クロツラヘラサギ (黒面箆鷺) は、名前の通り、眼先の皮膚が黒い顔面(ツラ)と、薄く扁平な板状の「ヘラ」のような黒く長い嘴(くちばし)が最大の特徴です。
前回、3月上旬に葛西臨海公園@東京にいたクロツラヘラサギを見て頂きましたが(→ こちら)、今日はその後4月中旬の夏羽 になった様子を見て下さい。
クロツラヘラサギは4月中旬~7月中旬までが繁殖期で、(↓)からお判りのように、成鳥は繁殖期になると後頭部に冠羽 が伸びてきて、その冠羽や胸部が黄色味 を帯びてきます。
クロツラヘラサギの餌は魚のほかエビやカニなどの甲殻類ですから動物食で、嘴を水中の泥に突っ込み、頭を左右に振りながら嘴の触覚で餌を探し当てるという採餌方法が特徴です。
クロツラヘラサギの嘴は、ハシビロガモと異なり、内側に板歯がなく、平ら になっています。(↓)
クロツラヘラサギは全長75センチ位ですが、もっと大きいアオサギ は95センチ位で、一回り大きい感じです。 (↓)で大きさの比較ができますね。
野鳥図鑑ではクロツラヘラサギ若鳥の風切羽先端(翼の先端部)は黒い とありますが、私めが見たロツラヘラサギは黒くありませんでした。(↓) つまり、この個体は若鳥ではなく成鳥だということですね。
(↓)はホウロクシギ とランデビューしたクロツラヘラサギです。
(↓)はクロツラヘラサギの毛繕いの様子と、その後のお昼寝タイムの様子です。
尚、クロツラヘラサギは国(環境省)の絶滅危惧種(IB類) です。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)
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