写真撮影日はすべて:2014/11/18
写真:それぞれの奇石に名前が。これは「白磁の滝」
3日目(2014/11/18)は猪苗代湖からいわき市方面に向かいます。猪苗代湖は日本4番目の大きさで、ほぼ丸い形はまるで磐梯山のペンダントみたい!でも水質は酸性が強く、小魚しか住んでいないようです。白鳥飛来地として有名な「白鳥浜」ですが、曇り空の下ただ静かに湖面が広がっていました。
磐越自動車道のいわき方面行きが「事故で通行不能」だったので、一般道をあぶくま洞に向かいます。山道からまだ赤く残っている紅葉となめらかに流れる滝を発見。標識には「花滝」とありました。
山越えに時間がかかり予定を超えてやっと到着です。どうもナビが変!判断するあいよっこが変なのかな? 一時はあきらめかけたけれど、「行って良かった、見て良かった。絶対おすすめ!」です。
あぶくま洞は1969年(昭和44年)に発見された鍾乳洞で、東洋一と言われる規模と学問的にも珍しい鍾乳石が観察できます。一般公開されている約600mと探検コース120mがあり、さらに奥には未公開部分約2500mが続いています。
洞内にはつぎつぎと見どころが続き、夢中になって撮影するのですが、暗い上に湿度が高くレンズが曇ってしまうよ~。とっ、突然、暗闇の中にガイドさんが座っていました!ここから「探検コース」(別途¥200)に分かれているのです。
暗闇の細い道をひとり、というのは無意識に心細くなっているのでしょう、一瞬「どうしよう?」と迷ってはみたけれど、このひとり旅とブログのテーマは「ひとり旅の冒険」だし、ここで「探検コース」に行かないでいつ行くの?
結局「探検コース選択」も大正解で、地底探検の楽しさを存分に味わえるよ~。ただ~し、太めなうえに背中にリュック、両手にカメラというあいよっこ、かなり狭かったり低かったりするところではリュックを外したり、荷物を先に出したり、「この先大丈夫なの?」とドキドキ感もたっぷりでした。
最後に到達するメインホール「滝根御殿」は、高さ29m、広さ1000㎡という巨大な空間で、周囲にはさまざまな鍾乳石が取り囲んでいて圧巻です。こんなにすばらしい空間は初めて! 大自然さま、神秘の大アーティストさま、ありがとう!
近くにあるもうひとつの「入水鍾乳洞」は見られず残念だったけど、こちらはさらに「本格的な地底探検」が楽しめるようです。※あぶくま洞 公式HPには割引券(¥1200→¥1000)あり。
***続く***
写真:今でも成長を続ける鍾乳石は世界的にも珍しい
写真左:ごりっぱ!! でしょ?
写真:地元を知り尽くしたガイドさんに案内を頼める。
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写真:あぶくま洞近くのすすき景色