年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

オオヨシキリ (3)

2024年06月07日 | 写真~野鳥

 
オオヨシキリ (大葦切) は、スズメよりやや大きいウグイスの仲間で、夏に日本に来て繁殖する 夏鳥 です。 (撮影は5月中旬です)
 
河川や海岸などの水辺に広がるヨシ(葦、葭)原に住み、昆虫やムカデなどを食べますが、ヨシ(の茎)を切り裂いて 中にいる昆虫などを捕食するのが 和名の由来です。
 
オオヨシキリは大きく口を開けて(ギャーギャーと騒がしく鳴きますが)口の中が赤いのも特徴です。(→ 口の中が黄色いのはコヨシキリ)
 
(↓)止まったオオヨシキリの重みと 騒がしく鳴く時の振動と 更に 風でヨシが揺れてピントが上手く合ってない鳴く時の写真がありますが、ご容赦を!

  
オオヨシキリは 一夫多妻でも有名です。  その理由は、成鳥でも雛でも、カラスやアオサギ、更には猛禽類の餌として襲われることが少なくないこと、またカッコウに託卵されることも多いこと等で、子供を沢山産んで子孫を残す確率を高める為の知恵のようです。
 
 

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ウズラシギ ~ 夏羽

2024年06月05日 | 写真~野鳥

 
ウズラシギ(鶉鴫) の名前の由来は、ウズラぐらいの大きさであることから らしいです。 その全長は20cm程度、翼長は15cm程度です。
 
日本では秋と春に通過する旅鳥で、海岸近くの池沼畔、ハス田、入江、川岸の水たまり、水田の刈跡などで見られます。
 
頭から背、翼の上面は赤褐色で、黒褐色の小斑がつながり、背はうろこ模様をしています。 胸には小縦斑があり、腹は白色です。
 
畳んだ翼は、尾の先端とほぼ同じ位置にあります。 嘴は頭一つ分程の長さがあり、黒っぽく見えます。 白いアイリングがあり、脚は緑黄色です。
 
ウズラシギの夏羽は、頭頂部は赤褐色で黒い縦斑があり、体上面と胸は赤褐色味が増し、脇や腹に斑点がいくつもあります。(↓)(撮影は5月中旬です)

 
尚、ウズラシギの写真は初めて掲載します。 大昔に参加した探鳥会で、写真は撮れなかったのですが、見たことはあったので、確認した野鳥数にはカウントしておりました(-_-;)。 今回チャンと写真が掲載できて嬉しいです。 
 
 

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ゴイサギ (6) ~ 冠羽

2024年06月03日 | 写真~野鳥

 
ゴイサギ (五位鷺)は1年中見える留鳥ですが、夜行性なので昼間に姿を見るのはやや難しい鳥で、赤目 (虹彩が赤色)なのが特徴です。 
 
また、繁殖期には後頭部に白い羽毛が(1本のように見えますが、実は)3本伸長した冠羽が出来るのが第2の特徴です。(↓)(撮影は5月中旬です)

 

 

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アマサギ (4) ~ 夏羽

2024年05月31日 | 写真~野鳥

 
アマサギ (亜麻鷺、飴鷺)は夏に日本に来て繁殖する夏鳥で、全長50㎝位で、よく混成群を作る60㎝位のコサギよりも一回り小さいです。
 
アマサギ夏羽 は、頭~首~胸と背中がオレンジ色になり(→ 「亜麻(アマ)色」とも飴色 とも言われ)、和名の由来です。 一方、冬羽 は全身真っ白で、嘴はオレンジがかった黄色です。
 
繁殖期のアマサギは目先が赤く、嘴(オレンジ味のある黄色)や脚(黒褐色)も 赤味が強くなる 婚姻色 になります。 (↓)は婚姻色になっているようです。

 
当初は(↑)の夏羽の1羽だけだったのですが、夏羽2羽+冬羽2羽の4羽が舞い降りて来て、計5羽の小群になりました(↓) が、どんどん遠くの方に行ってしまい、遂には全羽飛んで行ってしました。  (↓)は5羽小群全体と冬羽です。 

 

 

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タヒバリ (4) ~ 夏羽

2024年05月29日 | 写真~野鳥

 
タヒバリ(田雲雀、田鷚) は、日本には冬鳥として本州以南に渡来し、体の大きさ、色彩、地上を歩く姿、などがヒバリに似ていて 湿地や稲を刈り取ったあとの水田などでよく見られることから、タヒバリの名がついています。
 
タヒバリは、全体が褐色で地味な色彩の セキレイの仲間です。 よって、歩くときはセキレイ科の鳥らしく尾羽を上下させます。 
 
タヒバリ冬羽の体下面は淡い黄褐色で、胸や脇に縦斑があります。 一方、今日見て頂くタヒバリ夏羽は、眉斑と体下面に橙(赤)味が出てきます。(↓) 


 

 

 
タヒバリは冬鳥のため赤味のある夏羽の姿を見る機会は少ないですが、今回私めが撮ったように、渡る直前の4月中旬あたりには 赤味ががって夏羽になっているものもいるため、狙い所(時季)ですわ。
但し、いきなり出会うと「あんた、誰なん?」と 戸惑うことになるかも?!(笑)
 
 

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ホウロクシギ (3)

2024年05月27日 | 写真~野鳥

 
ホウロクシギ (焙烙鷸) は、春と秋の渡りの途中に日本に飛来する旅鳥で、体長が62センチもあり、日本に飛来するシギではダイシャクシギと並んで最も大きいシギの仲間です。
 
遠い上に逆光だったので 綺麗な写真は撮れなかったのですが、記録の意味で載せることにしました。(-_-;) 

(↑)で、右上奥にもう1羽いて、今回(4月中旬)見たのは2羽でした。

  
尚、ホウロクシギは国の絶滅危惧種II類に指定されている「珍鳥」ですが、広島県では何にも指定されておらず、 逆に、 国では何にも指定されていないが広島県では稀少種に指定されている 似た姿のダイシャクシギよりも 観察例は多いようです。
 
 

 

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キジ (4) ~ オス

2024年05月24日 | 写真~野鳥

 
キジ (雉) は、日本列島特産種留鳥で、日本の国鳥でもある大型の野鳥です。
 
約10年振りに出会ったキジ♂です! よって、写真は多めです(笑)(↓)。

 
オスが両翼を胴体に打ちつけて激しく羽ばたいてブルブル羽音を立てる(時には同時にケーンケーンと鳴く)「母衣打ち(ホロうち)」と言われる行動の画像(↓)。

 
オスのけづめが分かる良い画像が無いのですが、一応 けづめが判る画像を2枚載せておきます。(↓)

 
オスの目の周りの赤い肉垂の拡大画像(↓)

 

 

 

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ツバメ (6)

2024年05月22日 | 写真~野鳥

 
逆光だったので ツバメ (燕)の特徴の赤い喉がよく見えませんが、一番外側の尾羽が他の尾羽より細く 極端に長~いというツバメの別特徴は捉えています(笑)(↓)。

 
昔は 日本の夏鳥の代表「だった」 ツバメですが、最近はツバメの姿を見ることが難しくなりましたね。  (↓)は数年ぶりに見たツバメ巣内のヒナ達です。

 

 

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アオサギ (11) ~ 婚姻色

2024年04月24日 | 写真~野鳥

 
去る4月上旬、普段は黄色い嘴(くちばし)や脚、虹彩がオレンジや朱色に変化する 繁殖初期の「 婚姻色 」になった アオサギ (蒼鷺)に出会いました。

特に嘴の朱色は遠くからでもよく目立つようになり、過去に撮ったにもかかわらず、思わずまた撮ってしまいましたです。

 

 

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セイタカシギ (9) ~ オス

2024年04月22日 | 写真~野鳥

 
去る4月上旬に広い農耕地に「春の渡り」を見に行った時 セイタカシギ (背高鷸)の オス 1羽に出会いました。  直ぐに飛ばれましたが…。

 
尚、セイタカシギは、国(環境省)の 絶滅危惧種II類 に指定されており 日本本土では珍鳥の部類の旅鳥です。
 
 

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カワラヒワ (4)

2024年04月18日 | 写真~野鳥

  
近所の公園で出会った カワラヒワ (河原鶸) です。
風切羽基部の黄色が目立って美しい小鳥です。
 

 
(↑)は、嘴の付け根が黒っぽくないので メスだと思われます。

 

 

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ケリ (4)

2024年03月04日 | 写真~野鳥

 
ケリ  (鳧)は全国的には留鳥ですが、点在する限られた場所でしか繁殖しておらず、西日本、特に私めの住む広島県西部(広島市近郊)では冬鳥 として稀に見られる やや珍しい部類の野鳥です。
 
ケリは、胸に黒い帯があるのが成鳥で、無いのが若鳥です。 嘴(くちばし)が黄色で先端が黒いのが特徴です。 

 

 

 

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タシギ (8)

2024年02月28日 | 写真~野鳥

 
タシギ (田鴫)は、日本では、春と秋に渡りの途中に飛来する旅鳥ですが、本州中部以南では(→ 私めの住む広島も)越冬の記録が数多くあり、冬鳥扱いになっています。
 
広大な農耕地で車を停めて望遠鏡で鳥を探していた時、2m位先の直ぐ下の畔の草むらからタシギが2羽出てきました。 ファインダーで見るには近過ぎて液晶モニターで見ながら撮影しなければならないほどの至近距離でした。(↓)

 
枝被り」ならぬ「草被り」状態であり、そんなに珍しくもないタシギですが、大きく撮れましたので、枚数多いですが、見て下さい。 

 

 

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クサシギ (6) ~ 冬羽

2024年02月23日 | 写真~野鳥

 
クサシギ  (草鷸) は、全国的には、春と秋の渡りの時季に渡来する 旅鳥 ですが、関東以南では (私めの住む広島県でも) 越冬の記録が多数ある為、 冬鳥扱いになっております。
 
クサシギの夏羽は、背と翼に細かい白い斑紋が多く散在しますが、冬羽は、体上面が暗い灰褐色で、白斑が目立たなくなるので、また時季的にみても (↓)は冬羽だと思われます。

 
(↓)は、エンジェルポーズ?をしており、普段は翼で隠れている体上面の白斑(帯)が分かる貴重な?写真(ピントが大甘)です…。 
上尾筒と尾羽も白く先に黒い横班(帯)があるのもわかります。

 

 

 

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オオバン (3) ~ 地上で採餌

2024年02月19日 | 写真~野鳥

  
オオバン (大鷭) は、私めの住む広島県では繁殖が確認された例がありますが 一応「冬鳥」扱いで、県の希少種 になっております。
  
オオバンの見た目の特徴は、上嘴(うわくちばし)が額まで伸びたような白い「額板」があることです。
  
オオバンを見るのはいつも水上に浮かんでいる姿なのですが、珍しくも地上で採餌しているオオバンを見つけましたので、その姿を見て下さい。(↓)

 
所で、オオバンの各足指は、指の両側が平たくなっていて 細長い木の葉形の水かき(弁足)があるのが特徴なのですが、(↓)では弁足は(きれいには)見えません。(とほほ~涙)

 

 

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