あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

車の運転にはドライビングシューズを! ⑤

2025-02-07 12:00:16 | 車の運転 完全自動運転 電気自動車 危険性

写真撮影:2024/10/29 福井県 越前加賀海岸国定公園 「鉾島(ほこじま)」 

写真上:高さ50m やや小規模ながら美しい柱状節理が空に向かっている

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 あいよっこが自動運転において最も気になるのは「技術面の不安」です。イーロンマスク氏によると、「サイバーキャブには充電用プラグが無く、非接触充電を行う」らしく、そういえば道路に充電装置を埋め込んで走行中に充電する、などといったニュースを聞いたことがあります。だとすると自分は寝たり、映画を観たりの状態で、道路と車体間では長時間(?)大きな電力が行き来するわけで、それって電磁波などの影響は気にしなくていいの?

 

 さらにEVは「走る家電」から今や「走るスマートホン」とも称されます。ハンドル・ペダルもない完全自動運転・電気自動車はつまり、道路周辺のあらゆるセンサーやカメラに監視されつつ、ネット経由で運転を制御される、なんだかモノレールみたいな移動体に思えてしかたないです。

 

 その場合最も怖いのは、悪意を持った人が遠隔コントロールすることです。これまで問題視されているように、家電もPC・スマホも、さらに大きなシステムさえも、ネット経由などでセキュリティの壁を簡単に超えて侵入され、サイバー攻撃・サイバーコントロールされています。

 

 問題は車など移動体の場合、直接命にかかわる可能性が高いことなのです。それゆえに完全自動運転技術では、特に「セキュリティの完全防衛技術」の保証が欲しいものです。

 

 それでは完全自動運転・電気自動車以外は遠隔コントロールを拒絶できるのでしょうか?ご承知のようにガソリン車の部品数は電気自動車の10倍多い(約10万点)とされ、電気系統にはAI関連部品数も多いです。(以前調べた時は約3000点だったと記憶するけど、今回検索不可)実際にネット接続やカーナビ・ETCであらゆる車外センサーやカメラ情報を受け取ります。おそらく他者からの遠隔制御も知識やスキルがあれば容易かも?次は一例です。

 

 「IT media News」の「つながるクルマ、自動運転車に潜む脆弱性 不正な遠隔操作でロック解除や始動も…」(2023/1/12 鈴木聖子氏)によると、「脆弱性を発見したのは、Webアプリケーションセキュリティ研究者:サム・カリー氏のチームで、きっかけはメリーランド大学で停めてあった電動スクーターのモバイルアプリをつつきまわして操作した結果、偶然そこにあったすべてのスクーターのクラクション音が発生し、ライトが点灯した」ことだという。

 

 そこで調査をしたところ「過去5年間に製造した自動車はほぼすべて、同じ機能を搭載していた」と気づいた。「もし攻撃者が車両テレマティクスシステムに使われているAPIエンドポイントの脆弱性を発見すれば、クラクションを鳴らしたり、ライトを点灯させたり、遠隔追跡、ロックおよび解除、車両の始動・停止、などの操作が完全に遠隔制御でできてしまう」と警告し、続いてさらに多数の例をあげて脆弱性を指摘しています。

 

 最期に「今回見つかった脆弱性はそれぞれのメーカーが報告を受けて修正を済ませており、既に悪用はできなくなっている」と説明しています。

 

 個人的には、ネットでつながった車や自動運転車などは高齢者の運転にも安心で「何歳まで運転できるのかな~?」と期待も高いです。だけど反面の脆弱性を考えると、結局どっちの選択が正しいの、ということですね?しかしAIやネットワークが危険だから、シンプルな基本デザインに戻りましょう、とはならないでしょうし…。なぜかクラシックカー愛好家の気持ちに共感。

 

 2024/1ラスベガスで開催されたCES(世界最大のテクノロジー見本市)でも注目された「車載ソフトウエアのアップデートを簡単にできる機能」などを充実させて、セキュリティ面の改善もその都度改良されると良いなあ、と期待します。ほんに便利さとリスクのどちらを選択するのか、難しい時代に突入です。

写真:柱状節理はマグマや溶岩が冷え固まるときに収縮して、一般に六角形の柱(時に五角形、四角形もあるらしい)が並ぶ。福井県では「東尋坊」が有名

写真上下:曇り空から奇跡的に青空が広がり、こんなとき「嬉しい!ありがと~」と独り言。

写真下:キンシバイ 艶のある黄色が目をひく

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車の運転にはドライビングシューズを! ④

2025-02-05 15:00:29 | 車の運転 完全自動運転 電気自動車 危険性

写真撮影:2024/5/12~15 福井県 若狭湾 蘇洞門(そとも)クルーズ 

写真上:三方石観音(みかたいしかんぜおん)を見守ってる穏やかな風情

    誰かな?     

 

 ながらくお暇をいただきました~(謝)みなさま新年スタートは快調でしょうか?私方は昨秋から家族の入院・入所と続き、気ぜわしい年末年始でした。

 

 2025新年は比較的暖かく穏やかで、なんだかホッとする気持ちでしたね。一方アメリカ合衆国では、1/7にロサンゼルス地域で大規模山火事が発生し、なんと3週間以上燃え続け、1/31に消防当局が鎮圧を宣言しました。原因とされるのは乾燥と強風で、1万6255棟が全焼、死者29人、不明者14人にのぼる大災害となりました。

 

 山火事がこれほど大きく燃え広がり、消火困難な状況が長引くという考えや経験がなく、大変な驚きです。火事はもとより地震・風水害など、思い出ある家や住み慣れた街の景観が一瞬になくなる喪失感・絶望感には、表現できることばがないです。謹んでお見舞い申し上げます。

 

 この山火事が鎮まろうとしていた1/29に、アメリカン旅客機(乗客64人)にアメリカ軍用ヘリコプター(兵士3人)がサイドから衝突し、ポトマック川に墜落しました。首都ワシントン周辺地域では、最高レベルの監視・管理体制だったはずなのになぜ?当事故では不可解なヘリの動きや管制への反応があるようです。

 

 さらに飛行機事故が続き、東部フィラデルフィアで1/31に医療用小型機(乗員7人)が墜落した事故でも、離陸後一気に急降下するなど激しい動きです。   

 つい最近ではヒューストン空港で離陸前旅客機の翼から出火するなど、通常ではありえないほど飛行機事故が多発しています。亡くなった方々に心よりお悔やみ申し上げます。

 

 なぜか日本でもこうした寒い時期に、このような災害・事故が続いて発生している感覚もあり、昨年を思い出します。神社仏閣に参拝してお祈りするのはたったひとつ。「どうかこれ以上悲惨な自然災害や大事故がおこりませんよう」          

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  さて今回の話は、ドライビングシューズと直接的な関係はあるのかな?無いのかな?

 

 2024/10/11テスラの共同創業者&CEOのイーロンマスク氏は、完全自動運転による電気自動車(EV)である「サイバーキャブ」を披露し、全世界から注目を集めました。シルバーに光るボディは2人乗りのシザードアでスタイリッシュ!なんといってもハンドルもペダルも無い室内は近未来的でびっくり!でした。う~んなるほど、アクセルもブレーキもない自動運転なら、(主に)高齢者による急発進事故もありえないです。

 

 しかし1年以上が経過した現在、当初「2019年末までに完全自動運転機能が完成する」とか「2020年には100万台以上のロボットタクシーが路上を走っている」などは未だ実現していないし、「価格は3万ドル(約450万円)以下で2026年末までに量産開始の予定」も難しそうです。

 

 実現を阻んでいるのは「技術開発の遅れ」や「規制の壁」と言われます。そもそも事故責任を負うのは誰なのか、不具合があった時即対応できるのか、などみんなの考え方が一致するのは現状では厳しいでしょう。結局イーロンマスク氏の説明はトーンダウンしています。余計なお世話ですが、もしかしてトランプ大統領と相性が良いのは、この大言壮語(たいげんそうご)的、つまり物事をおおげさに威勢良く言って、相手をびびらせる感覚がとっても似ているからなの?

  *** すぐ続く ***

写真上:国宝の本殿 

    ここにはおよそ1200年前全国巡礼中の空海大師が、不動岩(大花崗

    岩)に1夜で刻んだと言われる別名「片手観音」と呼ばれる観世音

    菩薩像がある。だが大師が夜明けを告げる鶏の鳴き声で急ぎ下山し

    たため右手首より先が未完成。 

写真下:朝を告げた鶏さん        

写真下:この花はなんだ?「なんじゃ、もんじゃ」じゃ! 

その下:遠景は雲みたいで雨に濡れて重たそう。「三方石観世音」とは別の

    寺社です。

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