あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

東京消防庁による記者会で心にあかりが灯りました

2011-03-21 01:43:42 | 東日本大震災とフクシマ原発事故

 

 

                写真:吉野山中千本あたりの桜。撮影はすべて昨年4月6日。

 

  ひさびさ心にあかりが灯りました。昨夜の東京消防庁による記者会見です。<o:p></o:p>

(また本日は、<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="04:宮城県石巻市;" Address="石巻市">石巻市</st1:MSNCTYST>で生存者2人が救助されたのも嬉しいことです。なんと9日目です!)

 

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会見は総隊長を務めた佐藤康雄警防部長の、冷静でしかも明瞭な口調による解説から始まりました。時系列に沿った説明は地図や写真などを交えて行われ、私たち素人にもわかりやすかったです。

 

 

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準備段階から出動を想定して訓練されていたこと、だけど瓦礫に埋まる現場においては想定外の困難があり、隊員たちが緊張感と放射能の中で、重いホースを手で伸ばしたご苦労がよく理解できました。日頃から多くの現場での経験があり、さまざまな困難に対処されているからこそ可能だったのでしょう。

 

 

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さらに高山幸夫・第八方面総括隊長と冨岡豊彦・第六方面総括隊長のお2人も、厳しい状況のなかでいかに任務を遂行したかを話されました。このように会見できちんと説明されたら、TV関係者のコメントや解説など全く必要ないのだと、認識しました。

 

 

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<o:p>写真:如意輪寺の桜と水仙。</o:p>

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雰囲気が変わったのは記者からの「一番大変だったことは?」という質問に、冨岡氏が「・・・・隊員ですね。・・・(声がつまる)」と答えるあたりからです。隊員たちや家族に寄せる思いがあふれてきました。最後に佐藤康雄警防部長からは「日本の救世主になってください」という妻からのメールが紹介されました。(感動!)

 

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 あいよっこの脳裏には映画アルマゲドンで惑星の衝突回避のために宇宙に向うブルース・ウイリスと、エアロスミスが歌う「I Don't Want to Miss a Thing 俺は何ひとつ、見失うのはいやだよ」のメロディが鳴り響きました。

 

 

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 本日はその効果もあるのでしょうが、三号機はじめ各機の温度や放射線量などが落着いているようすであることも朗報です。危険と隣り合わせで任務を行っているのはそのほか、自衛隊や東電関係者などたくさんいらっしゃいます。あたらめて心からの感謝とお礼を申し上げます。

                     写真:吉野神宮  <o:p></o:p>

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被災地はもちろん、日本中がパニック・不安現象に

2011-03-15 14:38:53 | 東日本大震災とフクシマ原発事故

 

              写真:奈良市月ヶ瀬「一目八景」。今年3月5日、まだ早い。

 

滝のように逆流する海水、渦巻く車や家・・・最初に見たTV映像に言葉を失いました。「たいへんだ!この中に人はいるの?どうしよう・・・」大自然の脅威を前に感じるのは絶望感と無力感ばかり。地震国日本においては想定外の天災・人災はいつでも起こりうると痛感させられました。<o:p></o:p>

 

 

 

山などの自然に1人で入ることが多くなり、あいよっこは初めて「文明を無くした・持たない人間が、いかに自然のなかで無力・非力であるか」を感じ始めました。そして古来よりヒトが群れて生活してきたこと、つながりを大切にしてきたこと、それが自然に対峙できる方法だったとも思います。それは「ひとりで何でもできる」と傲慢になりがちな自分に対する警告でもあります。<o:p></o:p>

 

 

写真:真福寺のお地蔵さん

 

  

 

その後の被災状況や原子力発電所の爆発など、不安はますます募っています。<o:p></o:p>

今はただただ、亡くなった方々のご冥福をお祈りし、被災した方々にお見舞いもうしあげます。そしてできれば公的な募金システムを作って、みんなの力をつなぎ、最も効果的に使って欲しいと期待します。<o:p></o:p>

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この数日間、震災関係の間接的支援で<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="34:広島県福山市;" Address="広島県福山市">広島県福山市</st1:MSNCTYST>に行っていました。そこに<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="07:福島県いわき市;" Address="福島県いわき市">福島県いわき市</st1:MSNCTYST>から親戚のSちゃん(主婦・30)が、三ヶ月の長女を連れて避難してきました。<o:p></o:p>

 

 

 

背中に大きなリュック、両手にも荷物、前にはいっぱい着込んだもこもこ赤ちゃん、といういでたちで東京駅から満員の新幹線に乗り、新大阪で乗り換えて、<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="34:広島県福山市;" Address="福山市">福山市</st1:MSNCTYST>まで疎開してきました。まさに「母は強し」です。<o:p></o:p>

 

 

 

Sちゃんは東京駅で「これから渋谷に遊びに行く話をしている若者たち」にとても違う世界を感じたようです。「まあ自分たちが逃げてきているとは、わからんだろうから無理もないか」と言いましたが、「誰が見てもそのかっこうでは避難しているとわかる」と皆で笑い合いました。これも無事だったおかげです。<o:p></o:p>

 

 

 

 

写真:昨年3月14日。しだれ梅が満開 

 

 

「ここに来るとまるで別の平和な世界に来たよう。とにかく余震がないことがありがたい」と話します。三日間お風呂に入っていないという赤ちゃん(もちろんお母さんも)は、お風呂上り真っ白になりました!ほこりも相当だったのでしょう。

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写真:昨年3月14日。梅の柔らかい波。

 

  

 Sちゃんのことを読売新聞の記者さんが「読売新聞備後版」に載せてくださいました。お暇があれば読売オンラインをご覧ください

 

 

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 「読売新聞備後版 きしむアパート原発爆発…福島の母子福山避難」<o:p></o:p>

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