今朝、病院の待ち時間に読んでいた本。
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『冬姫』だが、出てきた言葉に思わず声が出かけた。
病院の待合でなければ「あっ」と声は出ていたと思う。
「莫逆」
「神戸っ子」の11月号に載せる予定のエッセイに出てくる言葉なのだ。
わたしが所蔵する、といっても宮崎翁から託されたものだが、富田砕花師の草稿のことを書いた。
その草稿の中に出てくる言葉。昨日、編集部に送信したばかり。
この言葉、わたし知りませんでした。砕花師の直筆を解読できず、ある人の助けを得て読んだのでした。
広辞苑にはちゃんと載ってます。
「ばくげき」と読み、(バクギャクとも)と。
「意気投合してきわめて親密な間柄」のことだそうだ。
わたしにとっては難しい、この言葉。
『冬姫』にはこんな風に使われている。
《玉子は、十六歳で光秀と莫逆の間柄だった細川藤孝の嫡男忠興に嫁いだ。》と。
ここでは「ばくぎゃく」とルビが振ってある。
易しい言葉ではないと著者の葉室麟さんも承知しておられたのだろう。
まだまだわたしの知らない日本語がいっぱいある。
こんなこと書いたら、また誰かに笑われるかな?
「そんな言葉も知らないのか」と。
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『冬姫』だが、出てきた言葉に思わず声が出かけた。
病院の待合でなければ「あっ」と声は出ていたと思う。
「莫逆」
「神戸っ子」の11月号に載せる予定のエッセイに出てくる言葉なのだ。
わたしが所蔵する、といっても宮崎翁から託されたものだが、富田砕花師の草稿のことを書いた。
その草稿の中に出てくる言葉。昨日、編集部に送信したばかり。
この言葉、わたし知りませんでした。砕花師の直筆を解読できず、ある人の助けを得て読んだのでした。
広辞苑にはちゃんと載ってます。
「ばくげき」と読み、(バクギャクとも)と。
「意気投合してきわめて親密な間柄」のことだそうだ。
わたしにとっては難しい、この言葉。
『冬姫』にはこんな風に使われている。
《玉子は、十六歳で光秀と莫逆の間柄だった細川藤孝の嫡男忠興に嫁いだ。》と。
ここでは「ばくぎゃく」とルビが振ってある。
易しい言葉ではないと著者の葉室麟さんも承知しておられたのだろう。
まだまだわたしの知らない日本語がいっぱいある。
こんなこと書いたら、また誰かに笑われるかな?
「そんな言葉も知らないのか」と。
コメントありがとうございます。
莫逆なんて現在では先ず使いませんもんねえ。
「冬姫」読みごたえがあります。
わたしの身体ご心配いただきましてありがとうございます。
莫逆の友。初めて知りました。
「冬姫」のご紹介を興味深く拝見しました。 コメントいただきました「聴雨」と合わせて読んでみたく思います。
いつもありがとうございます。
どうぞお体 お大事になさってください。