年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

NHKプラス (2020年5月)

2020年05月29日 | 日々雑感

NHKはTV番組放送と同時にネットで試聴できる「ネット同時配信」サービス 「NHKプラス」を今年(2020年)3月から始めました。

地上波のGテレとEテレの番組が対象で、パソコンやスマホやタブレットで見ることができます。

機能的には、現在放送中の番組を見る「通常再生」と、放送中の番組の冒頭にさかのぼって見られる「追っ掛け再生」と、過去1週間分の「見逃し再生」が出来ます。

「NHKプラス」を利用するにはメールアドレスを入力し、NHKから来るメールにあるURLで、ID、パスワード、住所、氏名などを記入して返信すると、申込受付メールが来て利用可能になります。

1~2日後に、確認コード入力のお願いというメールが来ます。
1週間以内に届くはずの葉書に記載のURLで「確認コード」を入力して下さい、入力期限はメール発信日から20日間ですよ、という内容です。

(↓)が届いた「確認コード」通知葉書です。

皆様も「NHKプラス」をご利用でしょうから、上記のNHKから来るメールや葉書を受取っているので、珍しくないものでしょうが、一応 記録として記事にしました。


実際に「NHKプラス」を利用してみて、「見逃し再生」は便利ですが、見たいが、権利関係で見れない番組(例えば、「NHKスペシャル」や「明日へ」や「知恵泉」などの大部分)が意外と多いので、当初の期待・予想よりも意外と利用頻度が少ない ですね。

ブルーレイやDVD録画で見るのと、「見逃し再生」で見るのと、どちらが便利かは、どっこいどっこいでしょうかね。

「NHKプラス」はスマホやタブレットで見ることができるのが利点なので、そういう利点を使う機会が多い人には便利なんでしょうけど……。

さて 皆様はどう感じておられますか?

 

 

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マナヅル (2) ~ 幼鳥・若鳥 @鹿児島県出水市

2020年05月27日 | 写真~野鳥

前回 マナヅル (真鶴、真名鶴) 成鳥 の姿を見て頂きました(→ こちら)が、今日はマナヅルの幼鳥・若鳥 の姿を見て頂きます。

(中央奥がマナヅルの幼鳥)


マナヅルの成鳥は頭部や後頸部が白く 顔面が赤いのですが、幼鳥は頭部や後頸部が褐色ですし、顔面も茶褐色です。

幼鳥がもう少し成長して若鳥になると、頭部や後頸部の褐色が成鳥と同じように白色になってきます。

 

(↓)は幼鳥から若鳥へ変わる途中の、頭部や後頸部が褐色から白色に換羽している姿です。

 

ナベヅルと同様に、マナヅルも、基本的に 番(つがい)と、その年に生まれた幼鳥1~2羽との家族単位での行動になります。 

出水平野ではナベヅルもマナヅルも 存分に観察でき 幸せな気分の一日でした。

 

 

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緊急事態宣言の全解除 (2020年5月)

2020年05月26日 | 日々雑感

 
昨日5月25日、政府は 新型コロナウイルス対策の「緊急事態宣言」を継続していた首都圏4都県と北海道の宣言を解除 しました。 
これで 去る4月7日から始まった「緊急事態宣言」は 約1ヶ月半で全解除されたことになります。
 
ただ 神奈川県と北海道は、直近1週間の新規感染者数が人口10万人当たり0.5人程度以下の基準を満たしていませんでしたので、私めはちょっと心配です。
 
 
他方、私めの住む広島県は、5月4日以降 新たな感染者が出ていないこと、医療体制も十分な余裕があること等々から、県民への外出自粛と、事業者への休業・時短営業要請を、5月22日に全て解除 しました。
 
 
感染拡大の第2波、第3波が必ず来ると言われているので、可能な限り、感染予防の生活を続けていこうと思います。 
 
でも やっと鳥撮り に出掛けられるのが 私めは嬉しいですね。
 
  
 

 

(火災で焼け落ちた首里城正殿 @沖縄201912)
 
 
 

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マナヅル ~ 成鳥  @鹿児島県出水市

2020年05月25日 | 写真~野鳥

既報の通り、今年(2020年)最初の鳥撮り旅行は、去る1月15日、世界中のナベヅル (鍋鶴)9割(=約1万5千羽)が、そして世界中のマナヅル (真鶴、真名鶴)5割(=約1,500羽)が越冬する鹿児島県出水(いずみ)市の出水平野(干拓地)にある「ツル観察センター」でした。

マナヅルは全長130センチ位で、ナベヅルの95センチ位より、はっきりと大きいので、また ナベヅルの胴体が灰黒色なのに対して、マナヅルは灰色なので、容易に識別・区別できます。

 

マナヅルは、前頸から耳孔後方への側頸が暗(濃)灰色が続いており、ナベヅルは暗(濃)灰色が途中で途切れているので、容易に識別・区別できます。

 

マナヅルは眼の周囲から嘴基部にかけて羽毛が無く、赤い皮膚が裸出しているのと、耳孔を被う羽毛(耳羽)が暗灰色で(周りの頭部の白色や 眼の周囲の赤色に)目立つのも特徴です。

 

マナヅルの翼は、初列風切や次列風切の羽先は黒いのですが、三列風切は長く白く、雨覆は灰白色です。

(手前がナベヅルで、奥がマナヅルです)

出水市の羽数調査結果では、今冬季のマナヅルの最高羽数は1,642羽(@2019年12月21日)だったそうです。 マナヅルは基本的に 家族単位で行動します。 

(↓)は左側に3羽(番と幼鳥1羽)の家族と、右側も同じく3羽(番と幼鳥1羽)の家族です。

 

マナヅルの番(つがい)は、非繁殖期の冬でも 時には求愛ダンス?をして お互いの愛を確かめ合います。 ツル類は、一度 番になると片方が死ぬまで夫婦であり続けます。

 

一応 マナヅルの後姿も見ておいて下さい。

 

尚、マナヅル自体は国の絶滅危惧II類 に指定されていますが、出水平野は「鹿児島県のツル および その渡来地」として国の特別天然記念物 に指定され、そのツルにマナヅルも含まれています。


次回は マナヅルの幼鳥 の姿を見て頂きます。

 

 

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所得税追徴 振替納税  (2020年5月)

2020年05月22日 | 定年・再雇用・年金

過日、私めの「令和元年(2019年)分の確定申告書」をお見せしましたが(→ こちら)、その結論は、国税としては、農地売却の譲渡所得と年金収入の雑所得の各所得税額の合計から、年金からの源泉徴収所得税額を差引いた 368,400円の所得税追徴 となり、その口座振替日は5月15日(金)でした。

ここ10年近く、確定申告は還付で、その場合は 「国税還付金振込通知書」(→ こちら)が税務署から来て、その数日後に私めの銀行口座に還付金が振込まれていました。
  
では、追徴の場合の手順はどうなのか?  
調べてみると、H21(2009)年分確定申告は 22,600円の追徴だったのですが、事前に税務署から「振替納税通知書」(→ こちら)が来ています。  そして、振替納税後 「振替納税領収証書」(→ こちら)が、何と銀行(!)から来ていました。
 
 
この「振替納税通知書」は、私めの確定申告書の内容通り、税務署に承認されたのか否か(更に もし修正が必要ならば、追徴額が幾らになるのか? お金の準備も必要になりますし…)を、事前確認する為に必要な手続き書類だと思っていたので、今回も「振替納税通知書」が来るのを待っていたのですが、結局 来ないまま 5月15日の口座振替日を迎え、(↓)のように、所得税として368,400円が口座振替されておりました。

(私めの銀行口座のインターネットバンキング「入出金明細」のスマホ画面です)
 
 
まぁ 今の役所(国税庁/税務署)は 昔のように 丁寧に手間はかけませんよ ということですかね。
 
ということは、やはり 銀行からの「振替納税領収証書」も 来ないのでしょうかねぇ…? (→ 1週間過ぎた今も来ておりません!)
 
 
 
 

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ナベヅル (4) ~ 足環付き @鹿児島県出水市

2020年05月20日 | 写真~野鳥

前回まで ナベヅル (鍋鶴) の幼鳥・若鳥・成鳥の姿を見て頂きましたが、その中に足環 が付いた成鳥がいたのに気付かれましたでしょうか?

(↑)では幼鳥が直ぐ後ろにいるので、その親だと思われますが、雌雄どちらなのか(ナベヅルは雌雄同色なので)判りません。

 

この足環付きナベヅルは、ツル観察センターに隣接する西側農耕地で見つけた個体です。

その足環を拡大したのが(↓)です。

 

山階鳥類研究所 のHPの「渡り鳥と足環」から、足環(標識)は「カラーマーキング」と思われ、恐らく「中国」で付けたであろう赤い地色に、白字で「305」と判読できます。

鳥見・鳥撮り人の責務 として、この足環(標識)付きナベヅルの発見を、山階鳥類研究所・鳥類標識センターに写真付きでメール連絡しました。

後日、同センターから得られた回答(部分)は以下の通りでした。

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この度は、ツル観察センター付近で確認された
 ナベヅル 赤305
の記録をお送りいただき、ありがとうございました。

この足環は、ご指摘のとおり、中国で装着されたものです。
この個体は、2011年5月5日に、中国黒龍江省伊春市 新青保護区(N48°18′,E129°34′)の繁殖地で足環をつけられたそうです。
同日に、303番から310番の足環をつけて放鳥しており、そのうちの1羽だということでした。

当研究所では、今回頂いた情報を、「標識鳥回収記録」に登録し、 生態研究のための正式なデータとして保存させていただきます。
また、日本でご報告がありましたことを、中国の当局・担当者にも後日正式に連絡させていただきます。

この度は貴重な標識鳥の発見にご協力いただきありがとうございました。

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鳥撮り人の責務が果たせ、結果的にも標識鳥の放鳥日時・場所なども判明し、このナベヅルが、2011年5月から9年近く生きていることが判り、大変うれしいことでした。 

ツルはカメと並んで長寿と吉兆のシンボルとされていますが、ツルの寿命は大体20~30年と言われていますので、9年だと男盛り・女盛りですね。(笑)

 

 

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ナベヅル (3) ~ 幼鳥・若鳥 @鹿児島県出水市

2020年05月18日 | 写真~野鳥

前回 ナベヅル (鍋鶴)成鳥の姿を見て頂きました(→ こちら と こちら)が、今日はナベヅルの幼鳥・若鳥 の姿を見て下さい。

 

ナベヅルの幼鳥 は、頭頂に黒色や赤色の斑はなく、頭部から頸部が黄(茶)褐色みを帯びています。

幼鳥がもう少し成長して若鳥 になると、頸の黄(茶)褐色が成鳥と同じように白色になってきます。

 

また、(↑)からお判りのように、ナベヅル成鳥の虹彩(目の色)は赤(褐)色ですが、幼鳥・若鳥の虹彩は黒色なのも特徴です。

 

一応 幼鳥の後ろ姿も見ておいて下さい。

 

ツル類は、基本的に家族単位で行動するので、生まれて間もない幼鳥が日本に飛来する時も、その後の生活も親鳥から教えてもらいながら成長します。

そして 若鳥は、越冬後の春にシベリアなどへ帰る(→ 北帰行 )直前に、親鳥から独り立ちを迫られて、単独行動をするようになり、若鳥達は仲間を組んで北帰行します。 北帰行の旅立ちを見てみたいのですが、いつ旅立つか判らないので、無理でしょうね。

 

 

 

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下痢  (2020年5月)

2020年05月15日 | 日々雑感

皆様は 外出自粛中の5月連休を 如何お過ごしでしたか?

私めは、5月連休前半のある日、何年振りかの下痢 になり、1日に5~6回も 文字通り水のような下痢便が出まして、腹はキリキリと痛み、本当に往生しましたです。

下痢の原因で思い当たるとすれば、その前日に団地内のスーパーで12貫880円(税抜)の特売寿司を買ってきて食べたことですが、 かと言って、寿司ネタの生魚による食中毒とは考えにくいですね。   まぁ 胃腸不調気味の所に生魚が引き金になった 食当り では? と思っております。

ともかく、幸いにも 家庭常備薬箱に 「ビオフェルミン下痢止め薬」があったので、それを1日半飲んで事なきを得ました。


下痢の前は 毎朝食後 お通じがあったのですが、水下痢で胃腸の大掃除ができたのか、2日に1回のお通じになりました。  これは新しい発見・体験です。

 
一方、家庭常備薬箱の中にある各種の薬を見てみたら、ほとんどの薬が使用期限切れでした。  例えば、「ビオフェルミン下痢止め薬」の使用期限は2016年7月(!)で、ほぼ4年も前に使用期限が切れていた古いものでしたが、それでも 飲めば効いて 下痢が治まりましたです。(笑) 

ここ数年間、風邪レベルの体調不良はともかく、病気らしい病気をしていないので、薬の使用期限が切れるのも無理ないと思いました。  まぁ 嬉しい誤算?というのでしょうかねぇ…。

近い内に、ドラッグストアへ行って、使用期限が切れていた各種の薬を新しく買い替えることにしております。


独り暮らし で注意すべきことは、体調維持が一番 です。  世話してくれる人がいないので、体調不良や病気になると 直ぐ生活が維持できなくなりますので…。

皆様も ご用心を!

 

 

(4月上旬 近くの公園の桜)

 

 

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ナベヅル (2-2) ~ 成鳥 @鹿児島県出水市

2020年05月13日 | 写真~野鳥

<前回からの 続きです。>

日本の(ナベヅルを含む)ツル類はシベリア東南部や中国東北部で繁殖して、秋に出水平野に飛来して来て越冬します。  ナベヅルが飛ぶ姿を見て下さい。

(手前がナベヅルで、奥はマナヅル です)


ナベヅルの翼は表も裏も灰黒色で、特徴になるような模様はありません。

 

出水平野のツル達は人間に慣れていて、車には無警戒ですが、歩いている人間が近づくと警戒して鳴いたり、離れて行きますが、飛んで逃げることはまずありません。  そんなナベヅルの鳴く姿を見て下さい。  口の中は赤いことが判ります。

 

そして、ツル達は 時には歩いて道路を横断することもあります。

 

かつて、山口県周南市八代盆地のナベヅル を見に行きました(→ こちら)が、出水平野のナベヅルは約1万5千羽もいて壮観ですが、そこら中の農地のどこにでも多数いて、何か有難味が少ない印象を受けましたです。(笑)


長くなり2回に別けましたが、次回はナベヅルの幼鳥 を見て頂く予定です。

 

 

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ナベヅル (2-1) ~ 成鳥 @鹿児島県出水市

2020年05月11日 | 写真~野鳥

今年(2020年)最初の鳥撮り旅行は、去る1月15日、世界中のナベヅル  (鍋鶴) の9割(=約1万5千羽)が越冬する鹿児島県出水(いずみ)市 の出水平野(干拓地)にある「ツル観察センター」でした。

 

(↓)は 「ツル観察センター」の屋上から見たツルの大群ですが、撮影はツルの朝食後の10:30頃で、既に半数超は他所へ移動済みです。

(この干拓地には電柱が1本も無いことにお気付きになりましたか?)

出水平野のツル類は国の天然記念物 に(ナベヅル自体は国の絶滅危惧種II類)、越冬地としては特別 天然記念物 に指定されています。

ナベヅルの胴体が鍋の煤のように黒いのが和名(鍋鶴)の由来で、体長95センチ位で、胴体部は灰黒色で、三列風切が房状で長いので、尾羽が隠されて、尻尾がフワフワ膨らんで見えるのが特徴です。


ナベヅルの額部は細く黒い羽毛があり、頭頂部は 羽毛がなく皮膚の裸出部が赤色 で、白い頸との対比で印象的なのが特徴です。 虹彩は赤(褐)色で、嘴は黄色味のある灰褐色で、先端は淡黄褐色です。

 

<長くなるので 次回に続く>

 

 

 

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雇用保険の追加給付 (続報)  (2020年4月)

2020年05月08日 | 定年・再雇用・年金

厚労省の「毎月勤労統計調査」ではじき出す平均賃金が低めだったミスが発覚して、私めが定年退職後の再雇用時に給付されていた「高年齢雇用継続給付金」も低めだったので  3,209円の追加給付 があったと、先日 書きました。(→ こちら

その時、本来 先に来るはずの「支給決定通知書」が来ないまま、先に私めの銀行口座に振込まれていたので、通知書が来たら再投稿しますと書いておりました。

五月連休直前の4月28日に、やっと「支給決定通知書」(葉書)が来ましたので、御覧ください。(↓)

この通知書の日付は、(↑)の右上赤枠で示すように、振込日4月1日の前々日の3月30日付になっています。
3月30日から今まで約1ヶ月間、この通知書葉書を作るのにかかっていたのでしょうかね??(笑)

支給決定金額は、(↑)の中段赤枠で示す 3,209円ですが、下段赤枠に示されているように、本来の追加給付額は 2,958円 で、加算額(=遅滞金)が 251円 あり、合計 3,209円 になったことが判ります。   (↑)の受給期間(45ヶ月間)で2,958円ですから、単純計算すると65.7円/月です。


支給決定金額は、厚労省の資料から、計算しようと思えば計算できるのですが、給付金を受けた年月の平均賃金の正誤差による給付金の差額を積み上げていき、各年月の差額から今日までの遅滞金をやはり積み上げていくという、手間暇のかかる阿保らしい作業で、外出自粛中の時期とは言え、時間の無駄使いですので、計算しませんでした。(笑)

まぁ これにて一件落着。  ありがたく臨時収入を受け取っておきます。

 

 

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「緊急事態宣言」延長  (2020年5月)

2020年05月07日 | 日々雑感

新型コロナウイルスの感染拡大に対して、4月7日に政府は、7都府県を対象に 5月6日までの緊急事態宣言を発令 しました。  更に、4月16日には対象を全国に拡大し、13都道府県は「特定警戒」地域に指定しました。

期限の5月6日を前に、5月4日夕方、記者会見した安倍首相は、緊急事態の期限を5月31日まで延長 し、対象は今までと変わらず全国で、13都道府県の「特定警戒」地域もそのままでした。

しかし、10日後の5月14日を目処に、専門家会議で、緊急事態解除の可能性を検討する と発言。

一方、政府は基本的対処方針を改定して、「特定警戒」地域以外では外出自粛や施設使用制限の一部を緩和 しました。
  例えば、博物館、図書館、公園は全国的に開放可能。 飲食店の営業時間制限は座席間隔や消毒に配慮すれば緩和可能。 百貨店や学習塾も従業員と客の間に仕切りを設置などの条件で緩和可能。等々。


また、別に専門家会議 座長の記者会見もありました。
そのライブ中継TVを見た私めの全体的な印象は、座長は「新しい生活様式」などの幾つかの提言を発表しましたが、現状と将来を数字を上げて根拠を説明することが少なかった ので、定性的 な単なる印象でしかないように、私めは感じました。 例えば、この数字とこの数字が それぞれ幾ら以下/以上になれば、そして それが2週間続けば、緊急事態宣言を解除できる、とかといった定量的 な根拠説明がないといけないと思います。

専門家、殊に理系の専門家は、どう数字を得るか、得た数字をどう読むか、それが将来何をどう変えるのか を示さなければいけないものだと私めは思っておりますが、残念ながら、数字がほとんど出てきませんでした。 政治家みたいな印象操作に近い発言だったのが、理系の端くれである私めにはとても残念でした。

 
それを打破したのが、大阪府の吉村知事 で、5日夕方に出口戦略を示す「大阪モデル」を発表しました。 何がどうなれば外出自粛や休業要請を解除するのか という明確な数字基準(目標)を示した のです。

いずれも直近7日間の平均値で、「陽性率が7%未満」、「感染経路の判らない人が10人未満」、「重症者向け病床の使用率が60%未満」の3項目です。  これらの基準を、7日間連続で満たしていれば(段階的に)解除すると決めたのです。  そして、5月15日に最初の判断をすると発表しました。  数字自体は大阪府の専門家が出したのでしょうが、それを出せと迫った知事が素晴らしい。  国も、「大阪モデル」を参考に「全国モデル」を出して欲しいものです。

大阪府の吉村知事は弁護士で、理系ではありませんが、この時期に、国に先立って数字目標を設定した(設定させた)のは立派(な政治家)で、県民税を払うなら吉村さんが知事の県で払いたいものです。(笑)

 

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