写真:群生するまんじゅしゃげが雨にぬれて重たそう。下北山村で。
9月15日(火曜日)、<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:奈良県奈良市;" Address="奈良市">奈良市</st1:MSNCTYST>から<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:下北山村;" Address="下北山村">下北山村</st1:MSNCTYST>を目指して、国道309号線を走っていました。<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:天川村;" Address="天川村">天川村</st1:MSNCTYST>みたらい渓谷のすばらしい景色を眺めながら、急勾配の道を登って行きます。このあたりが近畿地方でも最も高い地点で、県内最高峰の八経ヶ岳(はっきょうがだけ・標高1915m)、や弥山(みせん・標高1895m)などがそびえています。
写真:みたらい渓谷はむせかえるような濃い緑の木々と白っぽい石が美しい。
さあ行者還(ぎょうじゃがえり)トンネルを抜けると<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:上北山村;" Address="上北山村">上北山村</st1:MSNCTYST>はすぐそこ。・・・のはずでした。 トンネルの前に小さい標識が立ち、よく見ると「通行禁止」とあるではないですかっ! 「うっそおーー!」茫然自失とはこのことです。
<o:p></o:p>
そういえば国道に入るとき案内があったような気が・・・。「トンネル通行禁止」を伝えていたのでしょう。「まさかそんなことないだろう」と一般道路を走る感覚で無視してしまいました。「国道が通れないなんて、ありえない」というあま~~い思い込みです。またそのトンネルを自分が通るのかどうか、良くわからないという他人事感覚もありました。
<o:p></o:p>
たどりついたトンネルの手前は駐車場になっていて、車が10台ほど停まっています。登山を終え着替えをしていた男性に聞きました。「ここが通れないときはどうすればいいのですか?」「20分ほど引き返して洞川方面に右折すれば、<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="20:川上村;" Address="川上村">川上村</st1:MSNCTYST>のホテル杉の湯のところに出ます」と丁寧に教えてくれました。これが後で大変ありがたいことになるのです。
<o:p></o:p>
ここの登山口から、弥山へは往復6-8時間かかるのだそう。次第に雲行きが怪しいとはいえ、これから登るという若い男性もいました。このあたりも大峯山系に含まれ、以前は「女人禁制」だったらしいです。
<o:p></o:p>
ともかく引き返さなければ。まだお昼過ぎではありますが、山道は薄暗く険しく、ときおり不安が心をよぎります。「行者も還るトンネル」(そんな意味?)の前であいよっこも還るしかありません。
写真:山を登り川も上流になると石はやや黒っぽく、角ばってきます。弥山登山口近く。
<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
この後「女人結界の大峯山」の一部分に堂々と入ってしまいます。そしてお腹がすいたあいよっこは茶店でおでん
(1個¥100を3個)なども食べてしまいます。
そして考えたこと・・・。
※「十津川村の旅」は前回で終了と致します。
おつきあいくださってありがとう。
奈良県内の豊かな自然と清らかな水に感謝。