写真撮影はすべて2014/11/17
写真上:レンゲ沼ごしに磐梯山(右)と櫛ヶ峰(左)
今回は福島空港~福島空港の旅程すべてレンタカー(軽・4泊5日・¥23600)にしました。地図や検索ページを見ると「福島空港って不便な場所にあるな~、しかもリムジンバスなどの連絡も悪いし・・・」と感じてしまいました。
これは他の後発的空港でも見かけますが、近隣諸地域への連絡を考慮するあまり、結局中途半端なところに造って利便性も魅力も低下したということでしょうか?
災害の後遺症で観光客などの利用自体が減り、バスも少なくなっているかもしれませんが、それにしてももっと便利な場所にあったなら・・・と思ってしまいます。「造ることより、その後の維持・管理がずうっと重要」という視点が日本的箱モノ政策に足りないところですね~。
2日目朝は快晴、磐越自動車道から五色沼を目指します。すると突然、朝の光に照らされてビロードのように見える雪の磐梯山が登場しました!! 「やっぱ有名な山って何か特別なものを持ってるな~」、道路の端でコーフンしながら撮影です。「猪苗代磐梯高原IC」で降りると、そこにもすばらしい雪景色が広がっていました。
そういえば昨日午後から寒くなり、小雨があったりしたのは、このあたりで雪が降っていたせいだったのね。このあと訪れたレンゲ沼にある「裏磐梯サイトステーション」のスタッフは「この時期(11月中旬)にこれほどの初雪は珍しく、見たことがない」と話していました。この冬の大雪の前兆だったのかな?
この旅の楽しみのひとつ、「五色沼ハイキング」は、その雪のためにやむなく断念です。駐車場のある毘沙門沼(びしゃもんぬま)から先は先人の足跡もなく、道がどう続いているかもわからないのですぅ~。雪の中にタヌキさんを発見! 「五色沼自然探索路」の他にも数多くの自然豊かなトレッキングコースがあり、また次の機会に絶対来たいです。
五色沼「裏磐梯ビジターセンター」横の道路を北に向かうと「レンゲ沼」と「裏磐梯サイトステーション」があります。レンゲ沼周辺は雪の中を散歩することができました。積雪の上にはなにやら動物の足跡もあり、ここから見る磐梯山もすてきです!
ところで「裏磐梯」という名称は良く聞きますが、「磐梯山の北側地域」だと初めて知りました。裏も表もないとは思うけど、「南が表・北が裏」という日本的な慣習かな?
そしてもうひとつ残念だったのは磐梯高原の人気高い「磐梯山ゴールドライン」「磐梯吾妻スカイライン」「同レークライン」・・などの観光道路が11月15日(前日!) で閉鎖されてしまったこと。ま、こんな雪が降るんだから当然といえば当然ですけど・・・。やっぱまた次の春に絶対来たいです。
写真:猪苗代磐梯高原IC付近もすてきな雪景色
写真左:五色沼の代表が毘沙門沼。
水の色が変化します。
写真右:レンゲ沼周辺の積雪に残る足跡・・・・。
なんだろう?
写真:桧原湖周辺も自然や遺跡が多い。「穴沢一族五輪の塔」
写真:桧原湖周辺道路で、野生の
サルさん。
写真:「見祢(みね)の大石」は1888(明治21)の爆発時に火山泥流で約5kmも流された巨岩。長さ9.4m、幅6mあり、元のほぼ3分の1が重みで沈下したという。