『富田砕花全詩集』

10日に手術を受けた。
麻酔から目覚めたのが夜の8時半ごろ。
翌日、ケータイの受信メールを確かめた。
中にＮ氏からのが入っている。
時刻は10日12：51　。丁度手術中。
「急ですが、お会いできませんか？」と。
もちろん返事はできてない。
この本を届けに来てくださったのだ。

その後のメールで、店のドアのそばに置いてくださっていることがわかり、家内に連絡して家の中に取り込んでもらったのだった。　
わたしは持ってなかったので、これまで必要なときは図書館でお借りしていた。
Ｎ氏にお礼のメールをすると、返事にこうあった。
「私には猫に小判。富田砕花という大家の全集は似合いません。（略）」とのこと。
書架に置くと重厚感がある。
Ｎさん、ありがとうございます。
そして、お愛想なしで申し訳ありませんでした。