写真:吉野山中千本あたりの桜。撮影はすべて昨年4月6日。
ひさびさ心にあかりが灯りました。昨夜の東京消防庁による記者会見です。<o:p></o:p>
(また本日は、<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="04:宮城県石巻市;" Address="石巻市">石巻市</st1:MSNCTYST>で生存者2人が救助されたのも嬉しいことです。なんと9日目です!)
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会見は総隊長を務めた佐藤康雄警防部長の、冷静でしかも明瞭な口調による解説から始まりました。時系列に沿った説明は地図や写真などを交えて行われ、私たち素人にもわかりやすかったです。
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準備段階から出動を想定して訓練されていたこと、だけど瓦礫に埋まる現場においては想定外の困難があり、隊員たちが緊張感と放射能の中で、重いホースを手で伸ばしたご苦労がよく理解できました。日頃から多くの現場での経験があり、さまざまな困難に対処されているからこそ可能だったのでしょう。
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さらに高山幸夫・第八方面総括隊長と冨岡豊彦・第六方面総括隊長のお2人も、厳しい状況のなかでいかに任務を遂行したかを話されました。このように会見できちんと説明されたら、TV関係者のコメントや解説など全く必要ないのだと、認識しました。
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<o:p>写真:如意輪寺の桜と水仙。</o:p>
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雰囲気が変わったのは記者からの「一番大変だったことは?」という質問に、冨岡氏が「・・・・隊員ですね。・・・(声がつまる)」と答えるあたりからです。隊員たちや家族に寄せる思いがあふれてきました。最後に佐藤康雄警防部長からは「日本の救世主になってください」という妻からのメールが紹介されました。(感動!)
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あいよっこの脳裏には映画アルマゲドンで惑星の衝突回避のために宇宙に向うブルース・ウイリスと、エアロスミスが歌う「I Don't Want to Miss a Thing ~俺は何ひとつ、見失うのはいやだよ」のメロディが鳴り響きました。
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本日はその効果もあるのでしょうが、三号機はじめ各機の温度や放射線量などが落着いているようすであることも朗報です。危険と隣り合わせで任務を行っているのはそのほか、自衛隊や東電関係者などたくさんいらっしゃいます。あたらめて心からの感謝とお礼を申し上げます。
写真:吉野神宮 <o:p></o:p>