている。ついに一冊読み終わって、帰りに母親に「これ買って」と。しかし季代は「他のを買ってげるから、これは返して」と。結局ほかの『かいけつゾロリ』を2冊買ってもらって帰って来た。
新本で買ったら、1冊900円。しかし古本だから、450円。2冊で900円。けど滉は1冊読んでしまったから、3冊900円。本当なら2700円だ。しかし、古本屋で1冊読み切ってしまうとは。小学一年生、いい度胸してます。
帰ってきて早速、2冊を抱えて読み始めました。